作品紹介
『高校生レストラン』は2011年5月から7月まで日本テレビ系「土曜ドラマ」枠で放送された全8話のお仕事青春ドラマです。主演は松岡昌宏(TOKIO)、共演は吹石一恵、神木隆之介、川島海荷、板谷由夏、伊藤英明、原田芳雄(遺作)、三吉彩花、能年玲奈、松岡茉優ら。モデルは三重県多気町の五桂池ふるさと村内にある"高校生レストラン まごの店"——三重県立相可高校の現役高校生が運営する本物の話題レストランです。キャッチコピーは「料理も、人生も、真剣勝負。」。
主人公・村木新吾(松岡昌宏)は、銀座の一流料亭・銀波を辞めた板前。幼なじみの町役場職員・岸野宏(伊藤英明)に頼まれ、出身地・三重県相河町の相河高校の臨時教師として赴任。岸野は町おこしの一環として"高校生レストラン"をオープンさせようとしており、新吾は調理実習指導を担当することに。坂本陽介(神木隆之介)、米本真衣(川島海荷)ら生徒たちと、地元食材・料理・商売のすべてに真剣に向き合う日々が始まります。
三重県多気町、伊勢市、松阪市など三重県オールロケで、ご当地食材と料理シーンが丁寧に描かれます。松岡昌宏の板前役、神木隆之介・川島海荷ら若手の熱演、伊藤英明の町役場職員、そして何より原田芳雄(本作が遺作)の重鎮感が、心に残る一作となりました。
話題になったポイント
実在の"高校生レストラン"がモデル
三重県立相可高等学校(現・相可高校)食物調理科の生徒が実際に運営する"まごの店"が本作のモデル。実在の食育・職業教育の取り組みをドラマ化した点が話題となりました。
原田芳雄の遺作
本作は名優・原田芳雄の遺作。村木定俊(新吾の父)役で重厚な演技を見せ、本作放送から間もなく71歳で逝去しました。
三重県オールロケ
多気町、伊勢市、松阪市、鳥羽市など、三重県の食と自然の魅力を全編で活用。伊勢エビや松阪牛、三重の食文化が全国に発信された地域活性化の成功例です。
ロケ地ガイド
相河高校と高校生レストラン
物語の中心となる相河高校と"高校生レストラン"は、山梨・三重の学校・施設で撮影されました。
- 肝要の館:高校生レストラン
- 山梨県立山梨園芸高等学校:相河高校
- 田んぼ:三重県相河町の田園
- 笛吹市役所芦川支所:相河町役場
- 味馬車:お食事処 坂本屋
三重県の本格ロケ
伊勢商人館、近畿日本鉄道、斎宮駅、松名瀬海水浴場など、三重県内での本格ロケ。
- 伊勢河崎商人館:第1話の電話レストラン依頼
- 近畿日本鉄道山田線斎宮駅:相河駅
- 高須海岸:第1話の海岸会話
- かねやす本店:第1話のかつお節店
- 武蔵野:第2話の連れて行かれた店
- 松名瀬海水浴場:第2話の砂浜
- 野あそび棚:第2話の話し合いの店
新吾の生活圏と食の舞台
新吾の仕入れ先や仕事場面は、神奈川の市場や静岡の海岸で撮影されました。
- 笛吹川の河原:頻出する河原
- 千本浜公園:頻出する砂浜
- 横浜市中央卸売市場南部市場:村木の仕入れ市場
- 中村川の滝之川橋:第1話の生徒たちの橋
- 中村川の矢下橋:第1話の生徒たちの橋
- 近鉄山田線:第2話の近鉄電車
聖地巡礼のおすすめルート
三重県多気町・高校生レストランルート
まごの店(実在)→伊勢河崎商人館→斎宮駅→高須海岸と、三重県の食育ドラマの舞台を巡るコース。実際のまごの店で食事もおすすめ。
山梨・笛吹ルート
肝要の館→山梨県立山梨園芸高校→笛吹市役所芦川支所→笛吹川の河原と、山梨県内のロケ地を巡るコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
実話ベースの食育ドラマとして好評を獲得。松岡昌宏のシリアス芝居、原田芳雄の遺作としての重み、三重県オールロケの充実感で、2011年土曜ドラマの秀作として記憶されています。
好評だったポイント
松岡昌宏の板前役、神木隆之介の生徒役、原田芳雄の重厚感、実話ベースの説得力、三重県の食と自然。お仕事青春ドラマの金字塔的一作です。