作品紹介
『チーム・バチスタの栄光』は、2008年10月14日から12月23日までフジテレビ系(関西テレビ制作)で放送された全11話の連続ドラマです。海堂尊の同名ベストセラー医療ミステリー小説を原作に、伊藤淳史と仲村トオルの異色コンビが東城大学医学部付属病院で起こる連続術死事件の謎に挑む医療×ミステリーの傑作。初回視聴率15.2%、最終回16.5%、平均13.2%を記録した大ヒットシリーズの第1作です。
東城大学医学部付属病院では、桐生恭一を中心とする"チーム・バチスタ"が拡張型心筋症の手術であるバチスタ手術の成功率100%を誇っていた。しかしある日、3件続けて術死が発生。事態を不審に思った高階権太病院長(國村隼)は、特別愁訴外来(通称・愚痴外来)の心療内科医・田口公平(伊藤淳史)に内部調査を依頼する。同じころ、橋から転落して足を怪我した厚労省官僚・白鳥圭輔(仲村トオル)が東城医大に運ばれ、半ば強制的に田口の助手に。コンビとして調査を進めるうち、これは単なる術死ではなく殺人事件である可能性が浮かび上がる——。
地味で気の弱い田口と、傲慢でロジカルな白鳥の凸凹コンビの掛け合いが本作の核。原作の文体的妙味を活かしたミステリー展開と、東城大学医学部付属病院を舞台にした医療ドラマの緊迫感が融合し、Filmarksでも★3.8点と高評価。後にシリーズ化される人気フランチャイズの礎を築いた一作です。
話題になったポイント
伊藤淳史×仲村トオルの異色バディ
頼りなさげな心療内科医・田口(伊藤淳史)と、傲慢で頭脳明晰な厚労省官僚・白鳥(仲村トオル)の凸凹コンビが本作の最大の魅力。掛け合いの妙が原作小説の独特の味わいを見事に再現しました。
海堂尊「このミス大賞」原作の映像化
『このミステリーがすごい!』大賞受賞の医療ミステリー小説の本格映像化。実際の医療現場の知識を活かした"バチスタ手術"の謎解きと心理戦が、ミステリーファン・医療ドラマファン双方を惹きつけました。
東城大学医学部付属病院シリーズの始まり
本作のヒットを受けて、続編『ジェネラル・ルージュの凱旋』『アリアドネの弾丸』などシリーズ化が進行。フランチャイズ第1作としての記念碑的作品となりました。
ロケ地ガイド
東城大学医学部付属病院シーン
事件の舞台となる病院とその周辺の重要ロケ地です。
- 横浜市立大学医学部附属病院:東城大学医学部付属病院として登場。
- 共立女子大学:病院の中庭・ガラス張りの渡り廊下。
- BEANS FARM:病院近くの喫茶店「BEANS FARM」。
- 味の素スタジアム:第9話で病院の職員通用口。
- 豊泉胃腸科外科病院:第9話で目に入った聖徳クリニック。
白鳥・田口の活動拠点シーン
厚労省や捜査の重要拠点となるロケ地です。
- 厚生労働省:白鳥圭輔の勤務先・厚労省。
- 一軒家:田口家のシーン。
- 東品川海上公園のアイル橋:第1話で白鳥圭輔が転落した橋。
- 菅仙谷三丁目交差点:第1話で桐生恭一の車が走った通り。
- 一軒家:第1話で橋本由紀子が捨てた家族の家。
- 東京国際交流館:スペシャルで田口が呼ばれた厚労省内部。
ヘリポート・ゴルフ場・公園シーン
事件の重要シーンとなる屋外ロケ地です。
- 芝浦ヘリポート:第2話でアガピ少年を乗せたヘリコプターが着陸したヘリポート。
- 厚木国際カントリー倶楽部:第3話で白鳥が黒崎誠一郎に声をかけたゴルフ場。
- 恵比寿南二公園:第5話で白鳥が田口に話を聞き出そうとした公園。
- 日本発条株式会社本社:第5話で白鳥が訪れた科学警察研究所。
レストラン・橋・道路シーン
都内の重要シーンとなるロケ地です。
- CELLAR BAR:第3話で高階権太と藤原真琴が飲んでいたバー。
- Alux:第4話で氷室貢一郎と大友直美が食事に行ったレストラン。
- 晴海大橋:第6話で白鳥のタクシーが走った道路。
- ハリファックスビルディング:第7話で氷室貢一郎がいた新桜宮ビルの屋上。
- 高浜運河の新港南橋:第7話で田口が自転車で渡った橋。
- 天王洲運河の天王洲橋:第7話で田口が自転車で渡った橋。
- 都道412号線 六本木通り:第7話で田口が自転車で通った坂。
- ラカーザニキ:第7話で白鳥が合コンをしたレストラン。
- マンション:第7話で氷室貢一郎が住んでいたマンション。
- 天王洲アイル:第7話で田口が白鳥を捜しに行った場所。
聖地巡礼のおすすめルート
東城大学医学部付属病院ルート
横浜市立大学医学部附属病院から共立女子大学、BEANS FARMを巡れば、田口・白鳥の捜査拠点を体感できます。
第7話・天王洲アイル自転車ルート
高浜運河の新港南橋、天王洲運河の天王洲橋、天王洲アイルを巡ると、田口が自転車で白鳥を追った名シーンを再現できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均スコアは★★★★3.8点。初回15.2%・最終回16.5%・平均13.2%の安定した好視聴率を記録した、医療ミステリー界の代表作と評価されています。
好評だったポイント
「伊藤淳史と仲村トオルの掛け合いが最高」「先の読めないミステリー展開」「医療ドラマとして緊迫感がある」「白鳥の傲慢キャラが癖になる」「シリーズ化されるのも納得」といった感想が寄せられました。