作品紹介
『崖っぷちのエリー~この世でいちばん大事な「カネ」の話~』は、2010年7月から9月までテレビ朝日系列で毎週金曜日21時から放送された連続ドラマです。漫画家・西原理恵子の自伝的エッセイを原作に、山田優が主演を務めました。
主人公の相原絵里子(山田優)は、幼いころから超貧乏で超不幸な人生を送ってきた女性。父親の借金、家庭崩壊、極度の貧困という過酷な環境の中で育ちながらも、持ち前の情熱とガッツで次々と立ちはだかる障害を乗り越え、図らずも漫画家として成功していく物語です。「お金」をテーマに、人生のどん底から這い上がるヒロインの痛快サクセスストーリーが展開されます。
共演には塚地武雅、小泉孝太郎、田中要次、大杉漣、陣内孝則(特別出演)、渡辺えりなど豪華な演技派キャストが揃い、コミカルでありながらも人生の深みを感じさせる作品に仕上がっています。主題歌はAAAの「負けない心」です。
話題になったポイント
西原理恵子の壮絶な半生を映像化
「毎日かあさん」などで知られる人気漫画家・西原理恵子の自伝的作品の映像化ということで、放送前から大きな注目を集めました。貧困、ギャンブル、家族崩壊といった重いテーマを、原作の持ち味であるカラッとしたユーモアで包み込んだ脚本が話題を呼びました。
山田優のモデルから女優への転身
トップモデルとして活躍していた山田優が、泥臭くもたくましいヒロインを体当たりで演じたことが大きな話題に。華やかなイメージとは対照的な「崖っぷち」の女性を、コミカルかつ力強く演じ切りました。
「お金」という身近で切実なテーマ
「この世でいちばん大事な『カネ』の話」という副題が象徴するように、お金と人生の関わりを正面から描いた点が視聴者の共感を呼びました。貧乏でも前を向いて生きるヒロインの姿は、経済不況の時代にあって多くの人に勇気を与えました。
ロケ地ガイド
東京・新宿エリア
- 世界堂新宿本店:絵里子が画材を買い求めるシーンで登場する、実在の画材専門店です。漫画家を目指す主人公にふさわしいロケ地です。
- サトウ画材:絵里子の創作活動に関わるシーンで使用された画材店です。
- 新宿住友ビル前の中央通:都会の日常風景として、通勤シーンなどで使われました。
- 山野美容専門学校:物語の中で登場する学校シーンに使用されました。
東京・下町エリア
- 佐竹商店街:下町情緒あふれる商店街で、絵里子の生活圏を象徴するシーンに登場しました。
- 今戸公園:絵里子が物思いにふけるシーンなどで使われた下町の公園です。
- 御徒町公園:日常シーンの撮影に使われた公園です。
東京・湾岸エリア
- 晴海大橋:都会の風景を背景にした印象的なシーンで登場しました。
- 有明フロンティアビル:ビジネスシーンの撮影に使用された近代的なビルです。
- 多摩川浅間神社:神社での祈願シーンなどで使用された趣のあるロケ地です。
千葉エリア
- 浦安ブライトンホテル:ホテルでの華やかなシーンの撮影に使用されました。
聖地巡礼のおすすめルート
新宿・画材店巡りルート(半日コース)
JR新宿駅を起点に、世界堂新宿本店で画材の品揃えに感動した後、サトウ画材を経由して新宿住友ビル前を散策。絵里子が漫画家として歩み始めた新宿の街を感じられるルートです。画材店巡りが好きな方にもおすすめです。
下町・湾岸エリアルート(1日コース)
佐竹商店街で下町の雰囲気を味わい、今戸公園周辺を散策。午後は晴海大橋や多摩川浅間神社を巡り、都会と下町が共存する東京の魅力を堪能しましょう。絵里子が「崖っぷち」から這い上がった東京の風景を追体験できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
初回視聴率8.1%でスタートし、金曜21時枠のドラマとして放送されました。西原理恵子ファンを中心に一定の支持を得た作品です。
好評だったポイント
「西原理恵子の世界観をよく再現している」「山田優が意外とハマり役だった」「お金の大切さについて考えさせられた」といった感想が寄せられました。重いテーマでありながらも、笑いと涙のバランスが取れた脚本が評価されています。特に、どん底から這い上がるヒロインのたくましさに励まされたという声が多く、「崖っぷち」にいる自分を奮い立たせてくれるドラマとして共感を呼びました。