作品紹介
『心が叫びたがってるんだ。』は、2015年9月19日に公開されたA-1 Pictures製作のアニメーション映画です。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』チーム(監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀)による"超平和バスターズ第2弾"のオリジナル劇場アニメ。埼玉県秩父市を舞台に、卵焼きの妖精に呪いをかけられて喋れなくなった少女・成瀬順が、高校のミュージカル発表会を通じて自分の心を取り戻していく感動の青春アニメです。興行収入10億円超のヒットを記録し、第19回日本アカデミー賞アニメーション作品賞にノミネートされました。
幼い頃、家族が壊れたきっかけになる発言をしてしまい、卵焼きの妖精に「もう喋れなくしてやる」と呪いをかけられた成瀬順(CV:水瀬いのり)。喋ろうとするとお腹が痛くなる呪いを抱え、心を閉ざして過ごす高校2年生の順は、メールでしか自分を表現できない。ある日、地域交流会の実行委員に選ばれた順は、無気力な男子・坂上拓実(CV:内山昂輝)、肘を故障した元エースの田崎大樹(CV:細谷佳正)、優等生でチアの仁藤菜月(CV:雨宮天)と共にミュージカルを企画する。順は主役を務めることになり、ミュージカル本番の日、ついに自分の本当の気持ちを"歌"で叫ぶ——。
埼玉県秩父市の風景(羊山公園、横瀬駅、坂氷交差点、ジョナサン秩父店、武蔵野銀行秩父支店など)をモデルにした"超平和バスターズ"作品。"言葉"と"歌"の力をテーマに、傷ついた青少年たちの心の解放を描いた本作は、興行収入10億円突破・日本アカデミー賞ノミネートと高い評価を獲得した青春アニメ映画の傑作です。
話題になったポイント
あの花チームの第2弾
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフ(長井龍雪×岡田麿里×田中将賀)が再集結した"超平和バスターズ"第2弾。前作のチーム愛と痛みのテーマが、より普遍的な"言葉と歌"の物語に昇華されました。
水瀬いのりの主役
当時若手声優として注目を集めていた水瀬いのりが、喋れない主人公・成瀬順を担当。声がほぼないキャラクターを表情と歌で演じ分けた繊細な演技が高く評価されました。
埼玉県秩父市のロケハン
『あの花』に続いて秩父市を舞台に設定。羊山公園の階段、横瀬駅のホーム、坂氷交差点、武蔵野銀行など、リアルな秩父の景色を作中に再現。聖地巡礼で多くのファンが秩父を訪れました。
ロケ地ガイド
揚羽高校・お山の上のお城シーン
順たちが通う揚羽高校と物語の象徴・お城のロケ地です。
- 栃木県立足利南高等学校:揚羽高校の外観モデル。
- 秩父市立秩父第二中学校:揚羽高校から見た風景。
- ノイシュヴァンシュタイン城:お山の上のお城(ラブホテル)のモデル。
- シャトーデュオ:お山の上のお城(ラブホテル)の参考。
- 坂氷交差点:拓実がお城跡へ向かうため自転車で駆け上がったカーブ。
順の幼少期・呪いシーン
順が呪いをかけられた幼少期のロケ地です。
- ホルモン高砂前の道:小さい頃の順が走った場所。
- 赤坂板金前の道:小さい頃の順がお城を目掛けて走った場所。
- 空き地:成瀬家のモデル。
- 羊山公園:玉子の妖精におしゃべりが出来なくなる呪文をかけられた階段。
- 花の木小学校前の道:順が走ったフェンス横の道。
順・拓実・大樹・菜月の青春シーン
4人の実行委員の青春ドラマのロケ地です。
- 坂道:拓実が自転車で下った坂道。
- 大慈寺:言葉の神様を祀る「大慈寺」。
- 一軒家:坂上家のモデル。
- 小川沿いの道:野球部員たちが歩いた場所。
- 西武鉄道秩父線沿いの道:電車が映ったシーン。
- 西武鉄道秩父線横瀬駅:菜月と大樹が話したホーム。
- 旧モンマートやおうめ:順が拓実にミュージカルへの想いを伝えたバス停のあるコンビニ。
- ジョナサン秩父店:4人で過ごした「ジョナサン」。
- 大栄パーク秩父宮側町:順が腹痛で診察を受けた「霜仁田病院」。
- 番場町公会堂前の道:拓実と菜月が話しながら歩いた場所。
- 武蔵野銀行秩父支店:「ワクドナルド」がある場所。
- 道路:順がメールで菜月と話しながら歩いた場所。
- 道路:順が一瞬振り返った場所。
- 西武鉄道秩父線の踏切:順と大樹が話した踏切。
- 横瀬中学校から西南の道路:順が転んだ場所。
聖地巡礼のおすすめルート
秩父市街・揚羽高校ルート
羊山公園から旧モンマートやおうめ、ジョナサン秩父店、武蔵野銀行秩父支店を巡れば、順たちの青春の舞台を体感できます。
横瀬駅・お城ルート
西武鉄道秩父線横瀬駅、坂氷交差点、シャトーデュオを巡ると、ミュージカル発表に向かう4人の心の道のりを辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
興行収入10億円突破、第19回日本アカデミー賞アニメーション作品賞ノミネート。"言葉"と"歌"の力をテーマにした青春アニメの傑作として、高い評価を維持しています。
好評だったポイント
「順の歌うシーンに号泣」「秩父の景色が美しく描かれている」「あの花チームの世界観が健在」「水瀬いのりの繊細な演技が見事」「ミュージカル本番のシーンが圧巻」といった感想が寄せられました。