作品紹介
『きみが心に棲みついた』は、2018年1月から3月までTBS系「火曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマです。天堂きりんの同名漫画を原作に、吉岡里帆が連続ドラマ初主演を務めました。対照的な魅力を持つ二人の男性の間で揺れ動くヒロインの姿を描く、三角関係ラブストーリーです。
下着メーカーに勤める小川今日子(吉岡里帆)は、子どもの頃から人前に出ると緊張のあまりパニックになり、吃ってしまう「キョドコ(挙動不審子)」。自分の意見を言えず、常に周りに流されてしまう性格の持ち主です。合コンで出会った漫画編集者・吉崎幸一郎(桐谷健太)に惹かれますが、告白してふられてしまいます。
そんな中、大学時代の先輩で今日子を心理的に支配する冷酷な男・星名漣(向井理)が同じ会社の同僚として現れます。優しい吉崎と、恐ろしくも逃れられない星名の間で、今日子は自分自身と向き合いながら揺れ動いていきます。共依存と自立、恋愛と支配の境界を描いた、心理描写の濃密な作品です。
話題になったポイント
吉岡里帆の連ドラ初主演
「カルテット」などで注目を集めていた吉岡里帆が連ドラ初主演を飾った記念すべき作品。自信がなく挙動不審な「キョドコ」を繊細に演じ、コミカルさと切なさを同時に表現する演技力を見せました。視聴者からは好き嫌いが分かれたものの、女優としての新たな一面を開拓しました。
向井理の「毒系男子」がインパクト絶大
向井理が演じた星名漣は、優しい笑顔の裏に支配欲を隠す「毒系男子」。向井理のこれまでのイメージを覆す冷酷な役柄は視聴者に衝撃を与え、「怖すぎる」「でも目が離せない」とSNSで大きな話題に。モラハラ・DV的な関係性の描写は議論を呼びつつも、ドラマの緊張感を高めました。
共依存と恋愛の境界を描く挑戦的テーマ
恋愛ドラマでありながら、共依存や心理的支配といった重いテーマに踏み込んだ点が話題に。「これは恋愛なのか支配なのか」という問いかけは、視聴者に深い考察を促しました。
ロケ地ガイド
東京・丸の内&銀座エリア
- JPタワー(KITTE):今日子の勤務先周辺のシーンで登場した、東京駅前の商業施設です。
- STAR JEWELRY:ロマンチックなジュエリーショップのシーンで使用されました。
- and people ginza:銀座のカフェで、今日子の日常シーンに登場しました。
東京・カフェ&レストランエリア
- CAFE SOUL TREE:今日子がよく訪れるカフェとして印象的に使われました。
- GOOD MORNING CAFE&GRILL キュウリ:登場人物たちの食事シーンで使用されたレストランです。
- カフェ ラ・ボエム新宿御苑:雰囲気のあるカフェで、重要な会話シーンの撮影に使われました。
- ASADOR EL CIELO:ディナーシーンで登場したスペイン料理店です。
東京・施設&スポットエリア
- すみだ水族館:デートシーンで使用された、スカイツリーの麓にある水族館です。
- ユナイテッド・シネマ豊洲:映画デートのシーンで登場した映画館です。
- 三省堂書店神保町本店:漫画編集者の吉崎に関連するシーンで登場した老舗書店です。
- ホットマン:タオルメーカーのホットマン本社工場で、今日子が営業に訪れるシーンが撮影されました。
埼玉エリア
- さいたまスーパーアリーナ:大規模イベントのシーンで使用された会場です。
- 戸田中央総合病院:病院シーンの撮影に使われた医療施設です。
聖地巡礼のおすすめルート
丸の内・銀座キョドコルート(半日コース)
東京駅からJPタワー(KITTE)を眺めた後、STAR JEWELRYでウインドウショッピング。and people ginzaでカフェタイムを楽しみ、今日子が働いていた丸の内・銀座エリアの雰囲気に浸りましょう。おしゃれなエリアで「キョドコ」気分を味わえます。
東京デートスポットルート(1日コース)
すみだ水族館でクラゲに癒された後、ユナイテッド・シネマ豊洲で映画鑑賞。三省堂書店神保町本店で漫画をチェックした後、CAFE SOUL TREEで一日を振り返りましょう。吉崎と今日子のデートコースを追体験できるロマンチックなルートです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは平均スコア3.4点(5点満点)を獲得。賛否が分かれる作品でしたが、多くのレビューが寄せられ注目度の高さが伺えます。
好評だったポイント
「向井理の星名が怖すぎて毎週ドキドキした」「吉岡里帆のキョドコがリアルで共感できた」「最後の終わり方が素晴らしかった」「個人的にめちゃくちゃ好きだった」といった感想が寄せられました。一方で「主人公にイライラする」「共依存関係が見ていてつらい」という声もあり、視聴者の感情を強く揺さぶる作品であったことは間違いありません。恋愛ドラマの枠を超えた心理劇として、記憶に残る作品です。