作品紹介
『怪物くん』は、藤子不二雄(A)の名作漫画を原作に、2010年4月から6月にかけて日本テレビ系で放送された実写ドラマです。嵐の大野智が怪物ランドの王子・怪物太郎(通称・怪物くん)を演じ、ワガママで傍若無人だけれど憎めない王子のキャラクターを見事に体現しました。2011年10月には「怪物くん完全新作スペシャル!!」が放送され、さらにスケールアップした物語が展開されました。
怪物ランドの王子である怪物くんは、父・大王の命令で人間界での修行を命じられます。お供のドラキュラ(八嶋智人)、オオカミ男(上島竜兵)、フランケン(チェ・ホンマン)とともに人間界にやってきた怪物くんは、小学生のヒロシ(濱田龍臣)やその姉・ウタコ(川島海荷)と出会い、次第に心を通わせていきます。
悪の組織デモキンとの戦いを通じて、怪物くんは友情や思いやりの大切さを学んでいきます。スペシャル版ではさらに強大な敵が登場し、怪物くんとヒロシの絆がより深く描かれました。原作の世界観を大切にしながらも、実写ならではの迫力あるアクションとコメディが融合した作品です。
話題になったポイント
大野智の「怪物くん」が原作者も太鼓判
アニメの実写化という難易度の高い企画でしたが、大野智の演技力がすべてを解決しました。原作者の藤子不二雄(A)自身が「見事に大野君が自分の怪物くんをつくりあげてくれた!」「テレビにへばりついて見ている!」とコメントするほどの好評ぶり。大野智の天真爛漫な演技は、アニメファンからも新規視聴者からも高く評価されました。
豪華キャストの怪演
八嶋智人のドラキュラ、上島竜兵のオオカミ男、チェ・ホンマンのフランケンという個性的なキャスティングが話題に。特に上島竜兵のコミカルな演技は「ハマり役すぎる」と絶賛されました。悪役のデモキン役には松岡昌宏が起用され、迫力ある演技を見せました。
映画化に繋がった人気
連続ドラマとスペシャルの好評を受け、2012年には映画『映画 怪物くん』が公開。3D映画としても制作され、ドラマから映画への展開は大野智の人気とともに大きな話題となりました。
ロケ地ガイド
神奈川エリア(メインロケ地)
- 一軒家:ヒロシたちが暮らす家のロケ地として使用されました。
- 八景島シーパラダイス:怪物くんたちが人間界を楽しむシーンで登場した人気レジャー施設です。
- レアールつくの商店街:ヒロシの生活圏として登場する下町情緒あふれる商店街です。
- 横浜赤レンガ倉庫南の広場:横浜の象徴的なスポットで、印象的なシーンが撮影されました。
- 緑山スタジオ:ドラマのメインスタジオとして、多くの室内シーンが撮影されました。
東京エリア
- 日本テレビタワー:物語の都会シーンで登場した日テレの本社ビルです。
- アメリカキャンプ村:怪物くんたちが冒険するアウトドアシーンで使用されました。
- ヒルサイドクラブ迎賓館:豪華な洋館シーンの撮影に使われた施設です。
- 池上仲通り商店街:下町の日常シーンが撮影された商店街です。
- 宝野公園:怪物くんとヒロシが遊ぶシーンなど、日常的な場面で登場しました。
千葉・群馬エリア
- 大理石村ロックハート城:怪物ランドの城のロケ地として使用された、群馬県にある本物の英国の城です。
- パイロッツ撮影スタジオZERO:特撮シーンなどの撮影に使用されたスタジオです。
山梨エリア
- 西湖自由キャンプ場:自然の中でのロケシーンが撮影された、富士五湖エリアのキャンプ場です。
- SHIGENO河口湖ハウス:河口湖畔でのシーンに使用されました。
聖地巡礼のおすすめルート
横浜・怪物くんの街ルート
レアールつくの商店街からスタートし、横浜赤レンガ倉庫、八景島シーパラダイスと巡るルートです。ヒロシの日常生活圏から怪物くんたちの冒険の舞台まで、ドラマの世界観を丸ごと体験できます。八景島シーパラダイスでは水族館も楽しめるので、1日たっぷり遊べるコースです。
群馬・怪物ランドルート
大理石村ロックハート城を訪れるルートです。英国から移築された本物の城は、怪物ランドの雰囲気そのもの。城内の見学やドレスアップ体験もでき、ドラマのファンタジー世界に浸れます。
富士五湖 アウトドアルート
西湖自由キャンプ場やSHIGENO河口湖ハウスなど、富士五湖エリアのロケ地を巡るルートです。自然の中で撮影されたシーンを思い出しながら、キャンプや湖畔散策を楽しめます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの評価は3.6点(レビュー数9,042件)。実写化ドラマとしては異例の高評価と膨大なレビュー数を誇り、大野智ファンを中心に幅広い層から支持されています。
好評だったポイント
「大野くんの怪物くんが本当にハマっている」「アニメとは別物だけど、これはこれで最高」という声が圧倒的です。大野智の天真爛漫な演技は「本当の少年のように見える」と絶賛され、泣きのシーンでは視聴者も涙したという感想が多数。また、お供の三人組のコミカルな掛け合いも好評で、「笑えて泣ける」「家族で楽しめる」という評価が多く見られます。原作者・藤子不二雄(A)公認の実写化として、原作ファンからも温かく迎えられた稀有な作品です。