作品紹介
『ごめんね青春!』は2014年10月から12月までTBS系日曜劇場枠で放送された、宮藤官九郎脚本・錦戸亮主演の学園コメディ。静岡県三島市を舞台に、仏教系男子校の英語教師・原平助(錦戸亮)と、カトリック系女子校の教師・蜂矢りさ(満島ひかり)が、少子化による両校合併計画のなかで過去の不幸な事故と向き合っていく、青春と赦しの物語です。
クドカン節全開のギャグの応酬とスピーディーな会話劇、そして重厚な「罪と赦し」のテーマが同居する、宮藤官九郎らしい構造の連続ドラマ。錦戸亮と満島ひかりが初共演で火花を散らし、重岡大毅・トリンドル玲奈・川栄李奈・波瑠ら若手キャストも大量に起用。ギャラクシー賞月間賞、第83回ドラマアカデミー賞最優秀助演女優賞(満島ひかり)などを受賞し、日曜劇場としては異色の"クドカン的学園コメディ"の代表作になりました。
話題になったポイント
錦戸亮×満島ひかりの初共演
関ジャニ∞の錦戸亮と演技派・満島ひかりの初共演は放送前から大きな話題に。コメディのテンションからシリアスな対峙まで、二人が見せた相性の良さがドラマの推進力になりました。
宮藤官九郎の"合併学園"設定
仏教系男子校「東高」とカトリック系女子校「聖三島女学院」の合併前お試し文化祭という設定がまず面白く、男子校・女子校それぞれの個性豊かなキャラクターが入り乱れる群像劇として機能。クドカン独特のテンポと言葉遊びが炸裂します。
三島の街を丸ごと使ったロケ
源兵衛川遊歩道、三嶋大社、伊豆箱根鉄道駿豆線の鉄橋、楽寿園など、静岡県三島市と沼津市の名所を贅沢に使ったロケーションも本作の魅力。放送後は三島市が公式にロケ地マップを作成するなど地元を挙げて聖地化されました。
ロケ地ガイド
静岡県三島市エリア(物語の中心地)
作中の舞台「三島」はそのまま実際の三島市。駅から徒歩圏のロケ地が多く、街歩きとして楽しめます。
- 静岡県立三島北高等学校:駒形大学付属三島高校「とんこー」
- 三嶋大社:三島の総鎮守
- 源兵衛川遊歩道:よく登場する「げんぺえ川」
- 楽寿園:山田・京子と古井豊がデートした動物園
- 伊豆箱根鉄道駿豆線の鉄橋:「いずっぱこ」の鉄橋
- 三島駅:文化祭実行委員10名が集まった駅
千葉県・埼玉県(聖三島女学院と永楽寺)
女子校と原平助の実家・永楽寺のシーンは千葉・埼玉で撮影されました。
箱根〜西伊豆エリア(第6話「箱根まで駅伝」)
第6話の名エピソード「箱根まで駅伝」を彩る箱根・伊豆エリアのロケ地群。
- 十国峠レストハウス:駅伝の中継点
- 「箱根の里」駐車場:駅伝ルート
- 箱根園:駅伝のゴール地点
- 伊豆・三津シーパラダイス:第4話の名所
- 酪農王国オラッチェ:第6話登場
聖地巡礼のおすすめルート
三島駅から歩く三島ロケ地コース
JR三島駅北口を起点に、楽寿園〜白滝公園〜源兵衛川遊歩道〜三嶋大社〜三島名店街と歩く半日コース。伊豆箱根鉄道の鉄橋までは少し足を延ばせばドラマの空気を一気に吸い込めます。三島市観光協会が作成するロケ地マップも参考になります。
箱根まで駅伝コース
第6話好きなら、十国峠〜箱根の里〜箱根園とバスと徒歩を組み合わせて駅伝ルートをなぞるのが一興。ゴール地点の箱根園からの芦ノ湖の眺めは、ドラマのクライマックスを思い出させてくれます。
視聴者の声・評判
評価スコア
ギャラクシー賞月間賞・ドラマアカデミー賞(満島ひかりの最優秀助演女優賞)を獲得。クドカン作品の中でもファンの熱量が高い一本として知られています。
好評だったポイント
「クドカン×錦戸亮×満島ひかりの化学反応が最高」「群像劇としての完成度が高い」「三島の街の空気をそのまま使った美術が素晴らしい」などの声が代表的。コメディの爆発力とテーマの深みが両立した学園群像劇の金字塔として、現在も配信で支持を集めています。