作品紹介
『君がくれた夏 〜がんばれば、幸せになれるよ〜』は、2007年8月18日に「24時間テレビ30 愛は地球を救う」内で放送された日本テレビのスペシャルドラマです。原作は山崎敏子の闘病記「がんばれば、幸せになれるよ―小児がんと闘った9歳の息子が遺した言葉」(小学館刊)、主演は滝沢秀明、共演に深田恭子、武井証(直也役)、鈴木杏樹、泉谷しげる、勝村政信、戸田恵子、夏八木勲ら豪華キャスト。脚本・演出は雨宮望。実在した小児がん「ユーイング肉腫」と闘った9歳の少年とその両親の730日の闘病実話を映像化した感動作です。
湘南で出会った木崎真人(滝沢秀明)と木崎トキコ(深田恭子)は、若くして子供を授かり結婚、息子・直也(武井証)と幸せな家庭を築いていた。だが直也が4歳の時、10万人に1人といわれる小児がん「ユーイング肉腫」と診断される。化学療法、骨髄移植、再発、骨への転移——直也は闘病中も笑顔を絶やさず家族に勇気を与え続けたが、家族は壮絶な現実と向き合うことに。「がんばれば、幸せになれるよ」という直也の言葉に支えられ、家族は最期まで諦めず闘い抜く——。実話に基づくがゆえの重みと、家族愛の純度の高さが視聴者の心を打った24時間テレビ屈指の感動ドラマです。
湘南・佐島から平塚、小田原、そして山梨・八ヶ岳の清里高原、尾白川渓谷まで、神奈川と山梨の自然豊かなロケーションで撮影。直也と家族の最期の旅の場所がロケ地として現在も残されています。
話題になったポイント
滝沢秀明×深田恭子の親役
当時25歳の滝沢秀明と24歳の深田恭子が、9歳の難病少年の若い両親を熱演。「タッキー&翼」全盛期のアイドル路線とは一線を画したシリアスな親役で、新境地を切り開いた一作です。
武井証くんの直也役
当時8歳の武井証が演じた直也の屈託ない笑顔が、本作の感動の核心。難病と闘いながらも前向きな少年像が、視聴者の涙腺を直撃しました。
八ヶ岳・尾白川渓谷の最期の旅
父子が訪れる山梨・清里高原と尾白川渓谷の美しい自然。死期を悟った直也との家族の最後の旅が、雄大な自然のなかで描かれ、本作屈指の名場面となりました。
ロケ地ガイド
湘南・小田原(家族の生活圏)
真人とトキコ、直也が暮らす神奈川の海辺。
- 湘南佐島なぎさの丘:横須賀市佐島、真人が振り返って働いていた建築現場。
- 県道73号:神奈川県、真人とトキコがバイクで走っていた道。
- 坂道:真人とトキコが花火を見た高台。
- Linx平塚店:平塚市、トキコが妊娠を告げた中古車販売店。
- 商店街:真人が指輪を買った商店街。
- 花水川の花水川橋:平塚市、真人が指輪をトキコに渡した海岸。
- アパート:真人とトキコが住み始めた家。
- ヒメカン小田原西店:小田原市、真人がパチンコをしに行く店。
- 大木水産:トキコがパートをしていた食品工場。
- 小田原市立片浦小学校:小田原市米神、直也が入学した小学校。
- 道路:トキコが痛がる直也を車で運んでいた通り。
東京・闘病の病院シーン
直也の入院シーン。
- 国立東京病院:清瀬市竹丘、直也が入院した「国立西東京病院」。
山梨・八ヶ岳(家族の最期の旅)
直也と父の最後の思い出の場所。
- オオムラサキセンター:北杜市長坂町、直也が夢の中で蝶を追った場所。
- 清里高原道路:北杜市、真人と直也が訪れた八ヶ岳の道。
- 吐竜の滝:北杜市大泉町、真人と直也が一休みした滝。
- トンネル:真人と直也が歩いていたトンネル。
- 尾白川渓谷:北杜市白州町、真人と直也がキャンプをした場所。
聖地巡礼のおすすめルート
湘南・木崎家ルート
湘南佐島なぎさの丘から花水川の花水川橋、小田原市立片浦小学校を巡る湘南〜小田原コース。木崎家の家族の歴史を辿れます。
八ヶ岳・最期の旅ルート
山梨県の清里高原道路から吐竜の滝、尾白川渓谷を巡る八ヶ岳の聖地巡礼。直也と父の最後の旅路の場所で雄大な自然を感じられます。
視聴者の声・評判
評価スコア
2007年放送、24時間テレビスペシャルドラマで瞬間最高視聴率34.1%という驚異的な数字を記録。日テレ史上に残る感動ドラマとして評価されています。
好評だったポイント
「実話ベースの重み」「直也くんの笑顔に泣ける」「滝沢秀明と深田恭子の親役が素晴らしい」「家族愛に圧倒される」「八ヶ岳の風景が美しい」「『がんばれば、幸せになれるよ』という言葉に救われた」と多くの視聴者の心を打ち、24時間テレビ史上屈指の感動ドラマとして記憶されています。