作品紹介
『崇徳伝説殺人事件』は2005年放送、TBS系・月曜ミステリー劇場(月曜ゴールデン)で放送された内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズの一編。主演は沢村一樹で、原作は内田康夫の同名小説です。京都の崇道神社・白峯神宮を舞台に、讃岐(香川県)・坂出の崇徳天皇白峯陵まで広がる、崇徳上皇の怨霊伝説と特別養護老人ホームで起きる連続不審死の謎を浅見光彦が追うストーリーとして描かれました。
怨霊取材で京都を訪れたルポライター浅見光彦(沢村一樹)は、崇道神社で若い女性・滋美からフィルムを託される。彼女が本来託すべきだったのは同業者風の男・新坂で、舞台は崇徳天皇ゆかりの白峯神宮、さらに香川県坂出市の白峯寺・崇徳天皇白峯陵へと広がる。日本三大怨霊の一人・崇徳上皇の伝説を縦軸に、京都と讃岐を行き来する沢村一樹版・浅見光彦ならではのトラベルミステリーの醍醐味が詰まった一作です。
話題になったポイント
沢村一樹版・浅見光彦の真骨頂
2005年時点で沢村一樹が主演する浅見光彦シリーズは、若き日の沢村の軽妙な佇まいと"スマートな光彦"像がハマり役。本作でも和服姿や神社巡りの構図が映えます。
崇徳上皇という日本三大怨霊
菅原道真・平将門と並ぶ日本三大怨霊の一人・崇徳上皇を主題に据え、京都の白峯神宮と讃岐の白峯陵を結ぶ歴史ミステリー構造。オカルト要素と本格推理がバランスよく混ざります。
京都と讃岐の名所の実名ロケ
崇道神社、白峯神宮、金戒光明寺(黒谷)、仁和寺、南禅寺、東福寺、常寂光寺など京都の有名寺社、そして香川の金刀比羅宮・栗林公園・金丸座まで、2時間サスペンスの枠を超えた観光ミステリーの豪華ロケ地揃いです。
ロケ地ガイド
京都府・崇徳伝説ゆかりの寺社
物語の鍵となる崇徳天皇ゆかりの神社と、取材パートで登場する京都の名刹。
- 崇導神社:滋美からフィルムを渡された神社
- 白峯神宮:浅見が取材に訪れた神社
- 金戒光明寺:浅見が新坂に会うために訪れた黒谷光明寺
- 仁和寺:浅見と大原警部の対話
- 常寂光寺:浅見と沢辺が下った階段のある寺
- 南禅寺:大原警部が駆けつけた寺
- 東福寺:浅見と沢辺の対話
- 愛宕念仏寺:浅見と栗石妙子が話をした石仏の寺
京都の情景
香川県・讃岐編(崇徳上皇終焉の地)
物語後半で浅見が讃岐に渡り、崇徳上皇白峯陵と金刀比羅宮を訪れる旅情パート。
- 白峯寺:崇徳天皇の慰霊のために建てられた寺
- 崇徳天皇白峯陵:崇徳天皇陵
- 金刀比羅宮:浅見雪江と待ち合わせ
- 栗林公園:俳句の会の会場
- 沙弥島:瀬戸大橋の見える砂浜
- 旧金毘羅大芝居金丸座:浅見と大原警部の対話
聖地巡礼のおすすめルート
京都・崇徳伝説めぐりコース
白峯神宮(西陣)を起点に、崇道神社(上高野)、黒谷の金戒光明寺、仁和寺、南禅寺と一筆書きで巡る1日コース。京都市内の地下鉄・バスを組み合わせて半日〜1日で崇徳伝説ゆかりの神社仏閣を制覇できます。
讃岐・崇徳天皇終焉コース
JR坂出駅から白峯寺〜崇徳天皇白峯陵〜沙弥島を経由し、琴平に移動して金刀比羅宮・旧金毘羅大芝居金丸座・琴参閣を巡る1泊2日ルート。香川県の観光王道とも重なる豪華なロケ地巡りです。
視聴者の声・評判
評価スコア
沢村一樹版浅見光彦シリーズは全30作以上続いた人気シリーズで、本作は中期の代表作として根強いファンがいます。2時間サスペンスとしての安定した完成度が評価されました。
好評だったポイント
「京都と讃岐の景色が豪華」「崇徳伝説というテーマの取り方が秀逸」「沢村光彦の落ち着いた佇まいが作品に合う」といった声が多く、歴史・怨霊ミステリーが好きな視聴者に特に支持されています。