作品紹介
『栄光のバックホーム』は2025年11月28日に公開された実話ベースの感動ドラマ。元プロ野球選手・横田慎太郎(阪神タイガース外野手)の半生を映画化した作品です。脳腫瘍と闘いながら現役引退試合で「奇跡のバックホーム」を見せ、28歳の若さでこの世を去った横田選手の不屈の人生を、爽やかな青春タッチで描きます。監督は秋山純、メインロケは広島県福山市と兵庫県西宮市、そして主人公の故郷・鹿児島県日置市で行われました。
鹿児島で野球少年として育った横田慎太郎は、高校時代に注目を集めて阪神タイガースに入団。プロ野球選手としてのキャリアを順調に歩み始めた矢先、脳腫瘍を発症します。視力を失いかけながらも、家族や仲間の支えのもと過酷なリハビリに挑戦。2019年9月、引退試合となった鳴尾浜球場で、外野からホームへの完璧なバックホーム返球を披露し、観客全員が涙する伝説の一幕を作り上げました。本作はその実話を、丁寧な取材に基づいて再構築した感動作です。
主人公の実家を「居抜き」で借り、実際の生活感そのままで撮影するというドキュメンタリー的な手法を採用。鳴尾浜球場(2025年3月閉場)での撮影は、阪神タイガース関係者の協力のもと実現し、阪神甲子園球場での撮影も実施。福山市の旧内海中学校や倉敷スポーツ公園など、瀬戸内エリアの風景も効果的に使われています。
話題になったポイント
横田慎太郎の実話の重み
2017年に脳腫瘍を発症、2019年に引退試合での奇跡のバックホーム、2023年7月に28歳で逝去――横田慎太郎の短くも濃い人生は、多くのプロ野球ファンの記憶に焼き付いています。本作は彼の家族の協力のもと制作され、実話の重みを丁寧に映像化しました。
鳴尾浜球場での撮影
横田選手が引退試合を行った鳴尾浜球場(阪神タイガース2軍本拠地)は、2025年3月に閉場。本作はその閉場前にロケが行われ、阪神ファンにとっても聖地である鳴尾浜の最後の姿を映像に残す貴重な作品となりました。
福山市メインロケの徹底ぶり
監督の秋山純が「福山市でメインロケをやりたい」と決めた経緯がnoteに公開されており、ミヤオク葬祭の式場、旧内海中学校、エブリイ福山市民球場など、福山市内の複数施設で撮影。地域全体で映画製作を支えた、まさに「ご当地映画」の好例です。
ロケ地ガイド
鹿児島・故郷エリア
横田慎太郎の故郷で、彼の人格形成の地。
- 横田慎太郎の実家:鹿児島県日置市東市来町、実際に生活しているお宅を居抜きで借りて撮影。1階リビング、2階子供部屋、庭で素振りができる風景。
兵庫・阪神タイガース聖地エリア
横田慎太郎がプロ野球人生を過ごした阪神タイガースの聖地。
広島・福山メインロケエリア
監督がメインロケに選んだ広島県福山市の各施設。
- ミヤオク葬祭の式場:福山市明神町、シリアスなシーンの舞台。
- 旧内海中学校:福山市内海町、青春シーンに使われた廃校舎。
- エブリイ福山市民球場:福山市水呑町、試合シーンの撮影地。
岡山・倉敷エリア
クライマックスの撮影地。
- 倉敷スポーツ公園:倉敷市中庄、補助野球場でクライマックスシーンを撮影。
聖地巡礼のおすすめルート
福山・倉敷メインロケコース
JR福山駅を起点に、エブリイ福山市民球場を見学。ミヤオク葬祭式場と旧内海中学校を巡り、岡山県へ移動して倉敷スポーツ公園でクライマックスシーンの舞台を体感する、瀬戸内ご当地映画コース。
阪神タイガース聖地コース
阪神電車甲子園駅から阪神甲子園球場を見学(甲子園歴史館で球場見学ツアーあり)。鳴尾浜方面へ移動して鳴尾浜球場跡地(2025年3月閉場)を訪れる、阪神ファンには感慨深いコース。
視聴者の声・評判
評価
横田慎太郎の実話の重みと、阪神タイガースファンの強い思いが相まって、公開直後から泣ける感動作として話題に。Filmarksでも高評価のレビューが集中しています。
好評だったポイント
「横田選手の実話の重みに泣ける」「鳴尾浜球場の最後の姿を映像で見られて貴重」「福山ロケのご当地感が良い」「家族愛・友情・夢の挫折と再起――野球映画の王道を丁寧に描いている」といった声が多数。野球ファンだけでなく、人生に挫折を経験した人にも響く感動作として、世代を超えて愛される一作です。