作品紹介
『一週間フレンズ。』は、葉月抹茶による「ガンガンJOKER」連載の人気コミックを実写映画化した青春ラブストーリーで、2017年2月18日に公開されました。主演は川口春奈と山崎賢人。「友達の記憶を1週間で忘れてしまう」という難病を抱えた少女と、そのそばに居続けようとする少年のせつないラブストーリーです。
高校2年生の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日からひかれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に「友達になってください」と思い切って声をかける。しかし香織には「月曜日になると友達の事を1週間で忘れてしまう」記憶障害があった。それでも祐樹は彼女のそばにいたいと願い、交換日記を始め、少しずつ距離を縮めていく。けれどある日、香織の過去を知る転入生・桐生将吾が現れ、香織の記憶障害の真相が明らかになっていく――。
監督は『赤い糸』『君と100回目の恋』の村上正典、共演に松尾太陽、上杉柊平、高橋春織。Filmarks平均★3.3点(多数のレビュー)。多摩・聖蹟桜ヶ丘エリアを舞台に、高台の階段、桜の木のあるカーブ、多摩川の府中四谷橋(天澄祭)など、青春の匂いが残る郊外の風景が多用された、丁寧な映像作品です。
話題になったポイント
川口春奈×山崎賢人のW主演
当時22歳の山崎賢人と22歳の川口春奈という、2017年の若手俳優を代表する2人がW主演。山崎賢人の涙ぐむシーンは「切なくて感情移入する」と高評価。川口春奈の透明感ある自然な演技も「ちょうどいい」と好評でした。
聖蹟桜ヶ丘・多摩のロケーション
聖蹟桜ヶ丘ペデストリアンデッキ、貝取さんぽ道、多摩モノレール通り、関戸城天守台跡横のカーブ、多摩川の府中四谷橋など、多摩・聖蹟桜ヶ丘エリアを徹底活用。ジブリ『耳をすませば』の聖地としても知られるこのエリアで、青春ラブストーリーの新しい聖地が生まれました。
記憶障害というモチーフ
「月曜日になると友達の記憶が消える」という難病設定は、原作漫画の最大の特徴。映画ではこの設定を生かし、交換日記、桜の木の下のカーブ、天澄祭の打ち上げ花火など、忘れられない瞬間を映像に焼き付ける丁寧な演出が光ります。
ロケ地ガイド
東京都立緑川高等学校シーン
香織と祐樹が通う高校の各シーン。複数の学校を組み合わせて撮影。
- 多摩市立青陵中学校:東京都多摩市貝取2丁目、緑川高校の外観。
- 旧足利西高等学校:栃木県足利市大前町、緑川高校の廊下・中庭・体育館。
- 東京都立南平高等学校:東京都日野市南平8丁目、緑川高校の昇降口・屋上・図書室。
- 多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校:東京都多摩市聖ヶ丘4丁目、緑川高校の職員室。
- 関戸城天守台跡横のカーブ:東京都多摩市桜ケ丘1丁目、桜の木のあるカーブ(通学路)。
聖蹟桜ヶ丘・多摩エリア
本作の象徴的な街並み。
- 聖蹟桜ヶ丘駅ペデストリアンデッキ:東京都多摩市関戸4丁目、待ち合わせの場所。
- 聖蹟いろは坂沿いの階段:東京都多摩市桜ケ丘1丁目、交換日記ノートを手渡した階段。
- 貝取さんぽ道:東京都多摩市貝取2丁目、香織が交換日記を見た場所。
- 多摩モノレール通りのゆうゆう橋:東京都多摩市落合1丁目、近藤まゆと出会した橋。
- 多摩南部地域病院:東京都多摩市中沢2丁目、香織が入院した病院(内部)。
- 一軒家:東京都八王子市鑓水2丁目、藤宮家。
- 長池公園:東京都八王子市別所2丁目、祐樹が走った橋の上。
- 勝文堂:東京都調布市小島町1丁目、交換日記用のノートを買った店。
- 帝京大学医学部附属病院:東京都板橋区加賀2丁目、香織が診察を受けた病院。
天澄祭・花火シーン
クライマックスを飾る花火大会。
埼玉エリア
- 西武鉄道西武球場前駅:埼玉県所沢市上山口、香織と祐樹が乗車した駅。
- 西武鉄道西所沢駅:埼玉県所沢市西所沢1丁目、本を投げて渡したシーン(劇中名「西府中駅」)。
- けやきひろば:埼玉県さいたま市中央区新都心、近藤まゆの中学時代回想。
聖地巡礼のおすすめルート
聖蹟桜ヶ丘1日コース
京王線聖蹟桜ヶ丘駅を起点にペデストリアンデッキ→聖蹟いろは坂沿いの階段→関戸城天守台跡横のカーブと巡る半日コース。映画の青春の舞台を一気に体感できます。
多摩・八王子コース
貝取さんぽ道→ゆうゆう橋→長池公園と多摩エリアを巡るルート。郊外の住宅街の風情と本作の世界観を味わえます。
天澄祭・花火コース(夏)
多摩川の府中四谷橋と多摩川の河原へ。夏の花火大会のクライマックスを思い出しながら多摩川河岸を散策できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks平均★3.3点。少女漫画原作実写としては及第点以上の評価。山崎賢人と川口春奈の演技力が支えています。
好評だったポイント
「川口春奈の自然体な演技がリアル」「山崎賢人の涙シーンが切ない」「聖蹟桜ヶ丘のロケが美しい」「交換日記のシーンが切ない」「青春の郊外感が良い」といった感想が並び、2010年代の青春ラブストーリーとして記憶される一作です。