作品紹介
『毒姫とわたし』は、2011年9月5日から10月28日までフジテレビ系「東海昼ドラマ」枠(毎週月〜金13:30〜13:55)で放送された全40話の昼ドラマです。出版社で働く37歳の女編集者・小山小麦と、車椅子のキャバ嬢で作家志望の桜井美姫の女同士の友情と、それぞれの恋を描いたヒューマンコメディ。"裏切られた女"と"舌鋒鋭い毒姫"の凸凹コンビが、お互いを救い合いながら成長していく、東海昼ドラらしい濃厚な人間ドラマです。
大手出版社・文秀社の女性編集者・小山小麦(桜井淳子)は、37歳・独身・親友に裏切られた経験を抱える人生迷走中の女。仕事先で出会った車椅子のキャバ嬢・桜井美姫(黒川芽以、通称:毒姫)は、舌鋒鋭く毒舌で、辛辣な世界観を持つ作家志望者。最初はぶつかり合っていた2人だが、共に文壇への挑戦、君嶋出版を通じた出会い、児童養護施設「天使園」での子どもたちとの関わり、月島の実家「こな屋」での出来事を通じて、互いを認め合う深い友情を育んでいく――。月島・銀座・東中野・大宮・宮前平・逗子・藤沢・新宿など、首都圏全域を舞台にした昼ドラ大作です。
監督は西浦匡規、脚本は宮内ひとみ。平均視聴率3.8%は東海昼ドラとしては平均的でしたが、Filmarks・口コミでは「桜井淳子と黒川芽以のバディ感が最高」「昼ドラの隠れた名作」と語り継がれている良作。月島西仲通り商店街の「こな屋」(実家)、銀座の杉浦ビル(文秀社)、東中野のwest53rd日本閣(君嶋出版)など、東京下町+老舗ビルを舞台にした"大人の女性同士の友情"が魅力です。
話題になったポイント
桜井淳子×黒川芽以のW主演
当時37歳の桜井淳子(小山小麦役)と22歳の黒川芽以(桜井美姫役)の年齢差ダブル主演という珍しい座組。15歳差の凸凹コンビが、女同士の友情をリアルに紡ぎ出し、昼ドラファンから「2011年昼ドラの隠れた名作」と評価されました。
40話の濃厚なヒューマンドラマ
東海昼ドラ枠の伝統である「全40話」の長丁場。月島の実家、銀座の出版社、東中野の小出版社、児童養護施設、キャバクラ、横浜・逗子・藤沢のリゾートなど、舞台が豊富で人間関係も複雑。昼ドラらしい濃厚な人間ドラマが楽しめます。
月島・銀座・東中野の昭和情緒
主人公・小山小麦の実家は月島西仲通り商店街の「こな屋」。文秀社のロケ地は銀座の杉浦ビル、君嶋出版は東中野の歴史的建造物・west53rd日本閣(旧・日本閣)など、東京の昭和情緒漂う名所がふんだんに登場。下町×文壇×水商売の3つの世界が交錯する独特の雰囲気を楽しめます。
ロケ地ガイド
東京・出版社シーン
本作の主要拠点。
- 杉浦ビル:東京都中央区銀座1丁目、文秀社(大手出版社)。
- west53rd日本閣:東京都中野区東中野5丁目、君嶋出版(小出版社)。
- 豪邸:東京都世田谷区岡本2丁目、君嶋家。
月島・小山家の世界
小山小麦の実家エリア。
- 月島西仲通り商店街:東京都中央区月島1丁目、小山小麦の実家「こな屋」。
- 旧中川のふれあい橋:東京都江戸川区平井3丁目、小山小麦のマンションそばの青い橋。
- 隅田川テラス:東京都中央区新川1丁目、第24・25話の小麦&哲也川辺シーン。
桜井美姫・キャバクラの世界
毒姫・美姫の活動拠点。
- Club Lalah:埼玉県さいたま市大宮区仲町1丁目、桜井美姫が働くキャバクラ。
- 坂道:第3話で小山小麦が車いすの桜井美姫を押した急な坂。
- 大崎公園:神奈川県逗子市小坪4丁目、第3話の海の見える展望台。
- 鵠沼海水浴場:神奈川県藤沢市鵠沼海岸4丁目、第3話の海岸シーン。
児童養護施設・その他
- 川崎市宮前平こども文化センター:神奈川県川崎市宮前区宮崎6丁目、児童養護施設「天使園」。
- 宿泊、ビル:第5話の「ROYAL FORT HOTEL」。
- 山下書店世田谷店:東京都世田谷区若林4丁目、第6話の書店。
- 路地:東京都渋谷区渋谷3丁目、第13話の鉄道高架脇。
- 日本テレビタワー:東京都港区東新橋1丁目、第15話の哲也&若い女性目撃シーン。
- 台東区立柳北公園:東京都台東区浅草橋5丁目、第27話の小麦&嵐太郎の公園。
- BLAZE:東京都新宿区歌舞伎町1丁目、第38話の君嶋潤ライブ会場。
- 新宿住友ビル前の中央通:東京都新宿区西新宿2丁目、最終話の小麦花嫁衣装シーン。
聖地巡礼のおすすめルート
月島・小山家コース
都営大江戸線月島駅から月島西仲通り商店街を歩き、もんじゃ焼きを楽しみながら小山家の世界に浸る半日コース。
銀座・東中野・出版社コース
銀座の杉浦ビルと東中野のwest53rd日本閣を巡る半日コース。昭和の名建築と本作の世界を体感できます。
湘南・逗子海岸コース
第3話の大崎公園と鵠沼海水浴場を巡る湘南ルート。海の見える展望台で女性同士の友情の原点を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
平均視聴率3.8%は東海昼ドラとしては平均的ながら、口コミでは「桜井淳子と黒川芽以のバディ感が秀逸」「昼ドラの隠れた名作」と再評価されています。
好評だったポイント
「桜井淳子の37歳独身編集者がリアル」「黒川芽以の毒舌キャラがハマり役」「月島・銀座・東中野の昭和情緒」「女性同士の友情を真正面から描く」「岸谷五朗・三田佳子の脇役が豪華」「40話の長丁場が見応えあり」といった感想が並び、2011年昼ドラの隠れた名作として記憶されています。