作品紹介
『浅見光彦シリーズ21 平家伝説殺人事件』は2005年にTBS系「月曜ミステリー劇場」枠で放送された2時間サスペンスです。主演は沢村一樹(TBS版浅見光彦)、共演は榎木孝明(浅見陽一郎役)、野際陽子(浅見雪江役)、藤田美保子、村井邦男ら。原作は内田康夫の同名小説。高知県の四万十川流域・平家の落人伝説が残る山村を舞台に、2つの時代と2つの場所で起きた殺人事件を浅見光彦が繋いでいくご当地ミステリーです。
浅見光彦(沢村一樹)は、徳島行きのフェリーで見知らぬ夫婦・稲田広信と萌子と出会います。妻・萌子の故郷である高知県・藤野川村へ向かう途中、広信は泥酔してフェリーから落下死。2年後、萌子には多額の保険金が支払われていました。そして東京のマンションで、同じ村出身の男が自殺と見られる状況で死亡します。浅見は2つの事件の繋がりに気づき、平家の落人伝説が残る四万十川流域・藤野川村へ向かい、複雑に絡み合った連続殺人の真相に迫っていきます——。
四万十川の沈下橋、平家の滝、安並水車の里、桂浜、はりまや橋など、高知県の美しい自然と風景を惜しみなく映像化。沢村一樹版浅見光彦の代表作の一つとして、原作ファン・高知観光ファン双方から支持される一作です。
話題になったポイント
四万十川の沈下橋オールロケ
"日本最後の清流"と称される四万十川の沈下橋(半家沈下橋、岩間沈下橋)、四万十川橋を全編で活用。水郷の美しさを伝える観光ミステリーとしても第一級です。
平家の落人伝説
四国山地の平家落人伝説を物語の核に据えた、伝承と歴史が絡む骨太なミステリー。浅見光彦シリーズの地方色の濃さを堪能できます。
岩間沈下橋のキスシーン
クライマックスの岩間沈下橋での浅見と稲田佐和のキスシーンは、浅見光彦シリーズ中でも印象に残る場面。沢村一樹の浅見の人間味を象徴するシーンとしてファンに記憶されています。
ロケ地ガイド
高知・四万十川の絶景
物語の中心舞台である高知県・四万十川流域は、自然の絶景が全編を彩ります。
- 桂浜:浅見光彦の取材海岸
- はりまや橋:浅見と雪江の待ち合わせ
- JR予土線鉄橋:気動車の鉄橋
- 四万十川の半家沈下橋:浅見の渡る沈下橋
- 的淵川の六畳大橋:赤いトラス橋
- 平家の滝:浅見と稲田佐和の出会い
- 四万十川:舟に乗った川
- 四万十川の四万十川橋:赤いトラス橋
- 安並水車の里公園:水車のある別れの場
- 四万十川の岩間沈下橋:キスシーンの沈下橋
四万十川村と熊井隧道
平家の落人伝説の舞台となる山村と、浅見の宿泊ホテル。
- 熊井隧道:稲田広信に驚かされたトンネル
- 新ロイヤルホテル四万十:浅見と雪江の宿泊ホテル
東京・神奈川の事件現場
もう一つの事件現場である東京と、登場人物の住居。
- マルニー:SNACK「サルート」
- マンション:稲田萌子の目撃マンション
- マンション:稲田萌子のマンション
- 六本木トンネル:浅見と刑事の会話
- 東京港フェリーターミナル:高知行きフェリー乗り場
- 神田川の仲之橋:浅見と稲田佐和の会話
- 隅田川テラス:浅見と稲田萌子
- 胸突坂:浅見と稲田佐和の会話階段
聖地巡礼のおすすめルート
四万十川沈下橋1日ルート
半家沈下橋→岩間沈下橋→四万十川橋→安並水車の里公園と、日本最後の清流の沈下橋群を巡る高知1日コース。
高知市+桂浜ルート
はりまや橋→桂浜→平家の滝と、高知市内と山間部を結ぶ観光ルート。
視聴者の声・評判
評価スコア
沢村一樹版浅見光彦シリーズの代表作として、原作ファン・2時間サスペンスファンから支持を獲得。高知の観光PRとしても一級の作品です。
好評だったポイント
沢村一樹の知的な浅見像、野際陽子の雪江の品格、四万十川の絶景、岩間沈下橋の印象的なラスト。旅情ミステリーの王道を楽しめる一作です。