作品紹介
『LEADERS II リーダーズII』は、2017年3月26日にTBS系で放送された2時間40分の特別企画ドラマです。2014年に放送されて好評を博した『LEADERS』の続編で、トヨタ自動車創業者・豊田喜一郎をモデルにした「愛知佐一郎」の戦後の販売戦略を描いた本格ビジネスドラマ。主演は佐藤浩市(愛知佐一郎役)、共演に山口智子(妻・晴子)、香川照之、吉田栄作、宮沢りえ、伊東四朗、内野聖陽、萩原聖人、福澤克雄など、超豪華キャストが揃いました。視聴率は10.7%(関東地区)を記録しました。
戦後・昭和の混乱期。アイチ自動車工業の創業者・愛知佐一郎(佐藤浩市)は「国産自動車を世界中に走らせる」という夢を抱き、技術立国・日本の礎を築いた。前作『LEADERS』が「国産自動車開発の世界」を描いたのに対し、続編の本作では「販売の世界」がストーリーの主軸に。"自動車の品質向上"にこだわる製造チームと、"販売の品質向上"を目指す販売チームが反目し合いながらも、同じ夢に向かって進んでいく——。製販一体、労使協調、技術立国、国産主義という戦後復興の理念を、人間ドラマとして熱く描いた良作です。
滋賀・旧豊郷小学校(アイチ自動車工業本社)、愛知・トヨタ産業技術記念館、福島・安積歴史博物館、奈良・東大寺、京都・グンゼ記念館など、全国の昭和レトロ建築・歴史的建造物を巡る大規模ロケ。当時の自動車産業と戦後復興の空気をリアルに再現した重厚なビジュアルが特徴です。
話題になったポイント
佐藤浩市×山口智子の夫婦劇
主人公・愛知佐一郎を佐藤浩市、その妻・晴子を山口智子という大人優の夫婦コンビ。戦後の混乱期に技術立国を目指す夫を支える妻の姿が、本作の人間ドラマの核となりました。
製造vs販売の葛藤
前作の「開発・製造」から続編の「販売・流通」へとテーマが拡大。"良い車を作っても売れなければ意味がない"という現代企業の本質を、戦後の自動車産業の歴史を通じて描いた点が高く評価されました。
豪華キャストの結集
香川照之、吉田栄作、宮沢りえ、伊東四朗、内野聖陽、萩原聖人——日本ドラマ界を代表する俳優陣が集結。技術立国を支えた男たちの人間ドラマを、それぞれの個性で熱く演じ切りました。
ロケ地ガイド
愛知・三重(自動車産業の中心地)
アイチ自動車工業の本拠地ロケ。
- 旧豊郷小学校:滋賀県犬上郡豊郷町、「アイチ自動車工業・本社ビル」のロケ地(昭和初期建築の名作)。
- 新城県営球場:愛知県新城市、「第2回全国中等学校野球大会決勝戦」が行われた球場。
- トヨタ産業技術記念館:名古屋市西区、「愛知自動織機製作所」の内部。
- 大黒屋:三重県、飯田キヨが女将をする料亭「成田亭」。
- 関宿:三重県亀山市、菊間武二郎が走行したアイチ車とすれ違った宿場町。
- 四谷千枚田:愛知県新城市、前川有造のアイチトラックが故障した棚田。
- 中山武鋳造所:三重県、シャフト強度テストが行われた製鉄工場。
- 倉敷紡績安城工場:愛知県安城市、「挙母工場」のロケ地。
- 名古屋市公会堂:名古屋市昭和区、「日本自動車配給会社協議会」が行われた会議室。
- 豊橋市公会堂:豊橋市八町通、「GHQ本部」のロケ地。
- 興正寺:名古屋市昭和区、愛知佐一郎の墓地。
京都・福島・静岡(昭和レトロロケ)
各地に点在する戦時・戦後シーン。
- 安積歴史博物館:郡山市開成、「仙台第二高等学校」のロケ地(旧制高校の歴史的建造物)。
- 稲取細野高原:賀茂郡東伊豆町、「三重県四日市の高原」のロケ地。
- グンゼ記念館:京都府綾部市、晴子と娘がカレーを配給した場所。
- 東大寺:奈良市雑司町、山崎亘と菊間武二郎が話していた寺院。
その他のロケ地
- 上海影視楽園の撮影用セット:「日の出モータース」のロケ地。
聖地巡礼のおすすめルート
愛知自動車産業ルート
トヨタ産業技術記念館から興正寺、名古屋市公会堂を巡る名古屋コース。日本の自動車産業の聖地です。
滋賀・旧豊郷小学校ルート
滋賀県豊郷町の旧豊郷小学校を訪れる聖地巡礼。アニメ『けいおん!』のロケ地としても有名な、昭和建築の名作です。
視聴者の声・評判
評価スコア
2017年放送、視聴率10.7%。前作と合わせて、戦後復興と技術立国の物語として高い評価を獲得しました。
好評だったポイント
「佐藤浩市の安定した演技」「山口智子の妻役が良い」「製造vs販売の対立がドラマチック」「昭和レトロの再現が見事」「日本の自動車産業に感動」「製販一体の理念に共感」と評価され、ビジネスドラマ・歴史ドラマの代表作として支持されています。