作品紹介
『くるり~誰が私と恋をした?~』は、2024年4月から6月にかけてTBS系「火曜ドラマ」枠で放送された全11話の連続ドラマです。主演は"めるる"こと生見愛瑠(ぬくみ・める)。GP帯単独初主演となる本作で、ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。
24歳の緒方まこと(生見愛瑠)は、誰にも嫌われないように自分の本音を隠し、周囲に合わせて生きてきた女性。ところがある桜の夜、事故に遭い記憶喪失になってしまいます。自分の名前すら思い出せないまことのカバンの中には、男性用の指輪が入っていました。誰に贈ろうとしていたのか――まことの前に、その指輪がぴったりとはまる3人の男性が現れます。
まことの幼なじみで年下の大学生・律(宮世琉弥)、まことの上司で穏やかなバツイチ男性・公太郎(瀬戸康史)、まことの行きつけの花屋の店員・朝日(神尾楓珠)。記憶を失ったまことは、3人との関わりの中で「指輪の相手」と「本当の自分」を探していきます。ラブコメミステリーでありながら、「自分らしく生きること」という普遍的なテーマを描いた心温まる物語です。
話題になったポイント
生見愛瑠の演技開眼 ― モデルから実力派女優へ
モデル・タレントとして人気を博していた生見愛瑠が、本格的な演技力を披露し視聴者を驚かせました。記憶を失い自分が誰かわからない不安、少しずつ本当の自分を取り戻していく過程を繊細に表現し、「めるるってこんなに演技が上手かったんだ」「毎回泣かされる」という声が続出。第120回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で主演女優賞を受賞し、女優としての評価を確立しました。
「誰が恋人?」のミステリー要素と毎話の"くるり"
指輪がぴったりはまる3人の男性のうち、誰がまことの本当の恋人なのか――このミステリー要素が毎週視聴者を惹きつけました。さらに、毎回物語の終盤で真実が「くるり」と反転する構成が話題に。「毎週くるりとひっくり返される」「予想が当たらない」と、謎解きの楽しさがSNSで大きな盛り上がりを見せました。最終回では全ての記憶を取り戻したまことが、それぞれの男性と真実を確認していく展開が、納得感のある結末として好評でした。
イケメン3人の競演 ― 宮世琉弥×瀬戸康史×神尾楓珠
まことを取り巻く3人の男性を演じた宮世琉弥、瀬戸康史、神尾楓珠の魅力が、作品の大きな推進力となりました。年下の真っすぐな律、穏やかで包容力のある公太郎、ミステリアスな朝日というそれぞれ異なる魅力を持つ3人に「選べない」「全員好き」と視聴者が沸き立ちました。丸山礼が演じるまことの親友・理沙のコミカルな存在感も好評で、恋愛だけでなく友情の大切さも描かれた点が作品に厚みを与えています。
ロケ地ガイド
東京・世田谷/自由が丘エリア ― まことの日常
まことが暮らすおしゃれな住宅街として、世田谷・自由が丘エリアが多く使われています。
- ハッピーロード尾山台:まことが日常的に通う商店街として繰り返し登場。親しみやすい雰囲気の商店街が、まことの生活圏を映し出しています。
- 尾山台駅:まことの最寄り駅として繰り返し登場し、ドラマの日常シーンの拠点となりました。
- 東急自由が丘駅:自由が丘の駅がデートシーンなどに使用されました。
- 自由が丘の商店街:おしゃれな自由が丘の商店街で、買い物シーンなどが撮影されました。
- 東急二子玉川駅:二子玉川の駅周辺が、まことの行動圏として登場しました。
東京・港区/六本木エリア ― 仕事と大人の恋
まことの職場周辺として、港区・六本木エリアのオフィス街やレストランが使用されています。
- 三田国際ビル:まことの職場のオフィスビルとして登場しました。
- 大手町ビル:ビジネス街の風景として、仕事シーンの背景に使われました。
- 東京スクエアガーデン:都心のオフィスビルとして、仕事に関わるシーンに登場しました。
- 恵比寿ガーデンプレイス:おしゃれなデートスポットとして、ロマンティックなシーンに使用されました。
