作品紹介
『幻香』は、内田康夫原作の人気サスペンス「浅見光彦シリーズ」第48作として、2013年にフジテレビ「金曜プレステージ」枠で放送された2時間ドラマです。中村俊介が浅見光彦を演じ、栃木市・日光・川治温泉・湯西川温泉、さらにパリまでを舞台に、"幻の香水"をキーワードにした連続殺人事件と、女性調香師・父娘の悲しき絆を追いかける旅情サスペンスの豪華作です。
浅見光彦は母・雪江から香水が染みついた封書を手渡される。手紙には「国井由香という女性から殺人事件の相談がある」と書かれ、栃木市の幸来橋で面会する約束が記されていた。しかし約束の時間を過ぎても由香は現れず、光彦は巻き込まれる形で栃木警察に連行される。兄・陽一郎が警察庁刑事局長であることが判明して解放された光彦は、殺害された調香師の事件を調べるうちに、日光から湯西川、そしてパリへと繋がる香水の謎に辿り着く——。
野際陽子(母・雪江)、榎木孝明(兄・陽一郎)という安定のレギュラー陣に加え、原田夏希や市川由衣ら華やかな女性キャストが事件を彩り、栃木・日光エリアと川治温泉・湯西川温泉・霞ヶ浦・パリまで広がる贅沢なロケ地が作品のスケールを大きく広げました。
話題になったポイント
"幻の香水"をめぐるミステリー
調香師が関わる殺人事件というエレガントな題材と、幻の香水の謎がシリーズに新鮮な味わいを与え、女性ファンからも高い支持を得ました。
栃木・日光ロケの豪華さ
栃木市の蔵の街・日光東照宮・華厳の滝・龍王峡・川治温泉・湯西川温泉など、栃木県の観光名所を徹底活用した贅沢なロケで、旅情サスペンスファンを満足させました。
パリロケを含む国際的構成
香水の本場・パリまで舞台を広げた国際的なスケール感は、シリーズ中でも特に壮麗。日本とフランスの香り文化が交差する構成が作品の魅力を際立たせました。
ロケ地ガイド
栃木市・蔵の街エリア
物語の起点となる栃木市の蔵の街が象徴的に登場します。
- 岡田記念館:栃木市を代表する歴史的建造物シーン。
- 巴波(うずま)川沿いの綱手道:蔵の街の象徴的な川沿いシーンです。
- 巴波川の幸来橋:作品冒頭の約束の場所となる重要ロケ地。
- 栃木警察署:光彦が連行されるシーンで登場。
- 栃木市役所別館:官公庁シーンに使用されました。
- 横山郷土館:栃木の歴史的建物シーンで活用。
日光・川治・湯西川エリア
日光と温泉街の名所が贅沢に使われました。
- 龍王峡:鬼怒川の絶景シーンで登場。
- 華厳の滝:日光を代表する名瀑が印象的に登場。
- 日光東照宮:世界遺産の象徴的なシーンで使用。
- 鬼怒川の鬼怒楯岩大吊橋:吊橋の絶景シーンに活用。
- 川治温泉らんりょう:温泉宿のシーンで登場。
- 湯西川温泉:平家落人の里の温泉シーンに使用されました。
- 五十里湖:山間のダム湖シーンで活用。
- 平家の里:平家落人伝承のテーマパークが登場します。
- 川治ダム:圧巻のダムのシーンで使用。
都心・関東エリア
光彦の東京サイドや調査先のロケにも都心・関東のランドマークが活用されました。
- 栄香料株式会社:香料会社のシーンで登場。
- 警察庁:兄・陽一郎との象徴的なシーンに使用。
- 霞ヶ浦の霞ヶ浦大橋:茨城の絶景シーン。
- カトリック赤羽教会:教会シーンの舞台です。
- 東武宇都宮線おもちゃのまち駅:印象的な駅シーンで登場。
- 壬生町おもちゃ博物館:博物館シーンで使用されました。
聖地巡礼のおすすめルート
栃木蔵の街ルート
巴波川の幸来橋を起点に巴波川沿いの綱手道、岡田記念館、横山郷土館を巡れば、作品冒頭の舞台を堪能できます。
日光・温泉王道ルート
日光東照宮から華厳の滝、龍王峡、湯西川温泉まで巡れば、本作のハイライトを追体験できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
シリーズ48作目ながら「香水と調香師という題材がエレガント」「パリロケまである贅沢さ」と好評を得ました。
好評だったポイント
「栃木と日光の風景が絵画的」「中村俊介の光彦が相変わらず魅力的」「香水ミステリーとしての独自性」「野際陽子×榎木孝明のレギュラー陣の安定感」といった感想が多く寄せられました。