作品紹介
『CAとお呼びっ!』は、花津ハナヨの同名漫画を原作に、2006年7月から9月にかけて日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されたコメディドラマです。主演は観月ありさ。キャビンアテンダント(CA)の職場を舞台に、仕事と恋に奮闘する女性たちの姿を明るく描いた作品で、「女にとって本当の幸せとは何か」をテーマに据えた、笑って泣ける人間ドラマです。
主人公の山田紗依(観月ありさ)は、25歳でCAになり3年目の契約社員。正社員への昇格がかかった大事な時期にもかかわらず、持ち前のおっちょこちょいな性格からトラブルを連発し、始末書は16枚に。そんなある日、搭乗便に元カレの高橋マサル(賀集利樹)が乗客として現れ、さらにはチーフパーサーの如月誠一郎(谷原章介)との出会いが紗依の運命を大きく動かしていきます。
同僚CAの白鳥薫(香里奈)、加藤美佐子(佐藤江梨子)といった個性豊かなキャラクターたちも魅力的で、CA同士の友情や競争、それぞれの恋愛模様が華やかに繰り広げられます。空港や機内という非日常的な舞台設定と、テンポのよいコメディ展開が心地よい全11話の物語です。
話題になったポイント
観月ありさの"元気印CA"が爽快
トラブルメーカーでありながら、どんな困難にも持ち前の明るさとガッツで立ち向かう紗依のキャラクターは、観月ありさの魅力が存分に発揮された当たり役。身長169cmの長身でCA制服を着こなす姿は画面映えし、コミカルなリアクションからシリアスな涙のシーンまで幅広い演技を披露。「観月ありさ主演作にハズレなし」と評され、3年ぶりの日テレ系主演を見事に飾りました。
豪華女性キャストの競演
CA役として香里奈、佐藤江梨子、安田美沙子、東原亜希と、当時人気絶頂だった若手女優・モデルが勢揃い。CA制服姿の美女たちが画面を華やかに彩り、「目の保養になるドラマ」と話題に。それぞれのキャラクターが異なる悩みや夢を持ち、単なるビジュアル重視ではなく女性同士の友情や成長を丁寧に描いた点も評価されました。谷原章介演じるチーフパーサーの知的で紳士的な魅力も女性視聴者を惹きつけました。
航空業界のリアルな舞台裏
CAの仕事の厳しさや機内でのトラブル対応など、航空業界の裏側がリアルに描かれた点も話題に。契約社員から正社員を目指す紗依の奮闘は、当時の雇用問題とも重なり共感を呼びました。空港やラウンジ、機内セットでの撮影に加え、実際の空港施設でのロケも行われ、臨場感あふれる映像が視聴者を楽しませました。
ロケ地ガイド
お台場・汐留エリア ― 都心のウォーターフロント
航空会社のオフィスや都会的なシーンの撮影に、お台場・汐留エリアが多用されました。近未来的な街並みがCAドラマの洗練された雰囲気にマッチしています。
- テレコムセンター:お台場のランドマーク的ビル。オフィスシーンのロケ地として使われました。
- 汐留シティセンター:汐留の大型複合施設。都会的なビジネスシーンの舞台です。
- 汐留シオサイト5区イタリア街:ヨーロッパ風の街並みが広がるエリア。おしゃれなシーンで登場しました。
- 新芝運河沿いの遊歩道:都心の水辺の遊歩道。散歩やデートシーンに使われました。
- 晴海大橋:東京湾岸の橋で、印象的な風景として登場しました。
空港エリア ― CAドラマの心臓部
CA(キャビンアテンダント)のドラマにふさわしく、空港施設でのロケが重要な場面を支えています。
- 羽田空港第2旅客ターミナルビル:紗依たちが勤務する空港の舞台。CAの日常が描かれる重要なロケ地です。
- 岡山空港:地方路線のシーンで使われた空港。旅の情緒を感じさせます。
- 広島空港:フライトシーンの撮影に使われた空港です。
- 長崎空港:海上空港という特徴的な景観がドラマのワンシーンを彩りました。
千葉・幕張エリア ― 紗依たちの生活圏
