作品紹介
『初恋DOGs』は、韓国のウェブトゥーンを原作とした日本のテレビドラマで、2025年7月1日から9月2日までTBS系「火曜ドラマ」枠にて全10話が放送されました。主演は清原果耶、共演に成田凌、韓国俳優のナ・イヌを迎え、国境を越えたラブストーリーとして話題を集めました。制作にはSTUDIO DRAGONが参加し、脚本は金子ありさが手掛けています。
離婚訴訟を専門に手掛ける敏腕弁護士・花村愛子(清原果耶)は、愛犬の散歩中に動物病院の院長・白崎快(成田凌)と出会います。互いの愛犬が一目惚れしたことをきっかけに距離が縮まる中、実は2人が子ども時代の初恋相手だったことが判明。そこに韓国の財閥御曹司ウ・ソハ(ナ・イヌ)が愛犬をめぐるトラブルで絡み、3人の関係は複雑に展開していきます。
犬たちの愛らしさと湘南・横浜を中心とした美しいロケーションが魅力の本作は、恋愛模様だけでなく動物保護のテーマも織り込み、最終話では動物保護施設の建設という温かい結末を迎えました。主題歌はSEVENTEENの「愛が通り過ぎた跡」が起用されています。
話題になったポイント
日韓コラボレーションの新しい形
韓国の制作会社STUDIO DRAGONとTBSがタッグを組み、韓国俳優ナ・イヌが重要な役どころで出演するという日韓合作の形式が注目されました。韓国ウェブトゥーン原作を日本でドラマ化するという試みは、従来の韓国ドラマリメイクとは異なるアプローチとして話題を呼びました。ソウルでの撮影シーンも盛り込まれ、西江大橋やIFCモールなど韓国のランドマークも劇中に登場しています。
愛犬たちが繋ぐラブストーリー
本作最大の特徴は、犬たちの恋が人間たちの恋を動かすというユニークな設定です。劇中に登場する犬たちの演技と愛らしさは視聴者から絶大な支持を受け、「犬が主役のドラマ」と称されるほどでした。ドッグカフェ「Lovely Tails Cafe」を舞台にした犬との共生を描くシーンの数々は、ペットブームの中で多くの共感を呼びました。
湘南・横浜の映える撮影スポット
神奈川県の湘南エリアと横浜みなとみらいを中心にロケが行われ、海辺の景色や洗練された都市風景が映像美として高く評価されました。江の島が見える砂浜、象の鼻パーク、汽車道、大さん橋など横浜の人気スポットが次々と登場し、聖地巡礼の需要も高まりました。
ロケ地ガイド
湘南エリア
ドラマの主要な舞台となった湘南エリアには、メインロケ地が集中しています。海沿いの爽やかな雰囲気が作品の世界観を支えています。
- ドッグデプト湘南江ノ島店:宮瀬優香が働くドッグカフェ「Lovely Tails Cafe」のロケ地。藤沢市鵠沼海岸にあり、実際にペット同伴で利用できます
- 湘南海岸公園:江の島の見える砂浜として劇中に度々登場した美しいビーチスポット
- 湘南ひらつかビーチパーク:白崎快とウ・ソハがバスケをするシーンが撮影されたバスケットコートのある公園
- 大浜海岸:作品を通じてよく登場する砂浜のシーン
- 北条海岸:白崎快が自転車で走っていた海岸(第1話)
横浜みなとみらいエリア
ウ・ソハと花村愛子のデートシーンを中心に、横浜の名所が多数登場しました。
- ザ・カハラホテル&リゾート横浜:ウ・ソハが滞在していた高級ホテル。THE KAHALA LOUNGEも劇中に登場
- みなとみらいグランドセントラルタワー:花村愛子が働く法律事務所のあるビル
- 象の鼻パーク:ウ・ソハと花村愛子が歩いていた赤レンガ倉庫の見える海辺の公園(第2話)
- 日本丸メモリアルパーク:ウ・ソハと花村愛子がラムネを飲んだ帆船の見える公園(第2話)
- 横浜中華街の市場通り:ウ・ソハと花村愛子が肉まんを買った中華街(第2話)
- 汽車道:ウ・ソハと花村愛子が風車を持って走っていた鉄橋(第2話)
- 横浜港大さん橋国際旅客ターミナル:ウ・ソハと花村愛子が話をしていた赤レンガ倉庫の見える桟橋(第2話)
