作品紹介
『ハクバノ王子サマ 純愛適齢期』は2013年10月から12月まで読売テレビ制作・日本テレビ系「木曜ドラマ」枠で放送された全12話の大人のラブストーリーです。主演は優香、共演は三浦貴大、中村俊介、鈴木千尋ら。原作は朔ユキ蔵の同名コミック(双葉社『漫画アクション』連載)。恋愛と結婚の狭間で揺れるアラサー女性の本音を赤裸々に描き、主演女優を第1話放送まで明かさないという異例の制作手法でも注目を集めました。
主人公・原多香子(優香)は、都内の小田原女子高校で教師を務める32歳。結婚もせず、恋人もいない現状に少しずつ焦りを感じていたある日、新任教師として赴任してきた23歳の小津晃太郎(三浦貴大)と出会います。9歳年下の晃太郎との距離が徐々に縮まっていく中で、多香子は"不倫""略奪""年の差恋愛""婚活"といった現代女性がリアルに直面する恋愛模様に翻弄されていきます。
主題歌はかりゆし58「恋の矢」。原作漫画ファンからは"主人公の性別変更"という大胆な脚色について賛否が分かれましたが、優香のコミカルかつ切ない芝居と、三浦貴大の純愛系青年像が好評で、アラサー世代の女性視聴者から共感を集めた良作です。
話題になったポイント
主演を第1話まで非公開とした異例の手法
制作陣は主演女優を第1話放送まで一切明かさないという画期的なプロモーションを展開。放送直前までSNSで"主演は誰か"の憶測が飛び交い、話題性を生み出しました。
原作漫画の性別・年齢変更
原作漫画では主人公が男性・小津晃太郎ですが、ドラマ版では性別を変えて女性・原多香子を主人公に変更。優香のイメージに合わせた大胆な脚色が特徴です。
アラサー世代のリアル恋愛
9歳年下男性、元カレ、不倫、婚活と、アラサー世代の女性が直面する恋愛のリアルを包み隠さず描写。深夜枠らしい大人の目線でのラブストーリーとして評価を獲得しました。
ロケ地ガイド
小田原女子高校と教師の日常
多香子が勤務する小田原女子高校は、静岡県の学校キャンパスで撮影されました。
- 加藤学園御殿場キャンパス:小田原女子高校
- マンション:原多香子が住むマンション
- 一軒家:第2話の原多香子の実家
- マンション:第2話の小津晃太郎のマンション
多香子と同僚の飲み屋巡り
教師仲間たちとの飲みや食事のシーンは、神奈川・東京の実店舗で撮影されました。
- 鳥鮮:小津と江川がよく飲んでいる居酒屋
- 中洲焼肉屋台:多香子と同僚の焼肉店
- gecca:第1話の美容室
- 歌うんだ村仲町台店:第4話のカラオケ
- ピッツェリアマルデナポリ世田谷本店:第5話のレストラン
- 一慶:第10話の居酒屋
多香子と晃太郎の節目シーン
二人が心を通わせる重要シーンは、関東各地の印象的な場所で撮影されました。
- 世田谷公園:第5話のユウコへの電話公園
- 宇津野洞窟:第7話の下見洞窟(栃木)
- 富士小山病院:第8話の生徒見舞い
- 下高井戸八幡神社:第10話の初詣
- レストランテンドーレ:第10話のユウコの結婚式
- 立花:第12話の宿泊旅館(静岡)
- 熱海後楽園ホテル:最終話の宮崎空港ロビー
聖地巡礼のおすすめルート
御殿場・富士山麓教師ルート
加藤学園御殿場キャンパス→富士小山病院→立花(熱海)と、小田原女子高校のエリアから伊豆半島へ向かう日帰りドライブコース。
世田谷・下高井戸恋愛ルート
世田谷公園→下高井戸八幡神社→ピッツェリアマルデナポリと、多香子と晃太郎の東京日常を歩くコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarkでの評価は、アラサー女性視聴者を中心に支持獲得。"リアルすぎる恋愛描写"が刺さる、との声多数。
好評だったポイント
優香の等身大の教師像、三浦貴大の純愛青年芝居、原作とは異なる独自の脚色、そして大人のラブストーリーとしての完成度。アラサー世代の恋愛ドラマの佳作として語り継がれています。