作品紹介
『火災調査官・紅蓮次郎11』は、2010年11月20日にテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」枠で放送された2時間ドラマです。1996年に第1作が放送されて以来15年続く長寿シリーズの第11作。船越英一郎が主演する「2サスの帝王」とまで言われた人気シリーズの代表作で、火災現場の科学調査を通じて事件の真相に迫る本格ミステリーが視聴者を惹きつけてきました。共演はキャロライン洋子、橋爪淳、伊原剛志、神保悟志、清水富美加など、シリーズおなじみのキャスト陣。神奈川県小田原市消防本部の協力で、実際の調査車両や消防車を使用したリアル感あふれる撮影が話題になりました。
火災で妻を亡くした火災調査官・紅蓮次郎(船越英一郎)の信念は「火を弄ぶ人間は許さない」。神奈川県小田原市の住宅火災から始まる本作では、被害者・原田清恵の死をめぐり、娘の星子(大谷允保)と紅蓮との出会いから事件が動き出す。1年前に弟が遺体で発見された河原、選挙活動を展開する中園貞子の周辺、紅蓮の元同僚たちとの連携——。火災科学の専門知識と紅蓮の鋭い洞察が、被害者の弟死亡事件にまで遡り、家族間の闇を解き明かしていく重厚なミステリードラマです。
神奈川県小田原市・川崎市・横浜市を中心に、埼玉・東京まで広域ロケを敢行。実在の小田原市消防本部や神奈川県警本部庁舎が登場するなど、警察・消防の協力を得たリアル感が見どころ。船越英一郎の「2時間ドラマの帝王」ぶりを堪能できる、人気シリーズの一作です。
話題になったポイント
船越英一郎「2サスの帝王」
2時間サスペンス(2サス)ドラマでの圧倒的な存在感から「2サスの帝王」と呼ばれた船越英一郎。本作の紅蓮次郎は彼の代表的当たり役の一つで、シリーズ全15作以上で視聴者を魅了してきました。
小田原市消防本部の協力
神奈川県の小田原市消防本部が撮影に全面協力、実際に運用中の調査車両や消防車を提供。火災現場検証シーンのリアル感が向上し、消防・防災ドラマとしての評価も高まりました。
火災科学×推理ミステリー
燃焼パターン、出火原因の特定、火災実験などの専門知識と推理を組み合わせた本格ミステリー。消防研究センターでの火災実験シーンなど、科学捜査ドラマの先駆けとなる描写が特徴です。
ロケ地ガイド
神奈川・小田原(事件の中心)
事件の主要舞台、原田家・中園家のシーン。
- 早川の旧早川橋:小田原市、中園貞子たちが目撃情報を集めていた橋。
- 西湘バイパスの高架下:小田原市、原田清恵と星子が話していた高架下。
- 小田急小田原線開成駅:開成町、消防車が走っていた場所。
- 一軒家:原田清恵が亡くなった火災現場の家。
- 早川の河川敷:小田原市、1年前に星子の弟が遺体で発見された河原。
- 道路:11月6日、消防車が走っていた港。
- 小田原市消防本部:小田原市荻窪、「美津原市消防署」のロケ地(実際の協力消防本部)。
- マジャパイト:紅蓮次郎が原田星子を訪ねた外国雑貨店。
- 子供服 sukisuki:「中園ゆたか選挙事務所」のロケ地。
- 小田原さかなセンター前の道:1年前、星子が弟を車から降ろした場所。
- ilmare:原田清恵が乗り込んできたレストラン。
- 住宅街:中園豊の選挙宣伝カーが走っていた住宅街。
- JR東海道本線鴨宮駅:小田原市、原田清恵が中園豊からビラを貰う時のシーン。
横浜・神奈川県警と再会の地
警察捜査・クライマックスシーン。
東京・埼玉ロケ
火災実験・捜査シーン。
聖地巡礼のおすすめルート
小田原ミステリールート
小田原市消防本部から早川の河川敷、小田急小田原線開成駅を巡る小田原ミステリーコース。事件の中心地を辿れます。
横浜・大黒ふ頭ラストシーンルート
神奈川県警本部庁舎から大黒ふ頭海釣り公園を巡る横浜コース。紅蓮と星子のクライマックスシーンの場所です。
視聴者の声・評判
評価スコア
2010年放送、土曜ワイド劇場の人気シリーズ第11作。平均視聴率10%超を維持し、長寿2サスドラマとしての確かな地位を築いた一作です。
好評だったポイント
「船越英一郎が安定の演技」「火災科学の知識が興味深い」「小田原ロケがリアル」「2サスらしいテンポの良さ」「シリーズの世界観が確立」「消防本部の協力でリアル」と評価され、土曜ワイド劇場の代表的シリーズとして親しまれています。