作品紹介
『ハチミツとクローバー』は、羽海野チカによる累計発行部数3,500万部超の人気漫画を原作に、2008年1月から3月までフジテレビ系で放送された全11話のドラマです。主演は成海璃子(花本はぐみ役)と生田斗真(竹本祐太役)。美術大学を舞台に、才能と恋と将来への不安に揺れる若者たちの群像劇を描きました。
建築科の竹本祐太は、天才的な絵の才能を持つはぐみに一目で恋に落ちますが、自由奔放な天才・森田(成宮寛貴)もはぐみに惹かれ切ない三角関係が始まる。一方、真山(向井理)は建築デザイナーの原田理花に片想いを続け、そんな真山を山田あゆみ(原田夏希)がひたむきに想い続ける。
物語の後半では、竹本が自分探しの自転車旅行に出発し、はぐみは創作中に大けがを負って指先の感覚を失う危機に陥る。突出した才能を持たない竹本が、悩み迷いながらも成長していく姿が多くの視聴者の共感を呼びました。
話題になったポイント
豪華若手キャストの競演
成海璃子のフジ連ドラ初主演。ブレイク前の向井理が真山巧役で存在感を示した。成宮寛貴の自由奔放な森田忍役も話題を集めた。
原作ファンと新規視聴者で分かれた評価
原作ファンからは「あの独特の空気感を実写で表現すること自体に無理がある」という声も。一方で原作未読の視聴者からは「今まで見た中で一番お気に入りの青春ドラマ」という好評も。
美しいロケーションと音楽の融合
90か所以上のロケ地が使用され、平井堅の主題歌「キャンバス」がドラマの叙情的な雰囲気を高めた。
ロケ地ガイド
東京都・八王子エリア
「浜田山美術大学」のキャンパスシーンの撮影地。
東京都・江東区エリア
- 東京海洋大学越中島キャンパス:キャンパス内部のシーン撮影に使用。
東京都・都心エリア
- 東京ドームシティ:遊びに出かけるシーンで使用。
- 国立代々木競技場:建築を学ぶ竹本の物語と重なる名建築。
- 目黒川:心情を映し出す情緒ある背景として使用。
- 東照宮横の芝公園:語り合いの場として使用。
- 晴海大橋:東京湾岸の夜景をバックにしたシーン。
- パレットタウンの大観覧車:デートシーンで使用。
- 新田神社:参拝に訪れるシーンなどに使用。
- 赤城神社:旅の途中で立ち寄る場所として登場。
神奈川県エリア
- 箱根彫刻の森美術館:美大生たちが訪れるエピソードで登場。作品テーマとも深くリンクするロケ地。
- 横浜港大さん橋国際旅客ターミナル:横浜の海を望むウッドデッキでのシーン。
千葉県・大貫海岸エリア
群馬県・静岡県エリア
- 藤原ダム:竹本の自転車一人旅のシーンで登場。
- 西天城高原「牧場の家」:高原のシーンで登場。
- 狩野川記念公園:伊豆を訪れるエピソードで使用。
聖地巡礼のおすすめルート
浜美大キャンパスめぐり(八王子・江東区)
JR八王子駅からバスで東京薬科大学へ。その後東京海洋大学越中島キャンパスを訪れ、竹本たちの学生生活を追体験。
芸術と自然を満喫・箱根&伊豆ルート(1泊2日)
初日は箱根彫刻の森美術館で屋外彫刻を鑑賞し箱根で一泊。翌日は伊豆方面へ南下して狩野川記念公園に立ち寄り、西天城高原「牧場の家」へ。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksで3.4点(5.0点満点、約1,760件)。平均視聴率8.9%、最高視聴率12.9%。
好評だったポイント
キャストの演技力が最も支持された。「生田斗真さんの片想いに悩む切ない表情が秀逸」。原作を知らない視聴者ほど好意的で、「まっさらな気持ちで観れば、とても良い青春ドラマ」というのが多くのレビュアーの結論。