作品紹介
『浅見光彦シリーズ27 竹人形殺人事件』は、2007年にフジテレビ系で放送された浅見光彦シリーズ第27弾です。内田康夫の同名小説を原作に、ルポライター浅見光彦(中村俊介)が福井県越前を舞台にした竹人形殺人事件と、亡き父をめぐる家族の秘密を解明していく長編トラベルミステリー。三国祭、東尋坊、越前竹人形の里、龍双ヶ滝、かずら橋、九頭竜川など、福井県の名所をフルに活用した撮影で、浅見光彦シリーズ屈指の名作と評価される一作です。
福井県で大型仏教施設「越前大仏堂」の建設計画が進む中、浅見光彦の兄で警察庁刑事局長の浅見陽一郎は、地元の有力者・和村誠から建設に関する捜査を抑えるよう圧力を受ける。和村は「亡き父が女性に贈った美しい竹人形を、母に見せて衝撃を与えるかもしれない」と脅す。母の心情を案じた浅見光彦は、真相を確かめるため福井へ向かう。到着して間もなく、竹細工職人・江島徳三の孫が無残に殺害される事件が発生。竹人形の謎を追っていた浅見は、ジャーナリストの友人の恋人を救うため、殺人事件の解明にも巻き込まれていく——。
越前岬、三國神社の三国祭、東尋坊、芝政、福井城址、龍双ヶ滝、須波阿須疑神社、かずら橋、能面美術館、紫式部公園、越前松島など、福井県の主要観光地が網羅された壮大なロケ。浅見光彦シリーズの様式美と、福井の風土・伝統工芸(越前竹人形)が融合した、シリーズの代表作のひとつです。
話題になったポイント
浅見家の家族の秘密
事件の発端が浅見家の亡き父をめぐる秘密という、シリーズでは珍しく主人公の家族関係に切り込んだストーリー。母の心情を慮る浅見光彦の優しさが際立ちます。
越前大仏×竹人形のミステリー
福井県の伝統工芸「越前竹人形」と、巨大な「越前大仏堂」建設計画が交錯するミステリー。土地利権と伝統工芸という二項対立が物語に厚みを加えました。
福井県オールロケの圧巻
越前岬、三國神社、東尋坊、龍双ヶ滝、須波阿須疑神社、かずら橋、能面美術館、紫式部公園、越前松島など、福井県の主要観光地をほぼ網羅した本格ロケ。トラベルミステリーの真骨頂です。
ロケ地ガイド
越前海岸・東尋坊シーン
越前海岸の名所と物語の重要シーンの舞台です。
- 越前岬:浅見光彦が車で走った越前海岸。
- 梨子ヶ平への道:越前海岸を見渡せる場所。
- 東尋坊:浅見光彦が呼び出された東尋坊。
- 気比の松原:浅見光彦たちが話した砂浜。
- 芝政:浅見光彦と片岡明子が話した海の見える芝生。
- 越前松島:浅見光彦と片岡明子が江島徳三を尾行した海岸。
三国・福井市内シーン
三国祭・福井城址・福井市役所のロケ地です。
- 三國神社:三国祭が行われた神社。
- 三国観光ホテル:浅見光彦が宿泊したホテル。
- みくに龍翔館:ホテル近くの建物。
- 福井市役所:片岡明子と平石吾郎が話した屋上。
- 福井城址:浅見光彦が橋本警部と話した天守台跡。
- 九頭竜川の堤防:浅見と片岡明子が走った九頭竜川の堤防。
越前竹人形・伝統工芸シーン
越前の伝統工芸を巡る舞台です。
- 龍双ヶ滝:龍双ヶ滝のシーン。
- 須波阿須疑神社:須波阿須疑神社のシーン。
- かずら橋:かずら橋のシーン。
- 能面美術館:能面美術館。
- 越前竹人形の里:浅見と片岡明子が訪れた越前竹人形の里。
- ふるさとギャラリー叔羅:江島徳三の竹人形展会場。
- 紫式部公園:紫式部像のある公園。
東京・浅見家シーン
浅見家と東京のロケ地です。
聖地巡礼のおすすめルート
越前海岸・東尋坊ルート
越前岬から東尋坊、気比の松原、越前松島を巡れば、越前海岸の絶景と物語の重要シーンを体感できます。
越前竹人形・伝統工芸ルート
越前竹人形の里、龍双ヶ滝、須波阿須疑神社、かずら橋、紫式部公園を巡ると、福井の伝統工芸の世界を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
福井県の名所をほぼ網羅した本格トラベルミステリーとして、浅見光彦シリーズの代表作と評価される一本。家族の秘密と伝統工芸の融合が高く評価されました。
好評だったポイント
「越前の景色が美しい」「越前竹人形の伝統が知れる」「東尋坊・三國神社の三国祭が圧巻」「中村俊介の浅見光彦が落ち着く」「家族の秘密が切ない」といった感想が寄せられました。