作品紹介
『あんぱん』は、2025年3月31日から9月26日まで放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)第112作です。今田美桜が主演を務め、「アンパンマン」の原作者として知られる漫画家・やなせたかし夫妻(やなせたかし&暢)をモデルに、戦中戦後を駆け抜けた高知の少女・朝田のぶと、彼女の夫となる柳井嵩の50年に渡る愛と創作の物語を描いた朝ドラ。脚本は中園ミホ、北村匠海が嵩役を演じ、再現度の高さで放送開始から大反響を呼んだ話題作です。
昭和初期、高知県御免与町。"ハチキンの娘"と呼ばれるほど活発な少女・朝田のぶ(今田美桜)は、街路を駆け回る元気な娘。同じ町で叔父の家に身を寄せる柳井嵩(北村匠海)は、幼くして父を病で亡くし、おとなしい少年として育っていた。2人は1個のあんぱんがきっかけで出会い、心を通わせる。やがて戦争の足音が近づき、嵩は出征、弟・千尋を戦争で失う。のぶも最愛の人を失い、価値観が揺らいでいく。終戦後、のぶは「自分にとって何が正しいかは自分で決めねば」という思いから、新聞社初の女性記者となる。嵩も新聞社に入社し、2人は同じ雑誌に関わるようになり——やがて誰もが愛するヒーロー「アンパンマン」が生まれる物語へと繋がっていく。
中園ミホ脚本、ヒロイン・今田美桜の好演、北村匠海の再現度の高い嵩役で、SNSでも放送開始直後から大きな話題に。やなせたかし夫妻という国民的キャラクターの作者夫婦をモデルとした朝ドラとして、戦中戦後の苦難と「アンパンマン」誕生に至る希望の物語が、令和の視聴者の心を掴んだ一作です。
話題になったポイント
やなせたかし夫妻がモデル
「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしと、その妻・暢さんをモデルにした朝ドラ。脚本の中園ミホがやなせたかしと小学生時代から文通していた縁で執筆を引き受けた、特別な背景を持つ作品です。
北村匠海の再現度
柳井嵩(やなせたかしモデル)役の北村匠海の再現度が放送開始直後から大反響。やなせたかし本人を彷彿とさせる丁寧な演技が、視聴者の心を掴みました。
今田美桜の朝ドラ主演
"日本一かわいい女子高生"出身でブレイクを続けてきた今田美桜が、ついに朝ドラ主演に抜擢。"ハチキンの娘"のぶの活発さと芯の強さを、現代的なヒロイン像で表現しました。
ロケ地ガイド
高知・御免与町シーン
のぶと嵩の故郷・高知県御免与町を再現したロケ地です。
- 旧上岡小学校:のぶや嵩が通う御免与尋常小学校。
- 旧東武鉄道下小代駅:御免与駅。
- 城里町の田んぼ:御免与町の田んぼ風景。
- 物部川:よく出てくる御免与の川。
- 琴が浜:夢ヶ浜のシーン。
- ワープステーション江戸:御免与町の町並み・銀座の町並み。
- 真岡鉄道沿いの道:第1話で蒸気機関車と並走したのぶの場面。
- 水海道風土博物館「坂野家住宅」:第1話で田川岩男が住む屋敷。
- 雀神社:第2話のパン食い競争の御免与神社。
戦中・受験・東京シーン
戦時中の進学・出征・新聞社のロケ地です。
- 東京学芸大学附属高等学校:嵩が受験した高知第一高等学校。
- 旧茨城県立土浦中学校本館:のぶが受験した高知県高智女子師範学校。
- 東京農工大学府中キャンパス:嵩が受験した東京高等芸術学校。
- 明治村 歩兵第六聯隊兵舎:陸軍小倉連隊庁舎。
- 聖天宮:日本軍の駐屯地。
- Science Tokyo:高知新報の社屋。
- 日本橋三越:嵩が就職した三星百貨店。
- マンション:柳井家が引っ越したマンション。
- ひとみ座:怪傑アンパンマンが上演された劇場。
地方・最終話シーン
千葉・静岡・東京の終盤シーンのロケ地です。
- 九十九里浜:第7話で朝田メイコがのぶを連れて行った砂浜。
- 那賀川沿いの道:第20話でのぶが歩いたなまこ塀のある道。
- 丹野平:第21話でのぶが登った山。
- 天神男坂:第22話でのぶと嵩が登った階段。
- 新河岸川の舟渡大橋:最終話で嵩とのぶが渡った橋。
- 国営昭和記念公園:最終話のラストシーンの銀杏並木。
聖地巡礼のおすすめルート
高知・御免与町ルート
旧上岡小学校から物部川、琴が浜、真岡鉄道沿いの道、雀神社を巡れば、のぶと嵩の故郷の世界を体感できます。
戦中・東京ルート
明治村 歩兵第六聯隊兵舎、Science Tokyo、日本橋三越、国営昭和記念公園を巡ると、戦中戦後を生きた2人の人生の軌跡を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
放送開始直後から「北村匠海の再現度がすごい」とSNSで話題沸騰。やなせたかし夫妻という国民的アイコンを朝ドラで丁寧に描いた令和の朝ドラとして、高い評価を獲得しています。
好評だったポイント
「北村匠海のやなせたかし再現度が圧巻」「今田美桜の活発な演技が新鮮」「中園ミホの脚本に深みがある」「アンパンマン誕生の物語に泣ける」「戦中戦後の描写が丁寧」といった感想が寄せられました。