作品紹介
妻に去られた黒板五郎(田中邦衛)が、息子の純(吉岡秀隆)と娘の蛍(中嶋朋子)を連れ、故郷の北海道富良野に帰郷。電気もガスも水道もない朽ちかけた生家で、大自然の中での原始的な生活を始めます。
1981年の連続ドラマから2002年の「遺言」まで、21年間にわたり親子3人の成長と人間模様を描いた壮大な家族ドラマ。脚本は倉本聰。子役だった吉岡秀隆・中嶋朋子が実際に大人になっていく過程をリアルタイムで撮影した、他に類を見ない作品です。
話題になったポイント
富良野観光ブームの原点
ドラマ放映に伴い全国から大量の観光客が富良野を訪れるようになり、それまで観光資源に乏しかった地域が全国的な観光地に変貌しました。ロケ地3か所には現在も年間約20万人が訪問しています。
21年間のリアルな成長
連続ドラマとスペシャル8編で計21年間。子役だった吉岡秀隆と中嶋朋子が実際に大人になっていく過程を撮影した、テレビドラマ史上唯一無二の試みです。
数々の名セリフ
「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!」をはじめ、「疲れたらいつでも帰ってこい、息がつまったらいつでも帰ってこい」「人には上下の格なンてない。職業にも格なんてない」など、世代を超えて語り継がれる名セリフが生まれました。
ロケ地ガイド
富良野・麓郷エリア
ドラマの舞台はほぼすべて北海道富良野市、特に麓郷(ろくごう)地区。主要3施設は共通券(大人1,200円)で巡れます。JR富良野駅から約18km、バスまたはタクシーでアクセス。
- 麓郷の森:連続ドラマ(1981年)で使用された「丸太小屋」と「3番目の家」がある最も歴史あるスポット。4月〜11月営業
- 五郎の石の家:「'95秘密」〜「2002遺言」に登場。五郎が畑から出る石を使って一人で建てた家。シリーズ後期の象徴的なロケ地
- 拾ってきた家 -やがて町-:「2002遺言」で五郎が廃材を集めて作った家。五郎の「もったいない」精神が形になった場所
- JR富良野駅:純と蛍が東京から到着するシーンなど、物語の起点となる場所
- 麓郷:ドラマの中心舞台。北海道の大自然に囲まれた小さな集落
聖地巡礼のおすすめルート
富良野 1日コース
JR富良野駅からバスまたはタクシーで麓郷へ。麓郷の森 → 五郎の石の家 → 拾ってきた家の順に巡るのが定番。3施設は各1〜3km圏内に点在しています。
訪問のベストシーズン
4月中旬〜11月下旬が営業期間。夏の緑、秋の紅葉が特に美しく、ドラマの世界観を最も感じられます。冬季は「拾ってきた家」のみ営業(月・木定休)。
視聴者の声・評判
Filmarks評価 ★4.5/5.0
Filmarksで1,256件のレビュー、平均スコア4.5という極めて高い評価を獲得しています。
好評だったポイント
「邦画系ドラマの最高傑作」「泣かせようと意図していないのに泣いてしまう脚本の力」「北海道の四季の映像美が圧倒的」「不器用だが子どもを深く愛する五郎の姿に世代を超えて共感する」といった声が多く見られます。