作品紹介
『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』は2019年7月から9月までTBS系「火曜ドラマ」枠で放送された全9話のお仕事コメディです。主演は石原さとみ。原作は佐々木倫子が1999年から2003年まで『ビッグコミックスピリッツ』に連載した同名漫画で、墓地の目の前という立地の不利なフレンチ・レストラン「ロワン・ディシー(遠いの、意)」を舞台に、変人オーナーと不揃いの従業員たちの日常を笑いとペーソスたっぷりに描きます。
主人公の黒須仮名子(石原さとみ)は、自分の好きな酒と料理を心ゆくまで楽しみたいという一点のためだけに高級フレンチ店を開業する、マイペースで偏屈な女性オーナー。彼女にヘッドハントされた伊賀観(福士蒼汰)が、無茶苦茶な要求とユニークな同僚たちに振り回されつつも、腐らずに自分のプロ意識を発揮していく様子が、原作漫画のユーモアそのままにドラマ化されました。
共演は福士蒼汰(伊賀観役)、志尊淳(小林佑希役)、勝村政信、團遊、中村ゆり、岸部一徳ら。レトロな洋館を店舗に見立て、フレンチの仕込み、クレーム処理、常連客との奇妙な関係など、飲食店の現場の"あるある"がつぶさに描かれます。
話題になったポイント
石原さとみ × 佐々木倫子原作
『動物のお医者さん』などで知られる佐々木倫子原作の長編コミックを、旬の石原さとみで映像化。原作ファンから「キャスティングが完璧」と絶賛されました。
脇を固めるユニークキャスト
志尊淳、福士蒼汰、團遊、勝村政信と、若手からベテランまでキャラの立った配役が揃い、原作のドタバタ感を再現。特に志尊淳のコメディセンスが光ります。
"墓地の前のフレンチ"という特異な世界観
舞台となるロワン・ディシーは墓地の前という強烈な立地設定。ユニークな舞台美術と、そこに集う変人客のエピソードが、原作の独特な空気感を見事に映像化しました。
ロケ地ガイド
ロワン・ディシーとフレンチ業界
物語の中心となるロワン・ディシーと、周辺のフレンチ業界のシーンは、都内・埼玉・神奈川で撮影されました。
- フォーシーズンメモリアル:ロワン・ディシーの外観
- フランス料理シャンソニエ:第1話で伊賀観が働いていたレストラン
- ルーデンス立川ウエディングガーデン:第2話の偵察先のライバル店
横浜の名所
伊賀観の母親や過去に関わるシーンは、横浜の観光スポットで撮影されています。
- 横浜赤レンガ倉庫:第3話の電話シーン
- 横浜中華街:第3話の中華街シーン
- 日本丸メモリアルパーク:第3話の電話シーン
- 横浜屋形船はまかぜ:第3話の屋形船シーン
伊賀観と仲間たちの日常
伊賀観のソムリエ試験や特訓シーンは、都内・神奈川各地で撮影されました。
- 東京スカイツリータウン:第3話の受験票シーン
- 新宿中央公園:第4話で伊賀と山縣が話した公園
- 湘南国際村ホテルOVA:第8話の研修先の沖縄ホテル設定
- メルキュールホテル横須賀:第8話のソムリエ試験会場
- ふなばし三番瀬海浜公園:最終話の海沿いの公園
- 成田国際空港第1ターミナル:最終話のジンバブエ行き空港
聖地巡礼のおすすめルート
横浜1日ロワン・ディシーツアー
横浜赤レンガ倉庫→日本丸メモリアルパーク→横浜中華街→屋形船はまかぜと巡るコース。ドラマの横浜回をフル追体験できます。
新宿〜立川ソムリエ修行ルート
新宿中央公園→ルーデンス立川ウエディングガーデンと、伊賀観の特訓シーンを辿るコース。フレンチファンにおすすめ。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは原作ファン・ドラマ単独視聴者双方から安定した評価を獲得。"火曜の夜のご褒美"と評される軽快なコメディ作品として定着しました。
好評だったポイント
石原さとみの変人オーナー芝居、福士蒼汰・志尊淳の真面目ボケ、原作漫画の空気感の忠実な再現、そして岸部一徳・勝村政信・團遊の脇役陣の見事なアンサンブル。肩の力を抜いて楽しめる大人のお仕事コメディの良作です。