作品紹介
『芋たこなんきん』は、2006年10月2日から2007年3月31日まで放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)第75作です。藤山直美が主演を務め、小説家・田辺聖子の半生をモデルに、昭和40年の大阪を舞台にした全151話の朝ドラ。タイトルは"芋・蛸・南瓜(なんきん)"という女性が好む食材の代名詞である大阪生まれの慣用句に由来。藤山直美が37歳独身の事務員から町医者の徳永家に嫁ぐ人情味あふれる物語を、大阪・通天閣・道頓堀・法善寺横丁など大阪の名所をフルに使って描いた一作です。
昭和40年の大阪・天満。花岡町子(藤山直美)は37歳独身の事務員。実家暮らしで、昼は会社に勤め、夜は文学教室に通って小説家を目指している。ある日、町子はひょんなことから町医者の徳永健次郎(國村隼)と知り合う。徳永は妻を亡くし、子供5人、両親、妹の晴子(田畑智子)も同居の大家族。次第に町子は徳永家に出入りするようになり、やがて健次郎と結婚。大家族の中での複雑な人間関係と温かさを通じて、町子は妻・母・小説家として成長していく——。
大阪・通天閣、法善寺横丁、道頓堀、大阪城、大阪市立中央公会堂、大阪証券取引所、万博公園「太陽の塔」など、大阪の名所がオープニングからふんだんに登場。藤山直美の親しみやすい大阪弁、國村隼の頼もしい医師像、田畑智子の若き義妹役が織り成す人情味あふれる朝ドラとして、大阪を代表する朝ドラの好例です。
話題になったポイント
藤山直美の朝ドラ主演
"上方の喜劇女王"藤山直美が、初の朝ドラ主演に挑戦。大阪の人情味あふれるヒロイン像と、関西弁の自然な演技が、関西出身視聴者の心を鷲掴みにしました。
田辺聖子原案の人情ドラマ
小説家・田辺聖子の半生をモデルに、原案・題字を田辺聖子本人が担当。"芋・蛸・南瓜"という大阪の女性食慣用句をタイトルにした、人情味あふれる朝ドラです。
大阪オールロケ
通天閣、法善寺横丁、道頓堀、大阪城、大丸心斎橋店、大阪市立中央公会堂、大阪証券取引所など、大阪の主要観光地・歴史的建造物をフル活用したオールロケ。"大阪愛"あふれる映像が魅力です。
ロケ地ガイド
大阪・名所オープニングシーン
大阪の名所が次々と登場するオープニング・タイトルバックのロケ地です。
- 通天閣:オープニングに出てくる塔。
- 法善寺横丁:オープニングに出てくる路地。
- 道頓堀:オープニングの繁華街。
- 大丸心斎橋店:オープニングの建物。
- 大阪城:オープニングの城。
- 大阪市立中央公会堂:オープニングの建物。
- 大阪証券取引所:オープニングの建物。
- 日本銀行大阪支店:オープニングの建物。
- 万博公園の「太陽の塔」:オープニングの塔。
- 土佐堀川の淀屋橋:第1話に登場。
- 芝川ビル:第1話に登場。
町子・徳永家の生活シーン
町子と徳永家の人間模様の舞台です。
- 天王寺公園:第1話で町子が通天閣を見た池。
- 大川の源八橋:町子が池内幸三と話した川辺。
- 若草山:第2話で健次郎と町子がドライブした見晴らしの良い丘。
- 兵庫県公館:第2話で2人の結婚式会場の内部。
- 中央電気倶楽部:第2話で健次郎が購入した部屋のあるビル。
- しゃくなげ学校:第4話で町子が通った大阪市立福島南尋常小学校。
- 六県神社:第5話で町子たちが避難した神社。
- 京都市立西陣小学校:第5話で健次郎の子供たちの小学校。
- 奈良県庁:第7話で「親子川柳大会」のビルの屋上。
- 高野口小学校:第9話で町子が通う女学校。
- 関西電力病院:第18話で町子が入院した病院。
- 田原本聖救主教会:昭和初期の教会。
聖地巡礼のおすすめルート
大阪・名所オープニングルート
通天閣から法善寺横丁、道頓堀、大阪城、万博公園の太陽の塔を巡れば、朝ドラ『芋たこなんきん』のオープニングを完全再現できます。
町子・徳永家ルート
天王寺公園、大川の源八橋、若草山、兵庫県公館を巡ると、町子の人生の節目の名場面を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
藤山直美の朝ドラ主演と、田辺聖子原案の人情ドラマ、大阪オールロケの愛着が融合した名作朝ドラ。関西色豊かな朝ドラの好例として、特に関西視聴者から長く愛されています。
好評だったポイント
「藤山直美の関西弁が温かい」「國村隼の医師役が頼もしい」「田畑智子の義妹が可愛い」「大阪の名所が次々登場」「家族のドタバタが楽しい」といった感想が寄せられました。