作品紹介
『これは経費で落ちません!』は2019年7月〜9月にNHK総合「ドラマ10」枠で放送された多部未華子主演のオフィス・ヒューマンドラマです。原作は青木祐子の同名人気小説シリーズで、石鹸メーカー「天天コーポレーション」経理部のアラサー独身女子・森若沙名子が、日々の領収書や請求書からあぶり出される社員たちの人間模様を「何事もイーブンに」裁いていきます。
営業2課のアクティブな若手・山田太陽(重岡大毅)、経理部後輩の佐々木真夕(伊藤沙莉)、頼れる先輩・田倉勇太郎(平山浩行)、謎多き部長・新発田克彦(吹越満)らが、経費というフィルターを通して見える会社の矛盾や人生の哀歓を描き出します。
話題になったポイント
"経理"を主役にした珍しい企画
これまで脇役だった経理部を真正面から主人公にし、経費精算・領収書・社内不正といった地味なテーマを人間ドラマへ昇華した着眼点が、NHKドラマ10らしい丁寧さで高く評価されました。
多部未華子のイーブンな演技
感情を抑えつつ正論を静かに貫く森若沙名子のキャラクターを、多部未華子が繊細に体現。表情の変化や"すん"とした独白が評判となり、大人世代の共感を集めました。
重岡大毅(ジャニーズWEST)の好青年ぶり
森若にアタックする営業マン・山田太陽役で連ドラ初主演級の重岡大毅が出演。ジャニーズファン以外からも「いい恋愛モノだった」と好評を博しました。
ロケ地ガイド
横浜・関内エリア
舞台・天天コーポレーションの本社シーンを中心に、横浜・関内エリアの近代建築やみなとみらいの街並みが豊富に使われています。
- 横浜ビル:本社ビル外観として印象的に使われる近代建築。
- リスト関内ビル:本社ビルの別カットとして登場。
- 神奈川県立博物館:重厚な雰囲気の街並みシーンに。
- 神奈川県庁:横浜の象徴的建物として背景に使用。
- 相州そば関内本店:社員たちのランチシーンで登場する定食屋。
みなとみらい・海沿いエリア
デートシーンや気分転換のシーンは、みなとみらいや海沿いで撮影されました。
- 象の鼻パーク(象の鼻防波堤):横浜港を一望できるロマンチックなシーンの舞台。
- 日本丸メモリアルパーク:みなとみらいのシンボル。歩きながらの会話シーンに。
- 万国橋:みなとみらいを背景にした写真スポット的シーン。
- 福楼:中華街での会食シーンで登場。
東京・リゾートエリア
特別編や出張シーンでは東京・熱海・湯河原など、都市と温泉地がバランス良く使われました。
- 熱海後楽園ホテル:熱海出張シーンのホテル。
- 万葉公園足湯施設「独歩の湯」:湯河原の足湯スポット。
- ふなばしアンデルセン公園:千葉のテーマパーク。休日パートの撮影地。
- Le Club de Tokyo:六本木での会食シーンの舞台。
聖地巡礼のおすすめルート
関内→みなとみらい ビジネス街プラン
関内駅→横浜ビル→リスト関内ビル→神奈川県庁→万国橋→象の鼻パーク→日本丸メモリアルパークと歩いて巡る、横浜ど真ん中コース。カフェや中華街グルメと組み合わせて1日満喫できます。
湯河原・熱海 癒しプラン
湯河原の「独歩の湯」で足湯を楽しみつつ、熱海後楽園ホテルで温泉&ランチ。出張シーンを追体験するリフレッシュ旅です。
視聴者の声・評判
評価スコア
NHKドラマ10の中でも安定した評価を獲得し、続編シーズン2の放送にもつながりました。「毎週楽しみだった」「地味だけど癒される」という感想が多く聞かれます。
好評だったポイント
多部未華子の抑えた演技、重岡大毅の爽やかさ、伊藤沙莉ら脇を固めるキャストの好演、そして横浜ロケの画の綺麗さ。働く人の日常に寄り添う"大人のオフィスドラマ"としての完成度が高く評価されました。