作品紹介
『仮面ライダーアギト』は2001年1月から2002年1月までテレビ朝日系で毎週日曜朝8時枠で放送された全51話の特撮テレビドラマです。制作は東映。仮面ライダー30周年記念作品として、平成仮面ライダーシリーズ第2作として放送されました。主演は賀集利樹(津上翔一/仮面ライダーアギト役)、共演は要潤(氷川誠/G3役)、友井雄亮(葦原涼/ギルス役)、秋山莉奈、升毅ら。脚本は井上敏樹、音楽は丸山和範。平成仮面ライダーシリーズで今なお破られない最高平均視聴率11.7%を記録した、シリーズ屈指のヒット作です。
記憶を失った青年・津上翔一(賀集利樹)。美杉家に居候し、のんびり屋で天然気味な生活を送っていますが、"アンノウン"と呼ばれる謎の生命体が出現すると、金色の戦士・仮面ライダーアギトに変身する力を宿しています。警視庁刑事・氷川誠(要潤)はG3スーツを纏ってアンノウンに立ち向かいますが、その圧倒的な力にはなすすべもなく、アギトに救われる日々。一方、異形の力に苦しむ葦原涼(友井雄亮)は仮面ライダーギルスとしてアギトと対峙しますが、彼もまた運命に翻弄される一人——。
3人のライダー(アギト・G3・ギルス)が織りなす複雑な因縁、そしてアンノウンの正体を巡る壮大な謎解き。前作『仮面ライダークウガ』からさらに進化した平成仮面ライダーの世界観と、シリーズの基礎を固めた物語構造で、後続作品に大きな影響を与えた傑作です。
話題になったポイント
平成仮面ライダー史上最高視聴率
平均視聴率11.7%という、平成仮面ライダーシリーズ20年以上の歴史の中で今も破られない最高視聴率を記録。仮面ライダーシリーズ史の金字塔の一作です。
3ライダー制の完成
アギト・G3・ギルスという3人の仮面ライダーが登場する構造が後続作品の標準となり、平成仮面ライダーシリーズ全体のフォーマットに大きな影響を与えました。
賀集利樹×要潤の抜擢
当時無名だった賀集利樹と要潤が主要キャストに抜擢され、本作をきっかけに俳優としてのキャリアが始まりました。"イケメン仮面ライダー俳優"というブランドの原点とも言える作品です。
ロケ地ガイド
警視庁と美杉家
氷川誠の勤務先・警視庁や、津上翔一の居候先・美杉家は、関東の象徴的な建物で撮影されました。
アギトとアンノウンの戦闘舞台
毎話繰り広げられる3ライダーvsアンノウンの戦闘は、関東の印象的なロケ地で撮影されました。
- 湯島聖堂:第3話のアギト戦闘
- 三戸浜海岸:第4話の津上翔一発見
- ラフレさいたま:第7話のバイクシーン
- 多摩テック:第7話のアギト戦闘遊園地
- 乃木坂トンネル:第7話のトンネル
- 入間川の関越自動車道入間川橋:第12話の橋下戦闘
- 天王洲アイルふれあい橋:第17話のギルス戦闘
- 六本木トンネル:第26話のアンノウン戦闘
- 馬の背洞門:第28話の海岸戦闘
クライマックスと転換点
物語の重要な転換点となるシーンは、関東の印象的なロケ地で撮影されました。
聖地巡礼のおすすめルート
湯島・神田アギトルート
湯島聖堂→乃木坂トンネル→六本木トンネルと、都心のアギト戦闘シーンを巡るコース。
湾岸+埼玉アギトバイクルート
天王洲アイルふれあい橋→旧岩淵水門→ラフレさいたまと、平成仮面ライダーのバイクアクションを再現するドライブコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
平均視聴率11.7%(平成仮面ライダー最高記録)、Filmarks高評価。シリーズファン・特撮マニアから圧倒的な支持を獲得する傑作です。
好評だったポイント
賀集利樹の天然系主人公、要潤の真面目な刑事、友井雄亮のダークヒーロー、井上敏樹の複雑な人間ドラマ、3ライダーの対立と共闘。平成仮面ライダーシリーズの基礎を築いた名作として、後続の数多くの作品に影響を与え続けています。