作品紹介
『DCU~手錠を持ったダイバー~』は、2022年1月から3月にかけてTBS系「日曜劇場」枠で放送された全10話のウォーターミステリードラマです。阿部寛が主演を務め、海上保安庁に新設された水中事件専門の捜査チーム「DCU(潜水特殊捜査隊)」の活躍を描きました。
海上保安庁の新部署「DCU」の隊長・新名正義(阿部寛)は、従来の海上水域だけでなく、河川や湖など日本全国のあらゆる水中に潜り、隠された証拠を探し出す水中未解決事件のスペシャリスト。新名率いるチームは、水難事故に見せかけた殺人事件や水中に沈められた証拠品の発見など、危険極まりないミッションに挑んでいきます。
共演には横浜流星、中村アン、市川猿之助、高嶋政伸らが名を連ね、ハリウッドのプロダクションとの共同制作という点でも注目を集めました。千葉県の房総半島沿岸、神奈川県横浜エリア、静岡県伊豆半島など、日本各地の水辺を舞台にしたダイナミックなロケーションが大きな見どころです。
話題になったポイント
初回16.8%の高視聴率スタート
初回視聴率は世帯16.8%を記録し、2022年1月期の連続ドラマでトップの数字を叩き出しました。全話平均視聴率は約14.4%と高水準を維持し、2022年民放ドラマ総合視聴率ランキングで第1位に輝きました。日曜劇場の安定したブランド力と、阿部寛の圧倒的な存在感が数字に直結しました。
ハリウッドとの共同制作
TBSがハリウッドのプロダクションと共同で制作するという異例の体制が注目されました。水中撮影のスケール感やクオリティは国内ドラマの水準を大きく超え、「映画のような映像美」と評されました。新ジャンル「ウォーターミステリー」として、ドラマの新境地を切り開いた意欲作です。
阿部寛×横浜流星のバディ
ベテランの阿部寛と若手実力派の横浜流星が組んだバディ関係が物語の軸に。新名の人間的な深みと瀬能の熱い正義感がぶつかり合いながらも信頼を築いていく過程が、視聴者の心を掴みました。水中アクションシーンでは両者の体当たりの演技が光りました。
ロケ地ガイド
千葉・房総エリア
- 竹岡漁港:漁港での捜査シーンが撮影された房総半島の漁港です。
- 富津海水浴場:水中捜査の拠点となるシーンで使用された海水浴場です。
- 根本海岸:ダイナミックな海岸線を背景にした捜査シーンのロケ地です。
- 船形漁港:事件の手がかりを追うシーンで登場する漁港です。
- 漁師料理かなや:捜査の合間に訪れるシーンで使用された海鮮料理店です。
- 漁港食堂だいぼ:地元の雰囲気溢れる食堂シーンで登場します。
- 鴨川令徳高等学校:関係者への聞き込みシーンで使用された学校です。
神奈川・横浜エリア
- 横浜海上防災基地:DCUの拠点として使用された海上保安庁関連施設です。
- 横浜国際プール:水中訓練シーンなどで使用されたプール施設です。
- 八景島シーパラダイス:捜査に関連するシーンで登場する海洋レジャー施設です。
- 久里浜海岸:海辺での重要なシーンが撮影された海岸です。
- 日本鋼管浅野ドック跡:工業地帯を背景にした緊迫感あるシーンで使用されました。
静岡・伊豆エリア
- 東海館:伊東温泉の歴史的建造物で、ドラマに趣を添えるシーンで登場します。
- 八幡野一本松展望台:伊豆高原の絶景スポットで、重要なシーンが撮影されました。
- 八幡野港:ダイビングシーンの拠点となった港です。
- 網代港の堤防:漁港での捜査シーンに使用された堤防です。
群馬エリア
- 八ッ場ダム:ダム湖での水中捜査という迫力あるシーンで登場します。
- 八ッ場ダムの八ッ場あがつま湖:ダム湖の広大な水面を背景にしたシーンで使用されました。
聖地巡礼のおすすめルート
房総半島・海辺ドライブルート(1日)
富津海水浴場をスタートに、竹岡漁港、漁師料理かなやでランチ、根本海岸、船形漁港と房総半島の海岸線を南下するドライブルート。DCUの捜査現場を巡りながら、新鮮な海の幸も堪能できます。潮風を感じながらドラマの臨場感を味わえる一日になります。
伊豆・温泉&ダイビングスポット巡り(1泊2日)
1日目は熱海・網代エリアの漁港を散策し、東海館で歴史的な温泉建築を見学。2日目は伊豆高原の八幡野港周辺でダイビング体験も可能です。八幡野一本松展望台からの絶景も必見。ドラマの水中世界を体感しながら、伊豆の魅力を満喫できるコースです。
視聴者の声・評判
評価スコア
初回視聴率16.8%、全話平均約14.4%と2022年民放ドラマNo.1の視聴率を記録。日曜劇場ブランドの底力を証明しました。Filmarksでも多数のレビューが投稿され、水中映像のクオリティに驚きの声が多く寄せられています。
好評だったポイント
「映画のような水中撮影のスケール感に圧倒された」「阿部寛の存在感はやはり別格」という映像面・演技面での高評価が目立ちます。「横浜流星とのバディ関係が熱い」「毎週ハラハラドキドキさせられた」というストーリーへの支持も厚く、日曜劇場らしい骨太なドラマとして好評を博しました。一方で「もう少し人間ドラマの深掘りがほしかった」という声もありましたが、新ジャンル「ウォーターミステリー」を確立した意欲作として高い評価を受けています。