作品紹介
『内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ51 中央構造帯〜平将門伝説殺人事件〜』は、2014年12月5日にフジテレビ系「赤と黒のゲキジョー」枠で放送された2時間サスペンスドラマです。原作は内田康夫の同名小説『中央構造帯』(角川書店刊)、フジテレビ版「浅見光彦シリーズ」の第51作にして、中村俊介主演シリーズの円熟期に位置する作品。共演に黒谷友香(田中奈緒美)、長谷川博己ほか。日本史上の英雄・平将門伝説と現代の巨大メガバンクの怪死事件を結びつけた、壮大なミステリーです。
ルポライターの浅見光彦(中村俊介)は、平将門の取材で大手町のオフィスビル街を訪れ、大学の同期・阿部奈緒美と彼女の上司に再会する。2人は平将門の生地と同じ茨城県岩井町の出身で、平将門像にお尻を向けて座る席・通称「将門の椅子」に座った人物が立て続けに2人も亡くなったという都市伝説に光彦は興味を示す。続いて、千葉「八幡の藪知らず」を訪れた光彦は、銀行員の若い男が首つり自殺したという情報を得る——。光彦は東京・茨城・千葉・静岡を巡り、巨大メガバンクで起きる怪死事件と平将門の呪いの真相を解き明かしていきます。
東京・大手町のオフィスビル街、神田明神、平将門の首塚、茨城県岩井(坂東市)の国王神社、千葉県市川の不知森神社、静岡の十九首塚史跡公園・掛川城など、平将門ゆかりの地を巡る本格ロケが見どころ。歴史ロマンとミステリーの融合した、長寿シリーズ屈指の壮大な一作です。
話題になったポイント
平将門伝説×現代金融ミステリー
10世紀の歴史的英雄・平将門の伝説と、21世紀の巨大メガバンクの怪死事件を結びつけた壮大な構図。「将門の椅子」「将門の呪い」など、都市伝説的な要素と本格推理を融合した内田康夫の代表作の一つです。
東京・大手町の聖地巡礼的演出
東京・大手町の平将門の首塚、神田明神、千葉・市川の「八幡の藪知らず」など、関東に残る平将門ゆかりの地をドラマ内で次々と訪れる構成。歴史ファン・ミステリーファン双方を魅了しました。
シリーズ第51作の円熟味
2003年から続く中村俊介主演シリーズの円熟期に位置する本作。歴史的題材を扱う際の重厚感と、シリーズおなじみのキャストの安心感が、長寿シリーズの底力を見せました。
ロケ地ガイド
東京・大手町(事件の中心)
平将門の首塚と巨大銀行のシーン。
- 平将門の首塚:千代田区大手町、平将門の首塚(事件の核心)。
- 三菱一号館:千代田区丸の内、光彦・奈緒美・誠一が話した喫茶店。
- コープビル:「日本長期産業銀行」のロケ地。
- 神田明神:千代田区外神田、平将門ゆかりの神社。
- JR東海道本線東京駅丸の内口:千代田区丸の内、奈緒美と誠一が待ち合わせした東京駅。
- 警察庁:千代田区霞が関、浅見陽一郎が働く警察庁。
- アパート:高島又左衛門が住むアパート。
茨城県岩井(平将門終焉の地)
平将門の生地・岩井のシーン。
千葉・静岡(将門ゆかりの地)
「八幡の藪知らず」と十九首塚。
埼玉・東京の周辺シーン
聖地巡礼のおすすめルート
東京・平将門ゆかりの地ルート
平将門の首塚から神田明神を巡る東京・千代田区コース。歴史ファン・ミステリーファン必訪の聖地です。
千葉・市川「八幡の藪知らず」ルート
不知森神社を訪れる千葉県市川市の聖地巡礼。立ち入り禁止の伝説の森を間近で見られる、日本屈指のミステリースポットです。
視聴者の声・評判
評価スコア
2014年放送、浅見光彦シリーズ第51作。歴史的題材と現代ミステリーの融合で、シリーズの中でも特に評価の高い一作となりました。
好評だったポイント
「平将門の伝説とメガバンクの組み合わせが斬新」「歴史ロマンとミステリーの融合」「中村俊介の安定感」「八幡の藪知らずなど聖地巡礼向き」「将門の呪いという題材が興味深い」と評価され、浅見光彦シリーズ屈指の壮大な一作として親しまれています。