作品紹介
『南くんの恋人』2004年版は、2004年7月から9月までテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送された、内田春菊の同名漫画を原作とするラブストーリー。二宮和也と深田恭子が主演を務め、ごく普通の高校生カップルが、ある日突然身長16cmになってしまった恋人・堀切ちよみ(深田恭子)と、彼女をそっと守り続ける南進(二宮和也)のピュアで切ない日々を描いた全11話です。
フォーチュンクッキーで未来を知り、小さくなってしまったちよみと、ミナミベーカリー(パン屋)に住む南進の不思議な同棲生活——幻想とリアリティの狭間で、「誰かを守る」という若い恋のかたちが丁寧に紡がれます。脚本は中園ミホ、ロマンティックな余韻を残すラストが話題になった2004年夏の記憶に残るドラマです。
話題になったポイント
ポイント1:深田恭子の“16cmヒロイン”
身長16cmになったちよみを、深田恭子が特撮合成と表情芝居で丁寧に表現。「深キョンの可愛さがピーク」として今も語り継がれます。
ポイント2:二宮和也の繊細な南進像
攻撃的な感情を見せず、静かに彼女を守り続ける南進を、当時21歳の二宮和也が成熟した演技で表現しました。
ポイント3:ファンタジーとリアリズムの両立
内田春菊原作の不思議設定を、下町・亀戸の生活描写で地に足着かせる演出。非日常が日常に溶ける独特の空気感が支持されました。
ロケ地ガイド
南くんとちよみの生活圏
亀戸〜小岩の下町情緒が漂うロケ地。
- パン屋(東京都江東区亀戸):ミナミベーカリー
- 一軒家(東京都江戸川区東小岩):堀切鮨
- 亀戸五丁目中央通り商店街(東京都江東区):野村麗花が南進に声を掛けた商店街
- 新六の橋交差点(東京都江東区):第7話でちよみが必死で渡った横断歩道
通学路と学園
高校と部活の舞台。
- 埼玉県立白岡高等学校(埼玉県白岡市):緑が丘高等学校
- タントンエン(千葉県市川市):フォーチュンクッキーの中華料理店「天華楼」
- 国営昭和記念公園(東京都立川市):第1話の高校駅伝西関東大会の会場
- 上尾運動公園(埼玉県上尾市):中央文化大学スポーツ推薦入学審査会
湘南〜屋久島まで広がる印象的なロケ地
恋の節目を彩る海と滝。
- 江ノ島電鉄江ノ島駅(神奈川県藤沢市):第6話の二人の降車駅
- 片瀬西浜海水浴場(神奈川県藤沢市):第6話の砂浜
- 腰越漁港(神奈川県鎌倉市):第6話でキスをした防波堤
- 夕日の滝(神奈川県南足柄市):最終話の「月下の泉」
- 縄文杉(鹿児島県屋久島町):最終話の屋久島の写真
聖地巡礼のおすすめルート
【1日プラン】亀戸〜江ノ島の南くんロードムービー
午前:亀戸で南進の世界(ミナミベーカリー周辺・亀戸五丁目商店街)を散策 → 昼:東小岩の堀切鮨モデル地へ移動 → 午後:新幹線・湘南新宿ラインで江ノ島へ移動し、江ノ島駅・片瀬西浜・腰越漁港で第6話の恋を再現。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks平均★3.6、レビュー数2200件超。平均視聴率9.4%と木曜ドラマとしての健闘を見せました。
好評だったポイント
「深キョンと二宮の相性が抜群」「下町ののんびりした空気感が良い」「原作ファンも納得の優しい世界観」「最終話の屋久島シーンが印象的」と、切なくも温かい恋愛譚として長く愛される作品です。