作品紹介
『愛してたって、秘密はある。』は、2017年7月16日から9月17日まで日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された全10話のサスペンスドラマです。秋元康が企画を手がけ、福士蒼汰と川口春奈がダブル主演を務めました。主題歌は家入レオの「ずっと、ふたりで」。
司法修習生の奥森黎(福士蒼汰)は、同じ法科大学院のクラスメートである立花爽(川口春奈)と結婚の約束を交わし、幸せな日々を送っていました。しかし黎には、中学3年生の時に母親に暴力を振るう父親を殺害し、母・晶子とともに遺体を庭に埋めたという重大な秘密がありました。
結婚を前にして、埋められていた父の遺体が何者かに掘り返されるなど不可解な事件が次々と起こり始めます。黎を追い詰める謎の人物の正体、爽の兄・暁人(賀来賢人)の執念深い取材、そして黎自身の中に潜むもう一つの人格「朔」の存在が、物語を予測不能な結末へと導いていきます。
話題になったポイント
毎話ラストの衝撃展開
各話の終盤に必ず大きなどんでん返しや衝撃の展開が用意されており、「次回が気になって仕方ない」という声がSNS上で多数見られました。特に父親の遺体が掘り返されるシーンや、黎を追い詰める人物の正体が徐々に明かされていく過程は、視聴者を毎週釘付けにしました。
福士蒼汰の二重人格演技
最終話で明かされた黒幕の正体は、黎の中に存在するもう一つの人格「朔」でした。善良な青年・黎と冷酷な朔を演じ分けた福士蒼汰の演技力は視聴者から高く評価され、「福士蒼汰のイメージが変わった」という声も多く寄せられました。
横浜を中心とした美しいロケーション
みなとみらいや山下公園、赤レンガパークなど横浜の名所が多数登場し、ドラマの映像美を支えました。サスペンスフルな物語と対照的な横浜の美しい風景が、作品に独特の雰囲気を与えています。最終回の視聴率は10.1%を記録し、シリーズ最高を達成しました。
ロケ地ガイド
横浜・みなとみらいエリア
ドラマの主要な舞台となった横浜みなとみらい地区。黎と爽のデートシーンや重要な場面が数多く撮影されました。
- アニヴェルセルみなとみらい横浜前の遊歩道:黎と爽が立花家を訪れた帰りに歩いていた場所。みなとみらいの夜景が美しいスポットです
- みなとみらいグランドセントラルタワー:黎と爽の父・弘晃が話していたビルの屋上シーンの撮影地
- グランドオリエンタルみなとみらい:奥森家と立花家が顔合わせをしたレストランとして使用されました
- 赤レンガパーク:顔合わせの後、黎と爽が歩いていた場所。横浜観光の定番スポットです
- 汽車道:黎と爽が病院の帰りに歩いていた道。旧鉄道の線路を活用した遊歩道です
- ハートコート横浜:黎と爽が下見に訪れた結婚式場
- ナビオス横浜:黎と爽がデートの待ち合わせをした場所
- 万国橋交差点:黎と爽が待ち合わせた交差点
横浜・山下公園~元町エリア
横浜の代表的な観光地である山下公園周辺も、多くのシーンに登場しました。
- 山下公園:黎と爽がキスをした印象的なシーンの舞台。横浜港を一望できる公園です
- 港の見える丘公園:黎が指輪を見ていた公園。横浜港やベイブリッジを望む絶景スポット
- 旧横浜地方裁判所:黎と爽が待ち合わせをした場所。歴史的な建築物です
- LIVE LOVE LAUGH横浜店:爽と黎、茜がドレスを見に来たお店
- MOTO MACHI花こ:黎が花の送り主を調べに行った花屋
横浜・大岡川周辺エリア
大岡川沿いは桜の名所としても知られ、ドラマの各話で印象的に使用されました。
川崎エリア
検察庁や警察署など、物語の重要な施設のロケ地として川崎市内の建物が使用されました。
- 川崎市役所南庁舎:神奈川地方検察庁として撮影された場所
