作品紹介
『49(フォーティーナイン)』は2013年10月から12月まで、日本テレビ「土ドラ」枠で放送された全12話の青春ファンタジードラマ。Sexy Zoneの佐藤勝利にとって連続ドラマ初主演となった作品です。
父・加賀美幹(大塚恭司)は、息子の暖(佐藤勝利)が車にひかれそうになったところを助けて命を落とします。あの世での「四十九日」の間だけ、父の魂が息子の身体を借りて現世に戻る——という設定で、内気な高校生だった暖は父の魂を宿したことで一変、明るく頼もしい青年へと変貌していきます。
脚本を野島伸司が担当し、ヒットメーカーらしい繊細な家族愛と青春の描写が光ります。共演には西野七瀬(乃木坂46)や羽生田挙武など、当時の若手アイドル俳優が多数出演し、青春ドラマとしての魅力を高めました。
話題になったポイント
佐藤勝利の一人二役
本作は佐藤勝利にとって連ドラ初主演。内気な少年・暖と、父親の魂が宿った大人びた暖の演じ分けが評価され、その後の俳優キャリアの礎となりました。
野島伸司脚本の繊細さ
『高校教師』『家なき子』など名作を多数生み出した野島伸司の脚本。家族愛と思春期の繊細な心情を、ファンタジー設定の中に巧みに溶かし込んでいます。
西野七瀬の女優挑戦
乃木坂46の西野七瀬がヒロインに抜擢され、女優としての本格デビューを飾りました。後の女優活動に繋がる重要作です。
ロケ地ガイド
多摩・八王子エリア(学園・住宅街)
暖たちの学園・日常生活シーンは、東京西部の自然豊かな多摩エリアで集中的に撮影されています。
- 恵泉女学園大学:学園シーンの中心ロケ地
- 和光大学:追加の学園シーンで活用
- 長池公園:青春の語り合いシーン
- 奈良原公園、宝野公園:日常の癒やし空間
- 武蔵野の森公園:父子の対話シーンに最適な広々空間
- 清鏡寺:祈りと別れのシーンで活用
湾岸エリア(クライマックスシーン)
四十九日のリミットが近づくクライマックスでは、湾岸の象徴的なロケ地が活躍します。
- センタープロムナード(有明側):未来感のある湾岸の散歩道
- 都道156号線:感情的な移動シーンで活用
大人の世界・式典シーン
- 松本記念音楽迎賓館:洋館の格式ある音楽シーン
- コルトーナ多摩ウエディングヒルズ:結婚式・式典シーンで使用
- ル・ジャルダン・ブルー:洋館での重要な対話シーン
- 川崎市役所第二庁舎:行政手続き・大人の世界の場面
日常の暮らし
- 三田第一公園:家族のシーンに頻出
- ちゃんぽん:庶民の食堂シーン
- 彩泥窯 青山工房:手作業による趣味のシーン
- ペットハウス・ミミ馬引沢通り店:愛猫ランの設定に関連するペット関連シーン
聖地巡礼のおすすめルート
多摩学園コース(1日)
恵泉女学園大学・和光大学を起点に、長池公園・奈良原公園・宝野公園と多摩丘陵の自然豊かなロケ地を巡るコース。電車とバスで気軽に回れます。
湾岸クライマックスコース(半日)
有明のセンタープロムナードを散策し、ドラマの終盤を彩った未来的な風景を体感。ゆりかもめでお台場まで足を延ばすのもおすすめです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks平均★3.8/644件のレビュー。野島伸司ファン・佐藤勝利ファン両方から支持される良作。
好評だったポイント
「親子愛と青春のバランスが絶妙」「佐藤勝利の演じ分けが上手い」「野島伸司らしい泣ける脚本」という声が多数。深夜枠ながら丁寧に作り込まれた青春ファンタジーとして、当時の若い視聴者の心に残る作品となりました。