作品紹介
『インハンド』は2019年4月〜6月にTBS系「金曜ドラマ」枠で放送された山下智久主演のヒューマンサイエンスミステリーで、朱戸アオによる同名漫画が原作です。主人公・紐倉哲(山下智久)は寄生虫学を専門とし、右手に黒いロボットハンドのような義手を装着した、不愛想でドSな天才生命科学者。厚生労働省の美人官僚・高家准(菜々緒)、正義感の強い助手・高林雅和(濱田岳)とともに、感染症や医療犯罪に関わる難事件を解決していきます。
感染症パニック、医療詐欺、地方の奇病、治験スキャンダルなど、毎回科学的で骨太なテーマが扱われる一方で、主人公の謎めいた過去や義手の秘密といったシリアスな縦軸も走る、社会派サイエンスミステリーとして評価されました。
話題になったポイント
山下智久、怪演の"変人"天才博士
山下智久が演じる紐倉博士は、空気を読まず口が悪く、それでいて圧倒的な頭脳で真相に迫る「変態的天才」。これまでのイメージを覆すダークな役どころが話題になり、SNSでは「山Pの新境地」と絶賛されました。
感染症ミステリーという骨太テーマ
寄生虫・ウイルス・医療犯罪という科学的なテーマをリアルに描きつつ、エンタメとして成立させた脚本が高く評価されました。医療・科学クラスタからも「原作ファンとして納得の映像化」との声が集まりました。
菜々緒・濱田岳とのトリオ感
紐倉・高家・高林のバディ3人組のテンポ良い掛け合いもこの作品の魅力。凸凹なチームでも真相を突き詰めていく痛快さが、毎話の見どころでした。
ロケ地ガイド
都心・品川エリア
紐倉研究所や高家の職場(厚生労働省)、都会の事件現場など、東京の近未来的な風景が頻繁に登場します。
- 内閣府下交差点:霞が関の官庁街。高家准の職場シーンを印象付けるロケ地。
- JR東海道本線品川駅港南口:都会の通勤風景として登場。
- マンション(港南):登場人物が暮らす都心マンションとして使用。
- Monkey Cafe:渋谷・猿楽町のカフェ。捜査の合間に登場。
医療施設ロケ
感染症ドラマだけに、大学病院や医療センターでのロケも豊富に組まれました。
- 松戸市立総合医療センター:医療パートの主要ロケ地のひとつ。
- 千葉大学医学部附属病院:大学病院シーンの撮影地。
- 南東京ハートクリニック:診療シーンで使われたクリニック。
- 久保田産婦人科病院:医療ドラマらしい現場として登場。
地方ロケ(山梨・長野・沖縄)
感染症の発生地や逃亡先として、関東近郊から沖縄まで幅広い地方ロケが行われました。
- SHIGENO河口湖ハウス:河口湖畔の一軒家。隠れ家的シーンに。
- 夢有民牧場:沖縄・今帰仁村の牧場。地方パンデミック編の舞台。
- 湯の丸高原陸上競技場:長野・東御市の高原ロケ地。
- アロハガーデンたてやま:千葉・館山の植物園。南国パート風の撮影に使用。
聖地巡礼のおすすめルート
霞が関→品川 都心プラン
霞が関・内閣府下交差点から品川駅港南口、港南のマンション街を巡る「官庁×都会」コース。ドラマ序盤の空気感を味わえるラインです。
関東近郊 ロードトリップ
河口湖のSHIGENO河口湖ハウス、館山のアロハガーデンたてやま、湯の丸高原と、レンタカーで巡れる「インハンド地方ロケ」ツアーも人気です。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks評価は★3.8、レビュー3,796件と好評。「山Pの役作りが素晴らしい」「テーマが今見ても色褪せない」との声が並びます。
好評だったポイント
山下智久の振り切った演技、原作の雰囲気を活かした骨太脚本、ラストの伝染病危機パートのスリリングさが特に評価されました。コロナ禍を経て「先見の明があった」と再評価の声も多い作品です。