作品紹介
『監察医 朝顔』は、2019年7月から9月までフジテレビ系「月9」枠で放送された上野樹里主演のヒューマンドラマです。香川まさひと原作・木村直己作画の同名漫画を原作に、東日本大震災で母を失った法医学者・万木朝顔が、刑事の父と娘とともに、死者と向き合う中で家族や愛を考えていく物語。シーズン2(2020年)まで続く人気シリーズに発展しました。
大学病院の法医学教室で監察医として働く万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県警の刑事・万木平(時任三郎)の娘。朝顔の母・里子は東日本大震災で行方不明のまま——震災後、父と娘は互いの傷を抱えながら生きてきた。朝顔は3歳の娘・つぐみを育てる母でもあり、刑事の桑原真也(風間俊介)と家族として暮らしている。日々持ち込まれる遺体と向き合いながら、亡くなった人々の想いを"声"として聴き取る朝顔の姿は、視聴者に「死者を悼むこと」「家族とは何か」を問いかけます。
東日本大震災を作品テーマに据えた誠実なヒューマンドラマ。法医学の専門性を丁寧に描きながら、家族愛・命の尊さ・喪失と再生というテーマを深く掘り下げた、月9の新境地を切り拓いた作品です。
話題になったポイント
上野樹里の繊細な演技
『のだめカンタービレ』のイメージとは異なる、繊細で芯の強い法医学者を上野樹里が好演。悲しみを抱えながらも前を向いて生きるヒロイン像を、温かく演じきりました。
東日本大震災を真摯に描く
震災で母を失った設定を物語の根幹に据え、東北の被災地・岩手県大船渡市でのロケも実施。震災を風化させず、向き合い続ける姿勢が、視聴者に深い感動を与えました。
時任三郎との父娘関係
朝顔の父・万木平を時任三郎が熱演。震災で妻を失った刑事という重い設定を、抑制された演技で表現。上野樹里との父娘の絆が物語の柱となりました。
ロケ地ガイド
神奈川・横浜エリア
朝顔と父が暮らす街として、神奈川県の風景が物語の主要舞台です。
- 日本大通り:横浜の歴史ある大通り。
- 大岡川の北仲橋:横浜の川沿いのシーン。
- 大岡川の大江橋:大岡川の橋。
- 野毛山公園:横浜の歴史ある公園。
- MOTO MACHI花こ:元町の店舗。
- ノートルダム横浜みなとみらい:みなとみらいの教会。
- 象の鼻パーク:横浜の臨港公園。
- 東洋英和女学院大学横浜キャンパス:法医学教室のロケ地。
- 富岡並木ふなだまり公園:横浜の海辺の公園。
岩手・東北被災地エリア
朝顔の母の故郷として、震災の記憶を残す東北の風景が登場します。
- 三陸鉄道リアス線甫嶺駅:岩手県大船渡市の三陸鉄道の駅。
- 建物:岩手の建物。
- 坂道:岩手の坂道。
- 空地:宮城の空地。震災の記憶を伝えるシーン。
東京・グルメ/カフェ
- 路地裏もんじゃ もん吉:月島のもんじゃ店。
- 浅草 中華太陽:浅草の中華料理店。
- 喫茶ロマン:レトロな喫茶店。
神奈川・千葉エリア
- 横浜国際プール:神奈川の競泳プール。
- 花ノ木製作所:神奈川の工場。
- 小櫃堰公園(おびつぜきこうえん):千葉の公園。
- 燈籠坂大師の切通しトンネル:千葉の絶景トンネル。
- 木更津市クリーンセンター:木更津の施設。
- ビル:千葉のビル。
東京・橋/水辺エリア
聖地巡礼のおすすめルート
横浜法医学ルート(半日コース)
日本大通りから野毛山公園、大岡川の北仲橋を歩く、朝顔の生活圏を辿るコース。
三陸鉄道追悼ルート(日帰り)
三陸鉄道リアス線甫嶺駅を訪れ、震災後の復興と朝顔の母の故郷を感じる、東北の旅。
視聴者の声・評判
評価スコア
2019年夏クールのフジテレビ月9ドラマとして放送。続編シーズン2が制作されるほどの人気を博した名作です。
好評だったポイント
「上野樹里の演技に毎回泣ける」「東日本大震災を真摯に描いている」「家族の温かさが伝わる」「時任三郎の父親像が素晴らしい」「法医学者の仕事の尊さを知った」という声が寄せられています。