作品紹介
『だが、情熱はある』は、2023年4月9日から6月25日まで、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマです。オードリー若林正恭と南海キャンディーズ山里亮太、二人の超人気芸人の半生を、彼ら自身のエッセイや証言を元に映像化した半自伝ドラマとして大きな話題を呼びました。
若林正恭役をKing & Princeの髙橋海人、山里亮太役をSixTONESの森本慎太郎が演じ、人気ジャニーズ(現STARTO)アイドル二人がW主演する異色のキャスティングも注目ポイント。両者の役作りの徹底ぶりは、オードリー若林本人や山里本人からも「本人そっくり」と絶賛されました。
物語は、人見知りで超ネガティブな若林と、被害妄想と嫉妬に苦しむ山里という、全くタイプの異なる二人が、それぞれの苦悩と挫折を経て売れっ子芸人となり、やがて伝説のユニット「たりないふたり」として交差するまでを描いています。渋谷凪咲、中田青渚、戸塚純貴、富田望生ら実力派キャストも脇を固めました。
話題になったポイント
驚異の再現度
髙橋海人の若林、森本慎太郎の山里、二人の役作りは放送直後から「似すぎ」「動きのクセまで完コピ」と話題に。森本慎太郎自身、髙橋海人の若林の完成度を見て「一度心が折れた」と語るほどで、二人の本気度が作品全体の説得力を生み出しました。
芸人の「売れない時代」のリアル
売れっ子になる前の下積み時代、オーディション落選の連続、家賃滞納、事務所トラブル、相方との確執など、ドキュメンタリーさながらのリアリティで描かれる「売れない時代」のエピソードが視聴者の胸を打ちました。
世界トレンド1位の反響
最終回放送当日には、終了間際にTwitter(現X)のトレンド1位を日本国内のみならず世界でも獲得。一ドラマがここまで海外までも巻き込んだのは異例の現象で、作品への熱量の高さを物語っています。
ロケ地ガイド
若林の東京サイド
東京で生まれ育った若林正恭パートのロケ地は、都内の下町情緒あふれるスポットや若林本人ゆかりの場所が選ばれています。
- たまがわ・みらいパーク:若林の幼少期や青春時代の思い出のシーンなどで登場。
- 花やしき:浅草の老舗遊園地で、若林と春日の関係性を象徴するシーンに使用。
- 雷5656会館:浅草の有名施設で、漫才ライブや楽屋シーンの撮影場所として登場。
- むつみ荘:春日俊彰の伝説のボロアパートを再現、若林&春日の掛け合いの舞台に。
- 中野サンプラザ:漫才ライブやイベントのシーンに登場する東京を代表する老舗ホール。
山里の大阪サイド
関西で芸人としてキャリアをスタートさせた山里亮太パートのロケ地は、大阪のお笑いの聖地ともいえる街並みが丁寧に切り取られています。
- 道頓堀川の太左衛門橋:大阪ミナミを象徴する名所で、山里の若手時代のシーンに登場。
- お好み焼き ひろかずや 堂山店:若手芸人たちが集う大阪らしい庶民派のお店として使用。
- 信貴生駒スカイラインパノラマ展望台:山里が夢を語る印象的なシーンで使われた絶景スポット。
- 味園ユニバースビル前の大劇南通り:大阪のディープな雰囲気が山里の下積み時代を彩ります。
- 湊町リバープレイス:若手芸人がライブに出演する会場として登場、夜景のシーンも印象的。
聖地巡礼のおすすめルート
浅草・若林ゆかりルート
花やしきから雷5656会館、浅草寺周辺を散策するコースは、半日で回れるお手軽プラン。下町の空気感を味わいながら、若林パートの雰囲気に浸れます。
大阪ミナミ・山里青春ルート
道頓堀の太左衛門橋からスタートし、味園ユニバースビル周辺、湊町リバープレイスまで歩くコース。夜には「ひろかずや」でお好み焼きを食べ、山里が下積み時代に見ていたであろう風景を追体験できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksやレビューサイトでは高評価が集中。特に最終回は「今年見た中で最高」「半生ドラマの金字塔」と絶賛され、SNSの熱量も歴代屈指でした。
好評だったポイント
「本人そっくりすぎて泣ける」「芸人のリアルな苦しみが伝わる」「若林と山里、両方の目線から描かれるから何倍も深い」といった声が多数。二人の芸人を題材にしながら、それぞれ全く違う人生を並行して描き、最後にひとつの場所へと交差させる脚本構成も絶賛されました。