空港へのアクセスがよい千葉・幕張エリアが、CAたちの日常生活の舞台として設定されています。
- 幕張メッセ:千葉の大型コンベンション施設。イベントシーンなどで登場しました。
- エム・ベイポイント幕張:幕張ベイエリアの施設で、生活圏のシーンに使われました。
- あづま弁当:千葉の地元感あふれるお弁当屋さん。日常のワンシーンで登場しました。
東京都心エリア ― 華やかなシーンの数々
デートや食事、プライベートなシーンで東京都心のさまざまなスポットが使われています。
- ウェスティンホテル東京:恵比寿の高級ホテル。華やかなシーンの舞台として登場しました。
- 六本木ヒルズ:東京を代表するランドマーク。都会的なシーンで使われました。
- コスモス青山:青山エリアの施設で、おしゃれなシーンの舞台です。
- ホテルインターコンチネンタル東京ベイ:竹芝の高級ホテル。ラグジュアリーなシーンで登場しました。
- ホテルイースト21東京:東陽町のホテルで、物語のシーンに使われました。
埼玉・横浜・沖縄エリア ― 旅先のロケ地
CAというキャラクター設定を活かし、各地でのロケが行われました。
- さいたまスーパーアリーナ:大規模イベント会場として知られる施設。華やかなシーンで使用されました。
- 東武動物公園:埼玉の人気テーマパーク。プライベートのお出かけシーンで登場しました。
- 八景島シーパラダイス:横浜の人気水族館&テーマパーク。デートシーンで使われました。
- 横浜港大さん橋国際旅客ターミナル:横浜港のシンボル。美しい海の風景とともに登場しました。
- ANA万座ビーチホテル:沖縄のリゾートホテル。南国のフライト先シーンで使われました。
聖地巡礼のおすすめルート
お台場・汐留ウォーターフロントルート(所要約3時間)
新橋駅からゆりかもめに乗って汐留へ。汐留シティセンターやイタリア街を散策し、新芝運河沿いの遊歩道を歩きます。その後、ゆりかもめでお台場方面へ移動し、テレコムセンター周辺を散策。レインボーブリッジや東京湾の美しい風景を楽しみながら、ドラマの世界に浸れるルートです。
羽田空港&ベイエリアルート(所要約半日)
羽田空港第2ターミナルをスタート。展望デッキから飛行機を眺め、CAたちの職場の雰囲気を味わいます。その後、京急やモノレールで浜松町方面へ移動し、ホテルインターコンチネンタル東京ベイ周辺の竹芝エリアを散策。ウォーターフロントの景色を楽しみながら、ドラマの華やかな世界を体感できます。
横浜・八景島日帰りルート(所要約1日)
横浜港大さん橋で海の景色を楽しんだ後、シーサイドラインで八景島シーパラダイスへ。水族館や遊園地でCA仲間のプライベートシーンを追体験。帰りは中華街で食事を楽しむのもおすすめです。
視聴者の声・評判
Filmarks評価スコア:★3.3(レビュー約190件)
Filmarksでは約190件のレビューが投稿され、平均★3.3の評価。2006年放送の作品としてはレビュー数がやや少なめですが、CA好きやお仕事ドラマファンから根強い支持を受けています。「気軽に楽しめるエンタメ作品」として一定の評価を得ました。
好評だったポイント
最も多い感想は「見ていて楽しい」「元気が出る」という声です。観月ありさの明るいキャラクターが作品全体を引っ張り、テンポのよいコメディ展開が視聴者を飽きさせません。「ストーリーはともかく、綺麗な女優さんがたくさん出てきて目の保養になる」という率直な感想も。CA制服姿の女性陣の美しさが繰り返し話題に上がり、ビジュアル面での満足度が高い作品です。谷原章介のスマートな演技も好評で、「チーフパーサー役が似合いすぎる」との声も。一方で「もう少しストーリーに深みがあれば」という意見もありますが、総じて「泣いて笑えるスッチーコメディ」として楽しめる作品と評価されています。航空業界で働く女性たちのリアルな描写にも共感の声が寄せられ、「自分もCAを目指したくなった」という感想も見られました。