作品紹介
『ダンディ・ダディ?〜恋愛小説家・伊崎龍之介〜』は、2009年7月から9月にかけてテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送されたホームコメディドラマです。主演は舘ひろしで、「恋愛のカリスマ」と呼ばれる恋愛小説家が、娘のこととなると異常なまでの親バカぶりを発揮するギャップが笑いを誘う作品です。
恋愛小説のカリスマ作家・伊崎龍之介(舘ひろし)は、自由恋愛を標榜し、華麗な恋愛遍歴を持つダンディな男。しかし、最愛の一人娘・あかり(南沢奈央)のこととなると途端に保守的になり、娘に近づく男たちを排除しようと奮闘します。あかりに恋人ができたと知った龍之介は、あの手この手で交際を妨害しようとしますが、その行動はことごとく裏目に出て騒動を巻き起こします。
舘ひろしのダンディなイメージと親バカキャラのギャップ、野際陽子や佐藤二朗ら個性豊かなキャストの掛け合いが魅力のハートフルコメディです。
話題になったポイント
舘ひろしの新境地・コメディ演技
『あぶない刑事』シリーズなどでクールでダンディなイメージが定着していた舘ひろしが、娘の前でおろおろする親バカ父親を熱演。普段のカッコいいイメージとのギャップが大きな笑いを生み、「舘ひろしさんのパパ役がとてもすき」「渋かっこいい」と好評を博しました。
恋愛小説家という設定の妙
恋愛のプロフェッショナルでありながら、自分の娘の恋愛には全く対処できないという設定が絶妙。恋愛小説の名文句を並べながらも、娘の彼氏の前ではしどろもどろになる龍之介の姿は、多くの父親視聴者の共感を呼びました。
横浜・熱海を舞台にした華やかなロケーション
横浜ベイエリアのホテルや八景島シーパラダイス、熱海のビーチやホテルなど、リゾート感あふれるロケ地が多数使われ、ドラマに華やかな彩りを添えました。
ロケ地ガイド
神奈川県・横浜エリア
伊崎家の地元として横浜が主要舞台となり、みなとみらい地区を中心に多くのシーンが撮影されました。
- 横浜ベイホテル東急:みなとみらい地区にある高級ホテル。第1話で龍之介がパーティー前に原稿を執筆するシーンなどに使用され、ダンディな主人公のライフスタイルを象徴するロケ地です。
- 八景島シーパラダイス:第2話でデートシーンに登場した横浜の人気テーマパーク。水族館や遊園地が一体となった施設で、若者たちの楽しいデートの様子が描かれました。
東京都エリア
都内の書店や神社、レストランなど、龍之介の作家活動や日常生活のシーンが撮影されました。
- 三省堂書店神保町本店:第3話でサイン会のシーンに登場。日本を代表する書店街・神保町のランドマーク的存在で、人気恋愛小説家としての龍之介の華やかな一面が描かれました。
- 金王八幡宮:渋谷区にある歴史ある神社。都心にありながら静かな佇まいで、ドラマの中でも印象的なシーンのロケ地として使われました。
- west53rd日本閣:新宿区にある総合結婚式場。ドラマ終盤の重要なシーンで使用され、物語のクライマックスを華やかに彩りました。
- オークウッドプレミア東京ミッドタウン:六本木の東京ミッドタウン内にある高級サービスアパートメント。龍之介の都会的なライフスタイルを表現するロケ地として登場しました。
静岡県・熱海エリア
ドラマの見せ場の一つとなった合宿・旅行シーンは、温泉リゾート地・熱海で撮影されました。
- 熱海サンビーチ:第4話で剣道部の合宿で訪れた砂浜として登場。ヤシの木が並ぶ南国ムードの海岸で、青春感あふれるビーチシーンが撮影されました。
- ホテルニューアカオ:熱海を代表する老舗リゾートホテル。オーシャンビューの壮大な建築が印象的で、ドラマでも熱海のシーンの宿泊先として登場しました。
山梨県・千葉県エリア
テーマパークやリゾートホテルでのシーンでは、山梨や千葉のロケ地も使われました。
- 富士急ハイランド:第1話で観覧車のシーンに登場した山梨県の人気遊園地。絶叫マシンで知られる施設ですが、ドラマでは観覧車からの富士山の眺望がロマンチックに描かれました。
- 東京ベイ舞浜ホテル:第2話で帰宅シーンに使われた千葉県浦安市のリゾートホテル。ディズニーリゾート近くの華やかなロケーションです。
聖地巡礼のおすすめルート
横浜みなとみらいルート
横浜ベイホテル東急のあるみなとみらい地区からスタート。ホテルのロビーラウンジでお茶を楽しんだ後、シーバスやバスで八景島シーパラダイスへ移動。水族館やアトラクションを楽しみ、龍之介たちのデートコースを体験できます。みなとみらいの夜景と合わせて、1日たっぷり楽しめるルートです。
熱海リゾート満喫ルート
熱海駅から熱海サンビーチまで徒歩で散策し、海岸沿いの景色を堪能。ホテルニューアカオ方面へ足を延ばせば、相模湾の絶景が広がります。熱海は温泉も楽しめるので、聖地巡礼と温泉旅行を兼ねた一泊旅行がおすすめです。
東京・神保町文学散歩ルート
三省堂書店神保町本店を訪れ、龍之介のサイン会シーンを思い出しながら神保町の古書店街を散策。その後、渋谷の金王八幡宮を参拝し、六本木のオークウッドプレミア東京ミッドタウン周辺を散歩するルート。作家・伊崎龍之介の東京での日常を追体験できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは68件のレビューで平均スコア3.7点(5点満点)を獲得。舘ひろしファンを中心に根強い支持を得ています。
好評だったポイント
「舘ひろし渋かっこいい」「舘ひろしさんのパパ役がとてもすき」「娘を思う父親の気持ちに共感する」といった声が多く、舘ひろしのコメディ演技が高く評価されています。ダンディなイメージを保ちながらも娘の前では崩れていく姿のギャップが最大の魅力で、家族で楽しめるハートフルな作品として親しまれました。当初全9話の予定が全8話に短縮されたものの、コアなファンからの支持は厚い作品です。