作品紹介
『着信アリ』は、2005年10月から12月までテレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送された全10話のホラーサスペンスドラマです。三池崇史監督の映画『着信アリ』(2003年)のドラマ版として企画され、秋元康の原作小説(角川ホラー文庫)を基に、自分の死を予告する着信音が次々と人を死へ追い込んでいくJホラーの恐怖を長編で描きました。主演は菊川怜、心理学者・神谷歩を演じました。
未来の自分の死の瞬間の声が、留守電として残される——。原因不明の連続怪死事件に巻き込まれた人々の謎を、女性心理学者・神谷歩(菊川怜)が解き明かそうと奔走する。声を聞いた者は、その時刻に必ず死を迎える。映画版の世界観を発展させ、毎話異なる事件と謎を絡めた長編ホラーとして展開されました。
携帯電話という日常の小道具が恐怖の媒介となる斬新な設定。Jホラー黄金期を代表するシリーズの一作として、今なお熱心なファンに愛されています。共演に石黒賢、津田寛治ら実力派が揃いました。
話題になったポイント
携帯電話を使った新感覚ホラー
「自分の死を未来の自分から知らされる」という、当時の携帯電話文化を反映した斬新な恐怖演出。誰もが持つ日常品が恐怖の入口になる設定が、若者の心に強烈な印象を残しました。
菊川怜の深夜ホラー主演
知性派イメージの菊川怜が、恐怖に追い詰められていくヒロイン役で新境地に挑戦。心理学者が怪異の謎に迫っていく姿を、硬質な演技で印象的に表現しました。
映画シリーズの世界観継承
三池崇史監督の映画版『着信アリ』の不気味な世界観を継承しつつ、ドラマならではの長編ストーリーで膨らませた構成。Jホラーファンから一定の支持を集めました。
ロケ地ガイド
横浜・神奈川エリア
大学生たちの生活圏として、横浜エリアが多く登場します。
- 横浜市立大学 福浦キャンパス:大学のメインロケ地として登場。
- 横浜ビジネスパークYBP:横浜の近代的な施設。
- 猿楽橋:印象的なシーンの舞台。
- JR浦島踏切:踏切での恐怖シーンの舞台。
- エムズハウス:神奈川の重要な施設。
東京・都心エリア
- テレビ朝日:撮影拠点となった本社。
- 学術総合センタービル:印象的な施設のシーン。
- カトリック碑文谷教会(サレジオ教会):印象的な教会シーンの舞台。
- 神宮外苑のイチョウ並木:都心の絶景スポット。
- 和田堀公園:杉並の大型公園。
- 都立芝公園:東京タワーを望む公園。
調布・山梨エリア
- 調布クレストンホテル:調布の主要ホテル。
- 養樹院:神秘的な雰囲気の寺院。
- 調布病院:医療施設のシーン。
- 大月保健所:山梨の施設。
- 北都留合同庁舎:山梨の合同庁舎。
- 黒野田林道の展望台:山梨の絶景スポット。
湾岸エリア
聖地巡礼のおすすめルート
横浜キャンパスルート(半日コース)
横浜市立大学 福浦キャンパスからスタートし、JR浦島踏切を訪問。ホラードラマの舞台を体感できるコースです(昼間推奨)。
調布・山梨ミステリールート
養樹院から黒野田林道の展望台へ、ドラマの不気味な空気感を感じる山梨の旅。
視聴者の声・評判
評価スコア
2005年夏クールのテレビ朝日金曜ナイトドラマとして放送。Jホラーファンから支持を集めた作品です。
好評だったポイント
「映画版とは違うアプローチが面白い」「菊川怜のヒロインが意外」「毎話の謎解きが楽しめる」「Jホラー全盛期の雰囲気がたまらない」という声が寄せられています。