作品紹介
『こころ』は、2003年3月31日から9月27日までNHK総合・BS2で放送された連続テレビ小説(朝ドラ)第68作です。主演は中越典子。NHKの連続テレビ小説としては初の東京・浅草を舞台にした作品で、下町で暮らす家族の絆と、新潟・山古志の闘牛という伝統文化を描いた半年間のヒューマンドラマです。
浅草で生まれ育った清川こころ(中越典子)は、老舗天ぷら屋「一松」の一人娘。亡き母への想いを胸に、下町の人情に囲まれながら前向きに生きている。ある日、こころは新潟・山古志の闘牛師・松原勇太(金子貴俊)と出会い、恋に落ちる。江戸っ子気質のこころが、新潟の山村に嫁ぎ、古くから伝わる闘牛文化と向き合いながら、都会と田舎を行き来する新しい家族の形を築いていきます。
2004年の新潟県中越地震で被災した山古志村が、本作の重要なロケ地でした。地震前の山古志の美しい風景が記録された貴重な作品でもあり、震災後は再放送でも再び注目を集めました。
話題になったポイント
中越典子の朝ドラ主演
オーディションで選ばれた中越典子が、江戸っ子気質の明るいヒロイン・こころを熱演。爽やかで親しみやすい演技が、半年間の朝の茶の間に温もりを届けました。
浅草&山古志という対照的な舞台
下町情緒あふれる浅草と、山深い新潟・山古志という正反対の2つの舞台を往復する珍しい構成。日本の"都会と田舎"、"伝統と現代"が交錯する魅力的な物語を生み出しました。
山古志の闘牛文化を全国に発信
1000年以上の歴史を持つと言われる山古志の闘牛"牛の角突き"を朝ドラで紹介。地震前の山古志村の風景を伝える貴重な記録としての価値も認められています。
ロケ地ガイド
東京・浅草エリア
こころの実家・天ぷら屋「一松」がある浅草。下町情緒あふれる風景が毎日の朝ドラとして流れました。
- 浅草寺:浅草のシンボル寺院。
- 浅草神社:三社祭で有名な神社。
- 仲見世:浅草寺の参道。
- 仲見世の東側の通り:下町らしい通り。
- 五重塔通り:浅草寺の象徴。
- 六区(ろっく):浅草の演芸街。
- 浅草公会堂:浅草の文化施設。
- 花やしき:日本最古の遊園地。
- 隅田川の駒形橋:隅田川の橋。
- 隅田川の吾妻橋:浅草のシンボル橋。
- 隅田川の桜橋:浅草側の歩道橋。
- 初音小路:浅草の路地裏。
- 梅の湯:下町の銭湯。
- 一人静:浅草の老舗。
- 小柳:浅草の老舗店。
新潟・山古志エリア
こころの嫁ぎ先、闘牛の里・山古志村。2004年中越地震前の貴重な風景が記録されています。
- 山古志の棚田:日本の原風景といわれる棚田。
- 八海山ロープウェイ:越後三山の一つ、八海山のロープウェイ。
- 八海山公園:八海山麓の公園。
- 山古志民族資料館:山古志の伝統を伝える資料館。
- 種苧原(たねすはら)闘牛場:山古志の闘牛場。
- 虫亀闘牛場:山古志の闘牛場。
- しゃくなげ観光センター:山古志の観光拠点。
- 宇田沢川の第一木ノ女沢橋:山古志の風情ある橋。
- 旧片貝煙火工場:片貝の花火で有名な地域。
- 片貝煙火店:花火の老舗。
- 浅原神社:片貝の由緒ある神社。
- 六日町の農道:新潟の田園風景。
東京・その他エリア
- 法政大学富士見坂校舎:大学シーン。
- 東京ヒルトンホテル:西新宿の高級ホテル。
- NHK放送センター東遊歩道:NHK周辺。
聖地巡礼のおすすめルート
浅草下町ルート(半日コース)
隅田川の吾妻橋から浅草寺、浅草神社、花やしきを巡る、こころが生まれ育った下町散策。
山古志闘牛ルート(日帰り)
山古志の棚田と種苧原闘牛場を訪れる、山古志の伝統文化と絶景を体感できる旅。
視聴者の声・評判
評価スコア
2003年上半期のNHK朝ドラとして放送。平均視聴率19.1%を記録し、半年間、多くの家庭の朝を彩りました。
好評だったポイント
「中越典子の元気で明るいヒロイン」「山古志の闘牛文化が興味深い」「浅草の下町情緒が温かい」「地震前の山古志村の貴重な記録」という声が寄せられています。