作品紹介
『デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜』は、2015年9月22日から11月10日までNHK総合「ドラマ10」枠で放送された全7話の連続ドラマです。岡井崇の医療ミステリー小説『デザイナーベイビー』を原作に、産休間近の妊娠8か月の女性刑事が、生殖医療の闇に絡んだ赤ちゃん誘拐事件に挑むという、医療×刑事の融合ジャンルを開拓した意欲作です。主演は黒木メイサ、共演に渡辺大知、田中泯、中島ひろ子、堀部圭亮、池内万作、奥菜恵、松角洋平など。
ノーベル賞間近と言われる物理工学博士・近森博の赤ちゃん・ノゾミが、城南大学附属病院から誘拐される事件が発生する。産休間近で妊娠8か月の捜査一課特殊班刑事・速水悠里(黒木メイサ)が、相棒刑事・土橋福助(渡辺大知)と共に潜入捜査を命じられる。事件の背後には「デザイナーベイビー」(遺伝子操作で生まれた子)という生殖医療の闇が横たわっていた――。妊娠中の身体で犯人を追う速水刑事の姿と、現代の生殖医療が抱える倫理的問題を骨太に描く7話完結の医療刑事ドラマです。
原作は産婦人科医でもある岡井崇による話題作。「デザイナーベイビー」「代理母」など、現代の生殖医療技術が抱える倫理問題を真正面から描く硬派なドラマで、NHKならではの社会派エンタメとして高評価を獲得。Filmarks平均★3.5点(51件)と少数ながら高評価を獲得しました。
話題になったポイント
妊娠8か月の刑事ヒロイン
主人公・速水悠里は妊娠8か月で産休間近という、刑事ドラマでは異例のヒロイン設定。黒木メイサは実際にお腹を膨らませて潜入捜査・追跡シーンを演じ、「妊婦が走る刑事ドラマ」として話題を呼びました。
現代医療の倫理問題
「遺伝子操作で生まれた赤ちゃんは誰の子か」「代理母出産は許されるか」など、現代生殖医療が抱える倫理問題を骨太に描写。原作者・岡井崇が産婦人科医という強みを活かし、専門性の高いミステリーとして評価されました。
聖橋・神田川の名シーン
第2話で岸田裕也がバイクで逃走し、聖橋から神田川に飛び込むアクションシーンは、本作屈指の名場面。湯島の聖橋という都心の名所を舞台に、生々しい逃走劇が描かれました。
ロケ地ガイド
城南大学附属病院・警察シーン
本作の主要拠点。
- 昭和大学病院:東京都品川区旗の台1丁目、城南大学附属病院のロケ地。
- 川崎市役所本庁舎:神奈川県川崎市川崎区宮本町、警視庁城南警察署のロケ地。
- 警視庁:東京都千代田区霞が関2丁目、第1話に登場。
- 向井外科産婦人科医院:神奈川県横浜市南区前里町4丁目、第2話に登場。
- ふじの幼稚園:神奈川県相模原市緑区吉野、希望ヶ丘乳児院(第5話)。
都心アクションシーン
潜入捜査・追跡劇の舞台。
- 新宿柳通り:東京都新宿区新宿3丁目、第2話のバイク逃走シーン(新宿三丁目駅前)。
- 聖橋北詰の階段:東京都文京区湯島1丁目、第2話のバイク乗り捨てシーン。
- 神田川の聖橋:東京都文京区湯島1丁目、第2話で川に飛び込んだ橋。本作屈指の名シーン。
- 道路:東京都新宿区西新宿1丁目、第5話の新宿シーン。
- 一軒家:東京都杉並区善福寺3丁目、第2話に登場。
- 桑田運送:東京都調布市佐須町2丁目、第2話のマッハ運輸。
川崎・神奈川エリア
城南署管内のシーン。
- アゼリア地下街:神奈川県川崎市川崎区駅前本町、第2話の駅通路。
- 三津屋:神奈川県川崎市多摩区枡形5丁目、第2話のコンビニ。
- 中原廃工場スタジオ:神奈川県川崎市中原区宮内1丁目、第4話の現金受け取り場所。
- 緑山スタジオ:神奈川県横浜市青葉区緑山、第5話の捜査車両シーン。
- 相模鉄道ゆめが丘駅:神奈川県横浜市泉区下飯田町、第5話のゆめが丘駅。
奥多摩・自然シーン
聖地巡礼のおすすめルート
都心アクションコース
JR御茶ノ水駅を起点に聖橋と聖橋北詰の階段を訪ね、その後新宿柳通りへ。第2話の名アクションシーンを追体験できる半日コース。
川崎・横浜署管内コース
川崎市役所本庁舎とアゼリア地下街を巡る半日コース。城南署の世界観に浸れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks平均★3.5点(51件)と少数ながら高評価。「二転三転する展開」「黒木メイサの妊婦刑事が新鮮」「医療倫理を骨太に描く」と、社会派ドラマファンから支持を得ました。
好評だったポイント
「黒木メイサの妊婦刑事が斬新」「展開が読めず引き込まれる」「現代医療の倫理問題が考えさせる」「聖橋のアクションシーンが迫力」「NHKらしい社会派エンタメ」「シリーズ化を望む声」といった感想が多く、医療刑事ドラマという新ジャンルを切り開いた意欲作として評価されています。