作品紹介
『花嫁は厄年ッ!』は2006年7月6日から9月21日までTBS系「木曜ドラマ9」枠で放送された全11話の連続ドラマです。主演は篠原涼子、共演に矢部浩之(ナインティナイン)、岩下志麻、宇梶剛士、小沢真珠、小山慶一郎(NEWS)、松嶋尚美などが名を連ねました。脚本は秦建日子。
物語の主人公は首都テレビの女性アナウンサー・竹富明子(篠原涼子)。長年担当してきたニュース番組を新人アナウンサーに奪われ、バラエティ番組の企画「農家の嫁・奮闘記」で福島の桃農家に潜入取材することに。しかも潜入先は元カレ・安土一郎(矢部浩之)の実家というドタバタの始まり。厄年を迎えキャリアも恋愛もどん底の明子が、田舎の農家で騒動を巻き起こしながら成長していく姿を描きます。
都会のキャリアウーマンと田舎の農家という対比を軸に、恋愛・仕事・家族を笑いと涙で描いた一話完結型のコメディドラマ。篠原涼子の体当たりのコメディエンヌぶりが見どころです。
話題になったポイント
篠原涼子の振り切れたコメディ演技
『アンフェア』のクールな雪平夏見とは真逆の、体を張ったドタバタ演技を見せた篠原涼子。農作業に悪戦苦闘し、厄年ゆえの不運に泣き笑いする明子を魅力的に演じ、コメディエンヌとしての新たな一面を見せました。
ナインティナイン矢部浩之の俳優挑戦
お笑い芸人・矢部浩之の本格的なドラマ初主演級の出演として話題に。朴訥で真面目な桃農家の跡取り役を好演し、篠原涼子との凸凹カップルぶりがほのぼのとした笑いを生みました。
山梨・福島の美しい桃畑風景
ドラマ上の設定では福島県の桃農家ですが、実際の撮影は山梨県塩山の桃畑で行われました。満開の桃の花や実りの風景は絶景で、フルーツラインや勝沼ぶどうの丘など山梨観光スポットが多数登場したのも話題に。
ロケ地ガイド
山梨エリア
安土家の桃農園シーンの大半は山梨県甲州市周辺で撮影されました。フルーツ王国・山梨の風景がドラマの舞台感を存分に演出しています。
- 勝沼ぶどうの丘:甲府盆地を見下ろす絶景スポット。ドラマの心象風景シーンで登場。
- フルーツライン:山梨の果樹園地帯を走る観光道路。桃畑が続く風景が随所に登場。
- 甲府富士屋ホテル:宿泊・会食シーンなどで使用された老舗ホテル。
千葉エリア
安土家の古民家として使用されたのは千葉県の歴史ある旧家でした。
- 旧吉田家住宅歴史公園:重要文化財の古民家が「安土家」として使用され、ドラマの重要な舞台に。
東京エリア
主人公・明子が働く首都テレビや、都会的なデートシーンの舞台として使用された東京のスポット。
- JR東海道本線東京駅丸の内口:明子が福島へ出発するシーンや、田舎と都会を行き来する象徴的な場所。
- 恵比寿ガーデンプレイス:都会での仕事やデートのシーンで使用された華やかなロケ地。
- シェラトン都ホテル東京:重要な会合やディナーシーンの舞台。
- DEN AQUAROOM AOYAMA:水槽が美しい青山の人気レストラン。デートシーンで登場。
福島エリア
物語の舞台設定となる福島県。明子が降り立つ駅や、地方ののどかな風景が使われました。
聖地巡礼のおすすめルート
山梨フルーツ街道ロケ地コース
JR中央本線塩山駅からスタートし、勝沼ぶどうの丘で甲府盆地の絶景を堪能した後、フルーツラインをドライブして桃畑の風景を楽しむ1日コース。甲府富士屋ホテルで宿泊すれば、ドラマの世界観にどっぷり浸れます。桃の花が咲く4月や収穫期の7〜8月がベストシーズンです。
東京都内デートスポット巡り
東京駅丸の内口からスタートし、恵比寿ガーデンプレイスで散策、シェラトン都ホテル東京でランチ、青山のDEN AQUAROOM AOYAMAでディナーという、明子の都会生活を追体験するコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
平均視聴率は約11%。放送当時『アンフェア』の直後の作品として注目を集め、篠原涼子の新境地として評価されました。Filmarksやレビューサイトでは「肩の力を抜いて観られる癒し系コメディ」として根強い支持があります。
好評だったポイント
「篠原涼子のコメディが最高に面白い」「矢部浩之が意外と良い」「岩下志麻の迫力ある姑役が圧巻」「桃畑の風景が美しい」「一話完結で観やすい」といった声が多く寄せられました。特に岩下志麻演じる厳しい姑と篠原涼子のやり取りは名場面として語り継がれています。気軽に楽しめるホームコメディとして、今なお再視聴するファンが多い作品です。