作品紹介
『映画 クロサギ』は、2006年のTBSドラマの劇場版として2008年3月に公開された詐欺師アクション映画である。詐欺師には3種類いる──金銭を奪う「シロサギ」、異性を弄ぶ「アカサギ」、そしてシロサギだけを食い物にする「クロサギ」。主人公・黒崎(山下智久)はクロサギとして詐欺師たちを騙し返す日々を送っていた。
ある日、巨大詐欺を計画する石垣徹(竹中直人)の存在を突き止めた黒崎は、日本経済を揺るがす陰謀を阻止するため命がけの騙し合いに挑む。オセロゲームと詐欺を絡めた頭脳戦が繰り広げられ、興行収入17.1億円を記録した。
話題になったポイント
豪華キャスト陣の集結
主演の山下智久に加え、堀北真希、竹中直人、山崎努、大地真央、哀川翔、笑福亭鶴瓶など大物俳優が集結。ドラマ版のレギュラーキャストに映画オリジナルの豪華俳優が加わった。
興行収入17.1億円のヒット
ドラマ版が2006年TBSドラマとして平均視聴率トップを記録した人気を受けての映画化。多くのファンが劇場に足を運び、興行収入17.1億円の好成績を収めた。
試写会で本物の詐欺事件が発生
詐欺師を題材にした映画の試写会で、精巧にカラーコピーされた偽の試写状による詐欺が実際に発生するという、作品の内容を地で行く珍事件が話題となった。
ロケ地ガイド
東京エリア
東京都内を中心に多数のロケが行われ、黒崎の活動拠点である下町の雰囲気が印象的に描かれた。
- オークラアカデミアパークホテル:劇中の重要な会合シーンで使用
- 成田国際空港第1ターミナル:黒崎が御木本に会う空港シーン
- 日本医科大学付属千葉北総病院:レイコの娘が入院する病院として登場
- 東武動物公園:メリーゴーランドのシーンで使用
愛知・静岡エリア
関東以外でもロケが行われ、作品にスケール感を与えている。
- 明治村 聖ザビエル天主堂:黒崎と早瀬真紀子の教会シーンで使用された美しい洋風建築
- 名古屋ルーセントタワー:石垣のマリンブルー商会として登場
聖地巡礼のおすすめルート
千葉・下町探訪ルート(半日コース)
黒崎の住むアパート「夕幻荘」周辺の下町エリアを巡り、劇中の雰囲気を体感。成田空港シーンのロケ地も足を延ばせば訪問可能だ。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは2.9/5.0、映画.comでは2.1/5.0と厳しめの評価。ドラマ版ファン向けの色合いが強い作品である。
好評だったポイント
竹中直人の詐欺師役が「胡散臭さともっともらしさが絶妙」と高評価を受け、山崎努や大地真央などベテラン俳優陣の安定感も称賛された。クロサギという世界観・設定自体の面白さや、オセロゲームと詐欺を関連付けた言葉遊びを楽しむ声も多い。