作品紹介
『ちむどんどん』は2022年4月から9月までNHK連続テレビ小説(朝ドラ)第106作として放送された全125回。主演は黒島結菜(沖縄県出身、「あさイチ」で史上初のヒロイン発表)。共演は仲間由紀恵、大森南朋、川口春奈、上白石萌歌、宮沢氷魚、山田裕貴、鈴木保奈美、竜星涼、龍姫吾郎、松尾諭、片岡鶴太郎ら。脚本は羽原大介(『マッサン』『パッチギ!』)、音楽は坂東祐大、主題歌はSaucy Dog「シンデレラボーイ」。沖縄の"やんばる"と東京を舞台に、本土復帰前後の激動期を生きた沖縄の4兄妹の50年を描いた朝ドラです。
ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)は、沖縄本土復帰前の1960年代、沖縄県北部"やんばる"の山原村で育った4兄妹の次女。本土復帰となった1972年に高校を卒業し、東京のイタリアンレストランで修行を始めます。長兄・賢秀(竜星涼)、姉・良子(川口春奈)、妹・歌子(上白石萌歌)、父・賢三(大森南朋)、母・優子(仲間由紀恵)——強い絆で結ばれた家族と、沖縄料理への夢を胸に、東京での人生を切り拓いていく物語です。
本部町・備瀬のフクギ並木、今帰仁村・古宇利島のサトウキビ畑、伊是名村・ジャネーガマ、琉球石灰岩の道、やんばるの自然と、沖縄本島南部の那覇、さらに東京のイタリアンレストランと、沖縄と東京を往復する壮大なスケール。"ちむどんどん"(心が高鳴る)というタイトルの通り、戦後の沖縄の激動と家族の絆を描いた朝ドラです。
話題になったポイント
沖縄返還50周年記念朝ドラ
2022年は沖縄本土復帰50周年。NHKがその記念として沖縄を舞台にした朝ドラを制作し、沖縄の歴史・文化・料理を全国に発信する意義深い作品となりました。
黒島結菜の朝ドラ主演
沖縄県出身の黒島結菜が、"あさイチ"番組内で史上初のヒロイン発表。同じ沖縄生まれのヒロインが、自身のルーツである沖縄を舞台に演じる特別な朝ドラです。
沖縄料理への注目
ヒロインが沖縄料理のシェフを目指す物語として、劇中で紹介される沖縄料理(ヤギ汁、ラフテー、ゴーヤチャンプルー、ソーキそば等)が全国的に話題に。沖縄料理ブームを再燃させました。
ロケ地ガイド
やんばる・山原村の舞台
沖縄本島北部の"やんばる"地方の絶景が、ヒロインの故郷として丁寧に映し出されます。
- アクナ浜南側の崖:シークワーサーの木
- 喜如嘉ヒンバ森:やんばる村の丘
- 赤墓ビーチ:やんばる村のビーチ
- 天仁屋の十字路:山原村のバス停
- 有津川の沈下橋:山原村の沈下橋
- むいの宿:比嘉家
- 琉球石灰岩の道:集落の道
- 古宇利島のサトウキビ畑:比嘉家のサトウキビ畑
沖縄本島の学校・フクギ並木
暢子たちの学校と、本部町の名所・フクギ並木が印象的に映されます。
- 旧須賀川小学校:山原小学校・中学校(栃木)
- 名護市立嘉陽小学校:山原高等学校
- 備瀬のフクギ並木:第2話の徒競走特訓
- ジャネーガマ:第2話の喧嘩場所
- 今泊集落の道:第3話のフクギの町並み
- 今泊ビーチ:第3話の喧嘩ビーチ
- 国道58号線:海沿いの道
- 松田鍾乳洞:第18話の遺骨収集ガマ
千葉・東京の東京編
後半の東京での修行シーンは、千葉・東京のロケ地で撮影されました。
聖地巡礼のおすすめルート
やんばる1泊2日ルート
赤墓ビーチ→有津川の沈下橋→琉球石灰岩の道→備瀬のフクギ並木と、沖縄北部"やんばる"の絶景を巡るコース。
本部・今帰仁ちむどんどんルート
今泊集落の道→今泊ビーチ→備瀬のフクギ並木→古宇利島のサトウキビ畑と、比嘉家の世界を歩くコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
沖縄返還50周年記念朝ドラとして、沖縄県内では絶大な支持。全国的にも沖縄料理・やんばる観光への関心を高めた作品として記憶されています。
好評だったポイント
黒島結菜のヒロイン像、仲間由紀恵・大森南朋の両親、川口春奈・上白石萌歌の姉妹、やんばるの絶景、沖縄料理の紹介。沖縄の戦後史と家族愛を描いた記念碑的一作です。