- アニヴェルセルみなとみらい横浜:ソウルのチャリティイベント会場として使用(第9話)
葉山・三浦・横須賀エリア
白崎快の生活圏として描かれた三浦半島方面のロケ地です。
- 建物(葉山町):しろさき動物病院の外観として使用された葉山町の一軒家
- 古民家スタジオ ヒラメ邸:白崎快が住む家
- 北下浦海岸通り:ウ・ソハと白崎快と花村愛子が最後のドライブに行った海岸(第5話)
- よこすか海岸通り:花村愛子が白崎快とウ・ソハを乗せて走っていた海沿いの道(第8話)
- 横須賀市自然・人文博物館:動物保護施設シンシアホームのロケ地(第8話)
- 平和中央公園:花村愛子と白崎快が訪れた高台の公園(第8話)
東京エリア
法律事務所や裁判所など、花村愛子の仕事に関わるシーンで使用されたロケ地です。
- 港区立郷土歴史館:裁判所の外観として使用
- Light Box Studio Aoyama:花村法律事務所の内観
- 大森ベルポート:白崎快が花村愛子と話をしていたホール(第6話)
- センターストリートの歩道橋:花村愛子と白崎快が影で遊んでいた歩道橋(第6話)
- 東京オペラシティ:ウ・ソハとウ・ソヨンが話をしていた階段(第6話)
- CROSS DOCK harumi:オルオルクリニック(第9話)
埼玉・千葉エリア
郊外のシーンで使用された多彩なロケ地です。
- ふかや花園プレミアム・アウトレット:花村愛子と白崎快が出会ったショッピングモール(第1話)
- あしかがフラワーパーク:白崎快が花村愛子のしゃっくりを止めた庭園(第2話)
- 富津公園:花村愛子と白崎快が待ち合わせをした駐車場(第2話)
- 深谷グリーンパーク パティオ:ドッグカフェがキッチンカーで出店したイベント会場(第4話)
- 太田山公園:花火を見る穴場の高台の公園(第4話)
- 西武学園文理中学・高等学校:白崎快たちが通っていた日本農工大学のロケ地
韓国(ソウル)エリア
ウ・ソハの故郷として登場した韓国のシーンです。
聖地巡礼のおすすめルート
湘南・江の島コース(半日)
小田急線鵠沼海岸駅をスタートし、まずはドッグデプト湘南江ノ島店でドッグカフェの雰囲気を満喫。その後湘南海岸公園を散策して江の島を眺め、湘南ひらつかビーチパークまで足を延ばせば、劇中のバスケットシーンを思い出せます。ペット連れなら愛犬と一緒に巡るのがおすすめです。
横浜みなとみらいデートコース(1日)
みなとみらいグランドセントラルタワーを起点に、汽車道を歩いて日本丸メモリアルパークへ。象の鼻パークから赤レンガ倉庫を眺め、大さん橋まで散歩するルートは、第2話のウ・ソハと愛子のデートコースそのものです。横浜中華街で肉まんを食べるのもお忘れなく。最後はザ・カハラホテルのラウンジでティータイムを楽しめば完璧です。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの評価は★3.1/5.0(レビュー数481件)で、3.1〜4.0点をつけた視聴者が47%と最も多い結果となりました。世帯平均視聴率は4.6%で、初回は5.8%を記録しています。
好評だったポイント
最も多く挙がったのは愛犬たちの可愛らしさへの絶賛で、「犬を見るだけで癒される」という声が多数ありました。清原果耶の凛とした弁護士姿と成田凌の穏やかな獣医師役のケミストリーも好評で、ナ・イヌの日本語での演技にも注目が集まりました。湘南・横浜の美しいロケーションについては「映像が綺麗で旅行気分を味わえる」と評価されています。一方で、ストーリー展開の速さや脚本への批判的な意見もあり、「設定が荒唐無稽」「展開がベタ」という声も見られました。後半になるにつれて面白さが増したという評価もあり、最終的には動物保護というテーマに好感を持つ視聴者が多かったようです。