作品紹介
『君が人生の時』は1997年10月から12月までTBS系「ドラマスペシャル」枠で放送された全12話のホーム・ラブストーリーです。主演は中山美穂と草なぎ剛、共演は藤原紀香、加瀬亮、宇津井健、吉行和子、緒形拳、岸本加世子ら。脚本は鎌田敏夫、主題歌はCHAGE and ASKAの「君が愛を語れ」。90年代の邦ドラマを代表するヒット作の一つで、平均視聴率13.5%、最高18.3%を記録した家族・恋愛・仕事をバランス良く描いた秀作です。
東京郊外の"美しの丘"で暮らす都筑家の人々を中心に、都筑進一(草なぎ剛)、都筑万由(中山美穂)、都筑省平(宇津井健)、そして幼なじみの永井朋美(中山美穂)、秋葉吾郎(加瀬亮)、中村佑介ら、アマチュアオーケストラの仲間たちが織りなす群像ドラマ。進一は永井朋美に想いを寄せるが、彼女にはある秘密があり——。家族・恋愛・仕事・病気と向き合う大人たちの姿を、静謐に描き出しました。
美しの丘(つくし野周辺)の閑静な住宅街、府中の森芸術劇場、中村酒店、ルーテル学院大学の教会など、東京都郊外の情感ある風景を全編にわたって活用。90年代後半のドラマらしい丁寧な演出と、中山美穂×草なぎ剛の静かな魅力が融合した、1990年代末の秀作です。
話題になったポイント
中山美穂×草なぎ剛の共演
90年代ドラマの顔・中山美穂と、SMAPの草なぎ剛の共演が話題に。世代の異なる2人の静かな関係性が、大人のラブストーリーとして好評を博しました。
CHAGE and ASKA主題歌
CHAGE and ASKAによる主題歌「君が愛を語れ」は、作品の情感と完璧に調和。90年代後半のドラマ主題歌ブームを象徴する1曲です。
アマチュアオーケストラの群像劇
地域のアマチュアオーケストラを軸にした群像劇という設定が珍しく、音楽ファンからも支持を獲得。府中の森芸術劇場やルーテル学院大学の教会での演奏シーンは見応えがあります。
ロケ地ガイド
美しの丘と都筑家
物語の中心である"美しの丘"は、東京都町田市つくし野周辺で撮影されました。
- 小田急唐木田駅:都筑家頻出駅
- 府中の森芸術劇場:美しの丘芸術の杜ホール
- 一軒家:都筑家
- 中村酒店:中村酒店
- しあわせ野医院:美しの丘クリニック
- 成瀬の町並み:第1話の美しの丘の町並み
- やなぎ公園:第1話の進一と佑介の会話
オーケストラと永井家
アマチュアオーケストラの練習場と、ヒロイン・永井朋美の邸宅。
- 一軒家:永井朋美と世津子の邸宅
- つくし野駅付近の坂道:進一と朋美の自転車坂道
- ルーテル学院大学:オーケストラ練習教会
- 府中の森公園:進一と朋美の公園
- 山手十番館:第3話のお見合いレストラン
取材・プロポーズの舞台
万由の取材や、家族の節目となるシーン。
- 柿島屋:第1話の馬肉料理屋
- 丸子橋緑地公園:第3話の河川敷
- たま日吉台病院:第4話の病院
- 鈴木楽器本店:第5話の楽器店
- マリー青葉台店:第8話の早坂弘子の店
- ペンショングッドチャット:第8話のペンション
- 小田急山のホテル:第8話のホテル
聖地巡礼のおすすめルート
つくし野・美しの丘ルート
小田急唐木田駅→つくし野駅付近の坂道→府中の森芸術劇場→中村酒店と、都筑家の世界を歩くコース。
横浜・箱根オケルート
山手十番館→マリー青葉台店→ペンショングッドチャット→小田急山のホテルと、オーケストラメンバーの逃避行を辿るコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
平均視聴率13.5%、最高18.3%。90年代後半TBSドラマの秀作として、中山美穂ファン・草なぎ剛ファンから長年愛される作品です。
好評だったポイント
中山美穂の落ち着いた主演、草なぎ剛の若き恋する青年像、加瀬亮ら若手の存在、鎌田敏夫脚本の温かさ、CHAGE and ASKA主題歌。90年代末の大人のラブストーリーの秀作です。