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映画

白鳥とコウモリ

放送局
松竹(配給)
放送期間
20269月

東野圭吾の作家生活35周年記念作を岸善幸監督が映画化。弁護士殺害事件の加害者の息子・和真と被害者の娘・美令が、それぞれの父への違和感から手を組み真相を追う。松村北斗と今田美桜のW主演。主題歌は大森元貴「灰色」。

作品紹介

『白鳥とコウモリ』は2026年9月4日公開の日本映画。東野圭吾が作家生活35周年記念作として書き下ろした同名長編を、岸善幸監督・向井康介脚本で映画化した作品です。配給は松竹、W主演は松村北斗(SixTONES)と今田美桜。主題歌は大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)の「灰色」。

善良な弁護士・白石健介が刺殺されます。やがて男が犯行を自供し、事件は解決したかに見えました。しかし、加害者の息子・倉木和真(松村北斗)と、被害者の娘・白石美令(今田美桜)は、それぞれ自分の父の言動に拭えない違和感を抱きます。加害者側と被害者側——決して交わるはずのない二人が、真実を知るために手を取り合う。東野圭吾ミステリーのなかでも「加害者家族と被害者家族の物語」として異彩を放つ原作の映画化です。

撮影は東京と愛知県で行われました。公式に明かされているのは、隅田川(吾妻橋周辺)での二人が向き合うシーン、都内の喫茶店、そして撮影終盤に敢行された愛知県常滑駅周辺でのロケ。原作にも登場する三河安城駅や、東岡崎駅周辺でも撮影が行われたことがSNSの目撃情報などから伝えられています。

話題になったポイント

松村北斗×今田美桜、禁断のバディ

「加害者の息子」と「被害者の娘」という、本来なら決して並び立てない二人が組む——この設定こそが本作の中心です。公開前に解禁された現場レポートとメイキング写真では、隅田川での対話シーンの撮影風景が公開され、大きな話題を呼びました。

東野圭吾35周年記念作の映像化

原作は「東野ミステリーの新たなる最高傑作」として刊行され、2021年の各種ミステリーランキングを席巻した作品。分厚い長編を2時間台にどう畳むかは公開前から注目され、脚本の向井康介がどこを削りどこを残したかが議論の対象になりました。

常滑・三河安城という選択

愛知県での大規模ロケは、本作の空気を決定づけています。とりわけやきもの散歩道を擁する常滑は、土管と煉瓦煙突が並ぶ独特の景観で知られる街。都会の法廷劇と、地方都市の生活感。その落差が物語の陰影になっています。

ロケ地ガイド

常滑エリア(愛知県)

撮影終盤に行われた愛知ロケの中心地。和真と美令が手がかりを求めて歩く街です。

  • 常滑駅周辺:愛知県常滑市鯉江本町。名鉄常滑線の駅で、中部国際空港セントレアへの玄関口でもあります。
  • やきもの散歩道:愛知県常滑市栄町。土管坂、登窯、煉瓦煙突が続く常滑を代表する散策路。日本六古窯のひとつ、常滑焼の街並みがそのまま残ります。
  • 鬼崎漁港:愛知県常滑市蒲池町。伊勢湾に面した漁港。
  • 西之口の古い商店:愛知県常滑市西之口。昭和の商店の佇まいが残るエリア。

安城・岡崎エリア(愛知県)

原作にも登場する土地と、事件の起点。

  • 三河安城駅:愛知県安城市三河安城町。東海道新幹線の駅。原作でも捜査の移動で繰り返し使われる場所です。
  • 安城市篠目町:愛知県安城市篠目町。三河安城駅の北側に広がる住宅地。
  • 東岡崎駅周辺:愛知県岡崎市明大寺本町。名鉄名古屋本線の主要駅。
  • 岡ビル百貨店:愛知県岡崎市明大寺町。東岡崎駅前に建つ昭和期の商業ビル。

東京エリア

公式に明かされた、物語の分岐点。

  • 隅田川(吾妻橋周辺):東京都台東区雷門。加害者の息子と被害者の娘が向き合い、ともに真相を追うことを決める重要な場面。浅草の観光エリアからすぐの川辺です。

※愛知県内のロケ地の一部は、SNSでの目撃情報や地元メディアの報道にもとづく情報を含みます。訪問時は近隣の迷惑にならないようご配慮ください。

聖地巡礼のおすすめルート

常滑やきもの散歩道ルート

名鉄常滑駅周辺を起点に、徒歩10分でやきもの散歩道へ。土管坂や登窯を巡って半日。海側へ足を延ばせば鬼崎漁港、北上すれば西之口の古い商店まで回れます。セントレアからのアクセスも良く、旅行の途中に組み込みやすいコースです。

三河・事件を追うルート

新幹線三河安城駅を起点に安城市篠目町周辺を歩き、名鉄に乗り換えて東岡崎駅周辺岡ビル百貨店へ。捜査の動線をそのまま追体験する、鉄道好き向けの一日コースです。

浅草・隅田川ルート

東京メトロ浅草駅から隅田川(吾妻橋周辺)へ。二人が向き合った川辺は、浅草寺やスカイツリーからも歩ける距離です。夕暮れどきに訪ねると、劇中の空気にいちばん近くなります。

視聴者の声・評判

評価スコア

Filmarksの平均スコアは★4.0。2026年9月公開の話題作として上映中から高い評価を集めています。原作既読層・未読層のどちらからも支持されているのが特徴です。

好評だったポイント

「松村北斗と今田美桜の緊張感がずっと続く」「加害者家族の描き方が丁寧」「原作の膨大な情報をよくまとめた」「大森元貴の主題歌が刺さる」——加害者側と被害者側という構図を、単純な対立にも安易な和解にも落とさない語り口が評価されています。一方で「原作の細部が削られている」という原作ファンからの指摘もあり、映画から入って小説を読む順序を勧める声も多く見られます。

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