- けやき広場:六本木エリアの広場で、印象的なシーンが撮影されました。
- センチュリーコート丸の内:丸の内のレストランで、重要なシーンが撮影されました。
東京・芝公園/増上寺エリア ― 運命の場所
物語の転機となるシーンが撮影された、歴史あるエリアです。
- 増上寺:東京タワーを望む名刹で、まことの運命に関わる重要なシーンが撮影されました。
- 芝公園三丁目交差点の歩道橋:東京タワーが見える歩道橋で、印象的なシーンに使用されました。
- 桜田通り:桜の名所でもある通りで、まことの記憶に関わるシーンが撮影されました。
- 目黒川の山本橋:目黒川に架かる橋で、桜のシーンが印象的に使われました。
神奈川エリア ― 特別な場所
特別なエピソードでは、神奈川県内でも撮影が行われています。
- gram鎌倉店:鎌倉のパンケーキ店で、デートシーンが撮影されました。
- 伊勢山皇大神宮:横浜の総鎮守として知られる神社で、重要なシーンに使用されました。
- 日本丸メモリアルパーク:横浜みなとみらいのシンボルで、ロマンティックなシーンが撮影されました。
- 日本大通り:横浜の美しい並木道で、散策シーンに使用されました。
- 弘明寺商店街:横浜の下町商店街で、温かみのあるシーンが撮影されました。
静岡・伊豆エリア ― 旅の思い出
旅行エピソードでは、伊豆方面での撮影が行われました。
- 伊豆急行片瀬白田駅:伊豆のローカル駅が、旅行シーンに使用されました。
- 熱川プリンスホテル:伊豆熱川の温泉ホテルで、旅行エピソードのロケ地として使用されました。
- 白田川のしらなみ橋:伊豆の川に架かる橋で、のどかな風景をバックにしたシーンが撮影されました。
聖地巡礼のおすすめルート
尾山台・自由が丘 まことの日常コース(半日)
尾山台駅からスタートし、ハッピーロード尾山台で商店街の温かい雰囲気を楽しみましょう。二子玉川駅方面へ移動して街を散策した後、自由が丘駅から自由が丘の商店街でショッピングを楽しむ、まことの日常を追体験するコースです。
東京タワー&芝公園 ロマンティックコース(半日)
増上寺を参拝した後、芝公園三丁目交差点の歩道橋で東京タワーの絶景を楽しみましょう。桜田通りを散策し、恵比寿ガーデンプレイスでディナー。ドラマのロマンティックなシーンを追体験できるコースです。桜の季節は特におすすめです。
横浜・鎌倉デートコース(1日)
午前中はgram鎌倉店でパンケーキブランチ。午後は横浜に移動し、日本大通りを散策、日本丸メモリアルパークで港の風景を楽しみ、伊勢山皇大神宮を参拝。弘明寺商店街で下町の雰囲気も味わえる充実のコースです。
伊豆温泉旅コース(1泊2日)
伊豆急行片瀬白田駅で下車し、白田川のしらなみ橋周辺を散策。熱川プリンスホテルで温泉を楽しめば、ドラマの旅行エピソードの雰囲気を存分に味わえます。伊豆の海と温泉を堪能する贅沢な聖地巡礼です。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは約4,900件という膨大な数のレビューが寄せられ、高い注目度を示しています。世帯視聴率は5〜6%台で推移しましたが、TVerでの配信再生数は好調で、特に若年層を中心にSNSでの反響が非常に大きかった作品です。ザテレビジョンドラマアカデミー賞で主演女優賞を受賞しました。
好評だったポイント
圧倒的に多いのが「めるるの演技が予想以上に良かった」という声です。記憶喪失から自分を取り戻していくまことの姿を、生見愛瑠は繊細かつ力強く演じ、「モデルだと思って舐めていたけど、完全に女優」「表情の演技が素晴らしい」と絶賛されました。ストーリー面では「ラブコメかと思ったら深い人間ドラマだった」「自分らしく生きることを考えさせられた」と、記憶喪失を通じた自己発見の物語として高く評価されています。3人のイケメンについても「全員魅力的で本当に選べない」「毎週推しが変わる」と楽しまれ、最終回の結末には「納得」「素敵な終わり方」という声が多く寄せられました。恋愛だけでなく、「嫌われないように自分を殺して生きること」への問題提起が、多くの視聴者の共感を呼んだ作品です。