作品紹介
『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』は、2018年公開のRAILWAYSシリーズ第3弾。夫・修平の突然の死により、血のつながらない息子・駿也を連れて鹿児島へ向かった晶(有村架純)。修平の故郷で義父・節夫(國村隼)に迎えられ、新たな生活を始めます。
修平の幼い頃の夢だった鉄道運転士を目指すことを決意した晶は、肥薩おれんじ鉄道で研修に励みます。血のつながりを超えた家族の絆、再出発する勇気、そして鹿児島の温かい風土が織りなす感動の物語です。
監督・脚本は吉田康弘。撮影は2018年1月から2月にかけて鹿児島・熊本・福岡・東京で行われ、肥薩おれんじ鉄道沿線の美しい海岸風景が作品の大きな見どころとなっています。
話題になったポイント
有村架純の等身大の演技
有村架純が演じる晶は、突然の不幸に見舞われながらも前を向いて進む女性。義理の息子との関係に悩みながらも、鉄道運転士の夢に挑戦する姿を自然体で演じ、観客の共感を呼びました。
肥薩おれんじ鉄道の絶景
東シナ海沿いを走る肥薩おれんじ鉄道の車窓風景は「日本一の車窓」とも称され、映画でもその美しさが存分に映し出されています。公開後は観光客が増加し、ロケ地巡りツアーも開催されました。
新しい家族の形
血のつながらない義理の親子が本当の家族になっていく過程は、現代の多様な家族の在り方を考えさせる内容。子連れ再婚やステップファミリーの課題を温かく描いています。
ロケ地ガイド
肥薩おれんじ鉄道沿線(鹿児島県)
- 肥薩おれんじ鉄道 薩摩大川駅:晶が研修に向かう際に駿也が見送る感動的なシーン。ロケ記念パネルが設置されています。
- 肥薩おれんじ鉄道 牛ノ浜駅:晶が車いすの少年を手助けするシーン。海が見える美しい駅です。
- 阿久根市立大川小学校:駿也が通う学校として登場。地域に根ざした小さな学校の温かさが伝わります。
- 肥薩おれんじ鉄道 阿久根駅(にぎわい交流館):晶たち家族が利用する駅。リノベーションされたモダンな駅舎が特徴です。
- 肥薩おれんじ鉄道 出水駅:運転士研修のシーンで登場。出水市は鶴の渡来地としても有名です。
- 牛ノ浜海岸:東シナ海を望む絶景の海岸。映画を象徴する美しい風景が広がります。
聖地巡礼のおすすめルート
肥薩おれんじ鉄道で巡る阿久根・出水コース(1日)
新八代駅または川内駅から肥薩おれんじ鉄道に乗車。牛ノ浜駅で途中下車して海岸の絶景を堪能し、薩摩大川駅でロケ記念パネルと対面。阿久根駅ではリノベーションされたにぎわい交流館でひと休み。阿久根名物のボンタンや海産物を楽しみましょう。出水駅まで足を延ばせば、冬季には1万羽を超えるツルの渡来も見られます。
視聴者の声・評判
評価スコア
映画.comでの評価は3.4前後、Filmarksでも3.3前後。RAILWAYSシリーズの中でも安定した人気を誇ります。
好評だったポイント
「有村架純が自然体で素晴らしい」「鹿児島の海と鉄道の風景に癒された」「義理の親子の関係が泣ける」「國村隼の寡黙な義父役が絶品」といった声が多数。家族の温かさと鉄道の魅力が融合した作品として、幅広い世代から支持されています。