- 川崎運送:港西警察署の外観として使用されました
- 川崎駅前仲見世通商店街:黎が警察を避けて歩いた繁華街のシーン
東京・湾岸エリア
東京湾岸の公園や橋が、物語の転換点となるシーンに使われています。
- 朝潮運河の朝潮小橋:黎がトロフィーを投げ捨てようとした橋
- 水の広場公園:安達虎太郎と浦西果凜が出会っているのを黎が見つけた公園
- 春海橋公園:暁人が爽に電話をかけていた場所
- オリエンタルダイヤモンド丸の内店:黎と爽が結婚指輪を選んでいたジュエリーショップ
東京・下町~渋谷エリア
浅草や深川、渋谷など東京各所も印象的なシーンに登場しました。
- 浅草 中華太陽:爽が父・暁人に結婚の報告をした中華料理店
- 小名木川の萬年橋:黎が依頼人の女性と話していた橋。深川の風情ある景観が印象的です
- 隅田川の河原:依頼人の女性が襲われそうになった緊迫のシーン
- Cafe & Dining ballo ballo 渋谷店:安達虎太郎と浦西果凜が話をしていたカフェ
- HOTEL EMANON:安達虎太郎と浦西果凜が話をしていたカフェ
その他のエリア
神奈川や千葉など、首都圏各所でもロケが行われました。
- 屏風ヶ浦:黎と晶子が車を海に落とした海岸。物語の重要な過去のシーンです
- 首都大学東京(旧東京都立大学):爽が黎にプロポーズした図書館のシーン
- 木更津総合高等学校:黎が話を聞きに行った学校
- 多摩川浅間神社:花火大会の会場として使われた場所。多摩川の花火が美しく見えるスポットです
- 舟渡水辺公園:黎が暁人に捕まえられた公園
- JR東海道本線品川駅港南口:安達虎太郎と浦西果凜が黎逮捕のニュースを見ていた場所
聖地巡礼のおすすめルート
横浜みなとみらい満喫ルート(半日コース)
JR桜木町駅を出発し、汽車道を歩いてみなとみらい方面へ。アニヴェルセルみなとみらい横浜前の遊歩道や赤レンガパークを巡り、グランドオリエンタルみなとみらいでランチ。午後は万国橋交差点から大岡川の北仲橋を渡り、旧横浜地方裁判所まで散策する約3時間のコースです。主に黎と爽のデートシーンを追体験できます。
横浜・山下公園~港の見える丘ルート(2〜3時間)
山下公園からスタートし、黎と爽のキスシーンの場所を訪問。山手エリアに移動して港の見える丘公園で横浜港の景色を楽しみ、元町商店街方面に下りてMOTO MACHI花こやLIVE LOVE LAUGH横浜店を巡ります。横浜の高台から海辺までを楽しめる散策ルートです。
東京・深川~湾岸ルート(3〜4時間)
門前仲町駅から小名木川の萬年橋を訪れ、深川の下町情緒を味わいます。豊洲方面に移動して水の広場公園、春海橋公園を散策。お台場・有明エリアの水辺の風景とともにドラマのシーンを振り返ることができるルートです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの評価は5点満点中3.4点(188件のレビュー)。評価の62%が3.1〜4.0点に集中しており、全体として「見ごたえはあるが完璧ではない」という評価に落ち着いています。全話平均視聴率は8.6%で、最終回は10.1%とシリーズ最高を記録しました。
好評だったポイント
「毎話のラストが衝撃的で、次の展開が気になって一気見した」「福士蒼汰の二面性のある演技が見事」「横浜の美しい景色がドラマに華を添えている」といった声が多く見られました。特に中盤までのサスペンス展開は評価が高く、「先が読めないドキドキ感がたまらない」という感想が目立ちます。一方で「結末の二重人格オチには賛否が分かれた」「Hulu限定の続編に誘導する構成に不満を感じた」という意見もあり、終盤の展開については視聴者の間で評価が割れました。