作品紹介
『内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ11 皇女の霊柩』は2001年7月10日にTBS系「火曜サスペンス劇場」枠(21:00-22:54)で放送された浅見光彦シリーズの2時間ドラマ。原作は内田康夫の同名小説。脚本は大久保昌一良、演出は小平裕、音楽は渡辺俊幸。主演は榎木孝明(浅見光彦役)、共演に大空眞弓(雪江母役)、近藤芳正、若林豪(陽一郎兄役)、酒井和歌子(池本志保役)、神保悟志、神山繁、植本潤、池田鴻、田島令子、小林綾子、伊吹剛、村田雄浩、片岡五郎など。中山道・馬籠宿と東京を結ぶ、皇女和宮の二つ目の霊柩を巡る連続殺人事件を描いた、内田康夫ファン必見の浅見光彦シリーズ第11作です。
浅見光彦(榎木孝明)は雑誌のルポルタージュ取材で中山道・馬籠宿を訪れます。江戸時代、徳川家茂に嫁いだ皇女和宮の「霊柩」が、京都から江戸へ運ばれた中山道を辿る取材です。しかし、馬籠宿で出会った地元の女性が東京の自宅で何者かに殺害されるという事件が発生。さらに、馬籠で取材中に出会った人々が次々と命を落としていきます。
歴史ロマンと連続殺人事件が交錯する中、浅見は皇女和宮の「二つ目の霊柩」という伝説に隠された真実に迫ります。なぜ霊柩が二つ存在したのか?なぜ現代の人々がそれをめぐって殺されていくのか?兄・陽一郎刑事局長の助けも借りながら、浅見は中山道・馬籠宿・妻籠宿、阿智村昼神温泉、長野県庁、伊那・中川村の今錦米澤酒造、入間市の旧石川組製糸西洋館、東京の立正大学学園など、信濃と東京を行き来して事件の真相を追います。中央高速道路、神坂PA、中津川ICなど道路名所も登場する、トラベルミステリーの名作です。
話題になったポイント
榎木孝明の浅見光彦シリーズ第11作
TBS版浅見光彦シリーズで榎木孝明が浅見光彦を演じた第11作。穏やかな知性派・浅見の人物像を見事に体現した榎木孝明の代表作の一つで、内田康夫ファンから根強く支持されています。
皇女和宮の霊柩という歴史ミステリー
江戸時代、皇女和宮が徳川家茂に嫁いだ際に運ばれた「霊柩」をモチーフにした歴史ミステリー。なぜ「二つ目の霊柩」が存在したのかという歴史ロマンと、現代の連続殺人を結びつけた構成が、内田康夫らしい知的好奇心を刺激します。
中山道・馬籠宿・妻籠宿のフルロケ
中山道の馬籠宿、妻籠宿という歴史的な宿場町をフルロケ。永昌寺、大黒屋、けやき工房、阿智村昼神温泉郷など、中山道沿いの名所が次々と登場し、観光気分でミステリーを楽しめる仕様になっています。
ロケ地ガイド
馬籠宿・妻籠宿エリア
事件の主舞台。
- 永昌寺:岐阜県中津川市馬籠、馬籠の古刹。
- 馬籠宿:岐阜県中津川市馬籠、中山道の宿場町。
- 中央高速道路中津川IC:岐阜県中津川市千旦林、馬籠の玄関口。
- 妻籠宿:長野県木曽郡南木曽町吾妻、もう一つの中山道宿場町。
- 大黒屋:岐阜県中津川市馬籠、馬籠の老舗。
- けやき工房:長野県木曽郡南木曽町吾妻、妻籠の工房。
- 中央高速道路神坂PA:岐阜県中津川市神坂。
長野・阿智村・伊那エリア
信州の風景。
東京・埼玉シーン
都内と入間の事件。
聖地巡礼のおすすめルート
中山道宿場町ルート
馬籠宿を起点に永昌寺、大黒屋を巡り、妻籠宿とけやき工房を訪ねる、中山道宿場町巡礼コース。
信州温泉ルート
湯元ホテル阿智川(阿智村昼神温泉郷)で温泉を堪能後、今錦 米澤酒造で信州の地酒を味わう、信州癒しコース。
入間レトロルート
旧石川組製糸西洋館(入間市)で大正レトロな洋館を訪ねる、埼玉建築散策コース。
視聴者の声・評判
評価スコア
TBS版浅見光彦シリーズの第11作として、シリーズファンから安定した支持を獲得。内田康夫原作のトラベルミステリーの良さを存分に楽しめる一作です。
好評だったポイント
「榎木孝明の浅見光彦が安定の演技」「皇女和宮の霊柩という歴史ロマンが秀逸」「中山道馬籠宿・妻籠宿の風景が美しい」「酒井和歌子の池本志保役が良い」「2時間ミステリーの王道」「歴史と現代をつなぐ構成が面白い」「信州の旅情満載」――内田康夫ファン・2時間ドラマファン・歴史ロマンファンから愛される、浅見光彦シリーズの名作です。