作品紹介
『不機嫌な果実スペシャル〜3年目の浮気〜』は、2017年1月6日・1月13日の両日23:15〜0:15にテレビ朝日系で放送された前後編構成の単発ドラマです。林真理子の不倫小説『不機嫌な果実』(1996年刊、文春文庫)を約20年ぶりに再ドラマ化したスペシャル版で、主演は栗山千明(工藤麻也子役)、相手役に市原隼人(相馬宏人)。共演に稲垣吾郎(夫・工藤通彦)、高梨臨(竹田久美)、北村有起哉(水越航一)など。「人妻が情熱的な恋人と禁断の愛に溺れる」濃厚ラブストーリーが、深夜枠ならではの大人の恋愛ドラマとして話題を呼びました。
麻也子(栗山千明)と通彦(稲垣吾郎)の結婚から3年。表面上は幸せな夫婦に見えるが、麻也子の心は満たされない日常に倦んでいた。ある日、駅で財布を落とした青年・相馬宏人(市原隼人)と出会い、無垢で熱い瞳に心を奪われていく――。一方、夫・通彦には大学の教え子・神崎葵との関係が……。すべてが嘘で塗り固められた家庭で、麻也子は宏人と禁断の愛に溺れていく。秦野の農園、台場、銀座、世田谷、青山、大田区など、首都圏全域を舞台にした"大人の不倫"が前後編で描かれます。
監督は片山修・原田眞人、脚本は野依美幸。1996年版(石田ゆり子主演)から20年を経た再ドラマ化として、栗山千明の知的でセクシャルな麻也子像と、市原隼人の野性味ある相馬宏人が話題に。林真理子原作らしい「結婚と恋愛」の本質を抉る大人のラブストーリーとして、テレビ朝日深夜枠の意欲作と評価されました。
話題になったポイント
20年ぶりの『不機嫌な果実』再ドラマ化
1996年TBS版(石田ゆり子主演)以来、約20年ぶりの再ドラマ化。林真理子の代表作『不機嫌な果実』は、結婚生活の倦怠と不倫の魅力を描いた1990年代を代表するベストセラーで、SP版では「結婚3年目」という時代を象徴するテーマが現代に置き換えられました。
栗山千明の大人の演技
主演・栗山千明(当時32歳)が、知的でセクシャルな人妻・麻也子を熱演。「キル・ビル」「バトル・ロワイアル」のクールなイメージから一転、深い葛藤を抱える人妻像を体現し、「栗山千明の代表作の一つ」と評されました。
市原隼人の野性味ある相手役
相馬宏人役の市原隼人(当時30歳)が、麻也子を翻弄する若い恋人を熱演。秦野の農園で働く野性味と都会的なセンシュアリティを併せ持つキャラクターを丁寧に演じ、栗山千明とのケミストリーが深夜枠ドラマながら鮮烈な印象を残しました。
ロケ地ガイド
麻也子・通彦の世界
主人公夫婦の生活拠点。
- マンション:東京都世田谷区砧5丁目、工藤麻也子と通彦のマンション。
- 立正大学学園:東京都品川区大崎4丁目、通彦が勤める澄華音楽大学。
- けやき広場:東京都世田谷区上用賀2丁目、神崎葵抱きつき目撃シーン。
- スワンカフェ銀座店:東京都中央区銀座2丁目、神崎葵と通彦のカフェ。
相馬宏人・農園エリア
若い恋人・宏人の世界。
- ファームスクエア 丹沢の森:神奈川県秦野市堀西、相馬農園のロケ地。
- 日本弘道会前の専大通り:東京都千代田区西神田3丁目、麻也子がカバンを届けた場所。
- rev k shop 南青山本店:東京都港区南青山6丁目、宏人が靴を買ったお店。
- アーク森ビル:東京都港区赤坂1丁目、麻也子と宏人の待ち合わせ場所。
竹田久美・水越航一エリア
サブストーリーの登場人物。
- WA CAFE AIM:東京都中央区日本橋茅場町1丁目、竹田久美のワインバー「VERGER」。
- マンション:東京都世田谷区野沢4丁目、竹田久美と水越航一の高層マンション。
- 一軒家:東京都杉並区善福寺3丁目、遠山邸。
台場・横浜エリア
前編の舞台。
- グランドニッコー東京 台場:東京都港区台場2丁目、前編の通彦と麻也子のホテル。
- ビューティー&ウェルネス専門職大学:神奈川県横浜市都筑区牛久保3丁目、フィットネスクラブ。
- ウエストプロムナード:東京都港区台場1丁目、遠山玲子の別れの場所。
後編・神社・隅田川エリア
- 新田神社:東京都大田区矢口1丁目、後編で麻也子と宏人がお参りした神社。
- 隅田川テラス:東京都中央区新川1丁目、屋台でおでんを食べた水辺。
- メルパルク東京:東京都港区芝公園2丁目、郡山のホテルロビー(劇中名)。
- 外苑西通り:東京都港区南麻布5丁目、竹田久美のタクシーシーン。
聖地巡礼のおすすめルート
世田谷・南青山セレブコース
世田谷砧の麻也子マンション→rev k shop 南青山→アーク森ビルと巡るルート。麻也子の都会的な日常を体感できます。
秦野・農園リトリートコース
小田急線秦野駅からファームスクエア 丹沢の森へ。野性味あふれる相馬宏人の世界に浸れる半日コース。
視聴者の声・評判
評価スコア
テレビ朝日深夜枠としては高評価。「林真理子原作の現代版翻案として成功」「栗山千明の大人の魅力が圧巻」と、原作ファン・栗山千明ファン双方から好意的な反応が寄せられました。
好評だったポイント
「栗山千明の知的でセクシャルな麻也子」「市原隼人の野性味」「稲垣吾郎の上品な夫」「秦野の農園が美しい」「林真理子原作の濃厚な人間描写」「深夜ドラマの大人感」といった感想が並び、2017年テレビ朝日深夜SP枠の代表作として記憶されています。