作品紹介
『家族のうた』は2012年4月〜6月にフジテレビ系で放送された熱血ロックンロール・ヒューマンドラマで、オダギリジョーにとってフジテレビ系連続ドラマ初単独主演作品です。かつて一世を風靡したものの解散後は忘れられかけた自分勝手なロックミュージシャン・早川健太郎の元に、ある日突然3人の子供が「あなたの子だ」と押しかけてくるところから物語が始まります。
共演には、ユースケ・サンタマリア、トータス松本、大塚寧々、貫地谷しほり、ムロツヨシ、中島健人、杉咲花、藤竜也らが名を連ね、音楽と家族の再生を軸にしたヒューマンストーリーが紡がれます。オダギリジョー自らがキャストのバンドシーンに参加する劇中ロックライブも見どころです。
なお、視聴率低迷を理由に当初11話予定が8話で打ち切られたことでも記録に残った作品で、打ち切り決定後は視聴者から「惜しまれる名作」として再評価の声が集まりました。
話題になったポイント
オダギリジョー、フジ系連ドラ初単独主演
映画・舞台で独特の存在感を放ってきたオダギリジョーが、フジテレビの連ドラで初めて単独主演に挑んだ意欲作。ロッカー・早川健太郎の破天荒さと、子供たちと出会って不器用に父親業を始めていく姿の振れ幅が見どころです。
劇中バンド「PLASTIC SHELTER」
オダギリジョー、ユースケ・サンタマリア、トータス松本(ウルフルズ)が組む劇中バンド「PLASTIC SHELTER」のステージシーンが話題になりました。主題歌「SPARKS」をはじめ、実際にキャスト自身が演奏するライブシーンは音楽ファンからも好評でした。
家族再生という王道テーマ
血の繋がりの有無をめぐりながら、バラバラだった大人と子供がぶつかり合い「家族のうた」を奏でていく過程を、笑いと涙で丁寧に描いた脚本が支持されました。若き日の中島健人・杉咲花の熱演も語り草になっています。
ロケ地ガイド
世田谷・下北沢エリア
早川家とその周辺のシーンは世田谷区を中心に撮影されました。住宅街の空気感や商店街のにぎわいが、家族ドラマの温かみを引き立てています。
- 一軒家(世田谷区瀬田):早川家の外観として印象的に使われた一軒家。
- 浅間商店:代田の商店街にある老舗。日常シーンの舞台として登場。
- 北沢川緑道:下北沢近くの遊歩道。キャラクター同士の会話シーンで度々登場。
- カラオケ館下北沢店:下北沢の賑わいを象徴するシーンで使われたカラオケ店。
都心・新宿エリア
バンド関係やビジネスシーンでは、新宿・赤坂・麻布などの都心スポットが活用されました。
- Rice Terrace:西麻布のアジアンダイニング。おしゃれな食事シーンで登場。
- BAR ym:赤坂のバー。大人の会話シーンを印象付ける舞台。
- Cafe Restaurant AUREOLE:新宿御苑近くの雰囲気あるカフェレストラン。
江戸川・府中エリア
地域密着のFMラジオ局や下町の情景も多く取り込まれています。
- FMえどがわ:主人公が出演するラジオ番組のスタジオとして登場。
- Live Theater Flight:府中のライブハウス。バンドのステージシーンの舞台に。
- 新左近川のつばさ橋:江戸川区の水辺に架かる橋。印象的な屋外シーンに使用。
聖地巡礼のおすすめルート
世田谷・下北沢1日プラン
東急田園都市線「用賀」で早川家付近の世田谷区瀬田を散策し、バスか電車で下北沢へ移動。北沢川緑道・浅間商店・カラオケ館下北沢店を巡りつつ、周辺のライブハウスやカフェでバンドの世界観を体感するコースが王道です。
都心ロマンチック夜プラン
赤坂のBAR ymから麻布十番の高級住宅街を抜け、西麻布のRice Terraceで食事、ラストに新宿のCafe Restaurant AUREOLEで一杯、というドラマ中盤の雰囲気を追体験するコースもおすすめです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均スコアは★3.6点。視聴者からは「打ち切りが本当にもったいない」「家族のうたに何度も泣かされた」という感想が多く寄せられています。
好評だったポイント
オダギリジョーの飄々としながら芯のある演技、キャスト自演のバンドステージ、中島健人・杉咲花ら若手の瑞々しさ、そして主題歌「SPARKS」を始めとする劇中音楽への評価が特に高く、放送終了後も「隠れた良作ドラマ」として語り継がれています。