作品紹介
『偽装の夫婦』は、2015年10月から12月まで日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマです。天海祐希が人間嫌いの図書館司書・ヒロを、沢村一樹が明るい幼稚園長代理でゲイの超治を演じ、遊川和彦脚本による"偽装結婚"を題材にしたラブコメディとして社会的なテーマとエンタメ性を両立させた話題作です。
人間嫌いで心を固く閉ざした図書館司書のヒロと、明るく温厚な幼稚園長代理・超治(実はゲイ)は、25年前に付き合っていた元恋人同士。癌で余命宣告された超治の母のために、二人は偽装結婚をすることになる。騒がしい偽装生活の中で、ヒロを好きになるしおりや、超治が一目惚れする青年・保が登場し、複雑な恋模様と家族ドラマが展開していく。
LGBTQ・結婚・家族観といった現代のテーマを、遊川和彦ならではの機知に富んだセリフと心に沁みる人間描写で描き切った本作は、放送当時から大きな反響を呼び、ジェンダー・多様性への理解を広げる作品としても評価されました。
話題になったポイント
遊川和彦のラブコメ
『家政婦のミタ』などで知られる遊川和彦が、深刻なテーマを軽妙なラブコメ仕立てで描く手腕が遺憾なく発揮された一本。名セリフが随所に散りばめられました。
天海祐希×沢村一樹の化学反応
クールな天海祐希と穏やかな沢村一樹の対照的なコンビが、奇妙でいて愛おしい"偽装夫婦"像を生み出し、ファンから絶賛されました。
多様性のあるキャラクター
ゲイの登場人物を主要キャラの一人として正面から描いた本作は、LGBTQテーマの日本ドラマとしても先進的な作品となり、様々な視聴者層から反響を受けました。
ロケ地ガイド
図書館・幼稚園シーン
主要登場人物の職場である図書館と幼稚園のロケ地が中心です。
- 福生市立中央図書館:ヒロの職場の図書館シーンで活用。
- 日野市立中央図書館:図書館シーンのロケ地です。
- 府中天神町幼稚園:超治の勤務先のモデル幼稚園。
- 高級喫茶 古城:印象的な喫茶店シーンで使用されました。
- 府中市役所:行政手続きシーンのロケ地。
結婚式場・式典シーン
"偽装結婚"という題材にふさわしく、結婚式場のロケも多数登場します。
- VILLAS DES MARIAGES ORMES:結婚式シーンで使われた式場。
- VILLAS DES MARIAGES ORMES宇都宮:式場シーンに使用されました。
- 八幡大神宮:神社シーンで登場します。
- 深谷グリーンパーク パティオ:広い空間のシーンで使用。
都内・郊外の日常シーン
登場人物の日常や心情を表現するために、多様な生活シーンが撮影されました。
- 生田スタジオ:撮影のベースとなるスタジオ。
- JR常磐線牛久駅:郊外の駅シーンで登場。
- 江戸川の土手:印象的な川辺シーンに使用。
- 品川シーズンテラス:都会的なシーンで活用されました。
- クチーナ自由が丘:飲食シーンで登場。
- 御苑大通り:新宿御苑周辺の情景シーンで使用。
- 平塚市総合公園:公園シーンのロケ地です。
- 公社多摩川住宅:団地の生活感あるシーンで登場。
聖地巡礼のおすすめルート
図書館・幼稚園ルート
福生市立中央図書館から府中天神町幼稚園、高級喫茶 古城を巡れば、ヒロと超治の日常の舞台を体感できます。
式場と公園ルート
VILLAS DES MARIAGES ORMES、江戸川の土手、平塚市総合公園を巡ると、物語のハイライトシーンを追体験できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
初回視聴率14.7%と好発進し、最終回まで安定した視聴率を維持。「遊川和彦脚本の金字塔」「天海祐希の新境地」と高評価を獲得しました。
好評だったポイント
「シリアスとコメディの融合が絶妙」「天海祐希×沢村一樹の掛け合いが楽しい」「LGBTQを真正面から描いた先進性」といった感想が多く寄せられました。